山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

バルト三国&ポーランドへの旅(5/22~31) その3(5/26ワルシャワ&5/27クラクフー1)

2015-06-15 21:55:23 | 海外旅行

5月26日 旅の5日目の朝はポーランドの首都ワルシャワの中央駅近くのホテルで迎えた。朝食前の軽い運動で中央駅近くまで歩き、町の様子をみる。朝食後はポーランドが生んだ音楽家ショパンにまつわる公園・教会を訪れ、さらに旧市街広場を歩く。
夕刻ポーランド王国最盛期の首都であったクラクフに向かった。
5月27日 旅の6日目はクラクフ郊外にある世界有数規模のヴィエリチカ岩塩採掘場を見学、その後、負の世界遺産として知られてるアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容場を見学。

<5/26ワルシャワ市内観光>

・早朝散歩で見た野菜売り場。トマト、オレンジ、キュウリなど品数は多い

・通勤ラッシュで車は大渋滞

・ワルシャワ中央駅近くにある文化科学宮殿スターリンが寄贈したので当初は嫌われたが現在は利用されているとか

 

・バスにて市内観光へ。ワゼェンキ公園にショパンの銅像

・近くにある大統領府が木の間から見えた

・ショパンの心臓が安置の聖十字架教会はバロック様式で荘厳

・教会内部は華やか

・身廊の左側の石柱に安置のショパンの心臓

・街中には至る所にショパンに関連するものが。石造りのベンチに押しボタンがあり押すとショパンの曲が流れる

・旧市街の広場にはピンク色のマロニエ(栃)の花

旧王宮広場には多くの観光客が

・赤レンガの砦バルバカン城壁

・ノーベル賞を2度受賞したキューリ夫人の住居。彼女が発見した元素の記号”Ra,Po”が壁に

<5/27 クラクフ市>

・朝食後 バスにて郊外にあるヴェリチカ岩塩坑へ。13世紀から1996まで利用されていた。坑道総延長は300km。現在は35kmが観光用

・世界有数の規模の岩塩採掘場へ。坑夫が利用したエレベータで320mの地下へ

・採掘の岩塩を地上まで吊り上げた古い器具類

・地下300mの教会。坑夫が力を合わせて造ったそうだ。内部はかなり広い

・地底湖の水はコバルトブルー

負の世界遺産で知られるビルケナウ・アウシュビッツ強制収容所の見学。ナチスドイツがユダヤ人根絶の施設として建設。少なく見積もっても150万人が虐殺されたとのこと。ユダヤ人が乗ってきた貨物列車の引き込み線

・このフォームでユダヤ人は金目の物を取られ選別が行われたとのこと

・ガス室で殺された人が焼却された竈があった小屋

・収容所の内部。遠くに見えるのは長方形の台はトイレ。決まった時間に一斉にしたそうだ

・アウシュビッツ第一収容所は博物館になっている。多くの見学者が訪れていた

 

次回はその4「5/28クラクフ-2市内観光&5/29カルバリーへ」をアップします

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
負の世界遺産 (あまもり)
2015-06-16 16:04:24
アンネの日記で有名なアンネフランクもこのアウシュビッツのビルケナウ収容所で亡くなったんですよね確か。
ユダヤ人を根絶する施設とは何と恐ろしいところなんでしょうか。
線路の先の門はユダヤ人にとってまさに死の門。
建物の背景の空の雲が何となくおどろおどろしく感じます。
ここはポーランドですが、本国ドイツにもあった強制収容所もきちんと残されていますね。
過去のあやまちを反省するために、負の世界遺産として施設を現存しているその精神に拍手を贈ります。

ショパンはポーランド出身だったのですか。
ショパンの心臓を安置ですか。本物を、ですか。
ポーランドの人々の誇りを感じますね。
返信する
負の遺産。 (オオルリー55)
2015-06-17 14:16:43
第2次大戦の大きな負の遺産ですね。日本も世界初の原爆投下と言う大きな負の遺産を貰いましたよ。人類は永遠に殺戮を続けるのですかね。戦いの歴史は消える事が無いですね。ショパンの音楽が流れる町良いですね。キューリ婦人は此処の出身ですか、2度のノーベル賞凄いでね!!









返信する
あまもりさん (高花六無斉)
2015-06-18 09:38:53
あまもりさん お早うございます。
私の住んでいる北総地方は空梅雨です。もう雨は不要だと言っている九州が大雨、天の神様は気まぐれですね。

負の遺産であるアウシュビッツでもたくさんの写真を撮りましたが、刺激的なものは載せるのを避けました。
ビルケナウの収容所はアウシュビッツの収容所が狭くなったので造ったそうです。この鉄道で貨車に乗せられたユダヤ人はプラットフォームで選別され(金目のものは全部巻き上げられたとのこと)、女性と子供は早々にガス室いつもに送られたそうです。元気そうな男性は同胞を殺戮するための設備建造に雇用されたそうです。
戦争は人間を狂気に走らせ個人ではできない残虐なことをするのですね。
そうですね、私もショパンはフランス人と思っていましたよ。ただ早くにフランスで活動していたようです。

いつも暖かいコメント有難うございます。
返信する
オオルリー55さん (高花六無斉)
2015-06-18 09:52:25
オオルリー55さん お早うございます。
こちらは雨がほとんど降りませんね。昨日空が暗くなったのですが、一滴も降らずに終わりました。
いつも早々のコメント感謝します。

負の世界遺産アウシュビッツでも写真をたくさん撮りましたが、刺激的なものは載せませんでした。無辜の民を、ユダヤ人やジプシーと言うだけで100万人以上を、拉致し、ガス室に送り殺戮し、竈で焼却、こんなことは普通の神経ではできませんね。現在のドイツは少しは反省しているようですが、あれはナチスがやったことだと責任転嫁しているところがありますね。アメリカも日本の敗北を知りながら落とした。人種差別を感じますね。それに戦争は人間を狂気にしますね。
ショパンの人気は過ぎですね。あちこちにショパンに関連する建物、像がありますよ。
返信する
作曲家ショパン (はたやん)
2015-06-19 18:09:03
こんばんは~

今日も朝から鬱陶しい天気が続いてます
何だかちょっと肌寒い日になってます。

ポーランド出身の天才作曲家. ショパンは
その作品のほとんどを ピアノ独奏曲が占め
ピアノの詩人とも呼ばれてますね。
中でも私は特に「別れの曲」や
「雨だれの前奏曲 」などが大好きですね~

ポーランドが生んだ作曲家ショパンだけに
街中にはショパンの銅像が有ったり、
石造りのベンチに押しボタンが備えてあって
これを押すとショパンの曲が流れるのですね。
どんな曲が流れたのか興味が有りますよ。

負の世界遺産で知られるビルケナウ・アウシュビッツ強制収容所も見学されたのですね
ユダヤ人150万人もがここで虐殺されたとのこと
誠に恐ろしいことですね。

キュリー夫人もポーランドが生んだ偉人の一人ですね
ノーベル賞を2度も受賞されているなんて、素晴らしいことですね。

返信する
はたやんさん (高花六無齋)
2015-06-21 17:11:02
はたやんさん こんにちは!
本格的な梅雨入りを感じさせ雨が降り続いていますね。

ポーランドのガイドさんの話の中に出てくる回数の多いのはやはりショパンでしたね。
石造りのベンチにある押し釦で曲が流れるのにびっくりしました。花ぐるまによれば「別れの曲」がこのベンチで演奏されていたそうです。
公園のショパンの銅像は大きく芸術的な形をしていました。
ショパンは若いころから結核を患っており、病苦の中で頑張っていたようです。途中でフランスに居を移し活動していたので、ショパンをフランス人と思っている日本人は多いですね。
負の世界遺産であるアウシュビッツのことは本を読んだり、TVなどで知っていましたが、現地で収容所を見ますと人間とはかくも残虐になれるのかと慄然としますね。ユダヤ人と言うだけで無辜の民を強制的に連れてきて、お風呂に入れるよと騙しガス室に入れ殺し、竈で焼く行為は狂気の沙汰ですね。アップ画像以外に沢山写真を撮りましたが、刺激が強いので避けました。

キューリ夫人もポーランドの誇りのようです。
いつも見ていただき暖かいコメントありがとうございます。
返信する
ポーランド (magamik)
2015-06-25 21:36:15
こんばんわ~
近畿地方は程よい雨の量ですが大雨の被害も出ており、この先が心配になります。

ポーランドが生んだショパン、日本でも知らない人はないのではと思いますが、音楽の聴かれる椅子には座ってみたいですね。

ノーベル賞を二度も受賞したキュリー夫人、自身も被爆しており、骨髄性白血病になっておられますね。
何かの読み物で自分の研究の結果が悪い方面に使われたことを嘆いておられました。

ビルケナウ・アウシュビッツ強制収容所では150万人もの人々が虐殺されたのですか!
身の毛もよだつ恐ろしさですね!!
こういった施設を残すことによって同じ過ちを繰り返さないように訴えているのですね。

岩塩が地下300mもの所で掘られていたとは驚きました。

とても良い勉強になりました。
ありがとうございました。
返信する
magamikさん (高花六無齋)
2015-06-28 20:31:04
magamikさん こんばんは!
こちらは梅雨の晴れ間で日中は蒸し暑かったのですが夜になったら涼しくなってきました。

ポーランドのガイドさんの説明で最も多かったのはショパンでしたね。それにヨハネパウロ二世もポーランドの誇りのようでした。
公園にあったショパンの像はとても大きく、ピアノを弾いているようなポーズでした。
街中の休憩のベンチもボタンを押せばショパンの曲が流れてくるようでした。
ノーベル賞を2度も受賞したキューリ夫人もポーランドの誇りですね。
アウシュビッツ強制収容所では人類がこれほど残酷になる戦争をどうしたらなくせるかを突き付けているように感じました。
全長300kmもある地底岩塩坑に圧倒されましたね。
お土産に岩塩を買ってきましたが良い味でした(笑い)。
いつも暖かいコメントありがとうございます。
返信する

コメントを投稿