ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の切り株(5)

2022-06-07 08:46:17 | 水戸

次郎杉(偕楽園 常盤町1-3-3)
 現在も元気な樹齢800年の太郎杉の近くに、昭和39年の台風20号で倒れたという、次郎杉の切り株が残っています。これも太郎杉同様、そうとうな巨木だったようです。60年くらい風雨にさらされると、これくらいの姿になるようです。

 

囲裏窯跡(かこえうらかまあと)発掘調査現場(見和1丁目 36°22'48.5"N 140°26'37.6"Eあたり)
 幕末期につくられた民間の陶器窯だったらしい遺跡の発掘現場にあった、たくさんの切り株です。だいぶ地面を掘り下げたようで、木の根の部分が地表に出ていて、珍しい風景ができています。

 

香取稲荷神社(東大野 36°21'51.2"N 140°31'44.4"Eあたり)
 那珂川堤防工事に伴う新しい道路をつくる工事で、現在社殿が取り払われている香取稲荷神社です。その境内にある、古い切り株ですですが、これもそうとう大きな杉だったようです。

 

車丹波守憤恨の地(元吉田町 36°21'23.8"N 140°28'56.7"Eあたり)
 佐竹氏の武将で、徳川氏に反旗をひるがえした、車丹波守斯忠(たんばのかみつなただ)を祀った車塚という石祠が元吉田にあります。その後ろに生えた木が太くなって、幹が石祠に食い込んだようで、石祠保護のために木を伐採したようです。写真矢印のように、食い込んだ幹は、伐採後の今も石祠についています。その下が切り株です。

 

極楽橋近くの水神社(吉沼町 36°21'50.3"N 140°31'26.3"Eあたり)
 ここでは、神社背後の木が不自然なくらい傾いていましたが、重さに堪えかねたようで、折れてしまったようです。その結果、切り株が残されたようです。

水戸の切り株(4)


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