ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の蔵棟木にかかれた模様(1)

2019-08-20 20:12:34 | 水戸
 の屋根を支える棟木(むなぎ)を横の妻側に突き出すというスタイルが水戸ではよく見られます。そして、その突き出た部分を漆喰でおおい、そこに文字などがよくかかれています。かかれているものは、名字や、屋号、家紋、通称などのようです。
 
 
一般的(小林町)
 普通は、そのまま材木が出ています。漆喰でおおったのは、たぶんはじめは、雨による腐食を防ぐためだったのでしょう。
 
 
名字(小吹町)
 これは篆書(てんしょ)体のようで、そうとう装飾的です。文字は小林で、周囲に雲がほどこされているようです。
 
 
名字(飯島町)
 この蔵の場合は、屋根より下は棟木といっしょに固められています。
 
 
屋号(五平町)
 屋号で、山カと読むのでしょう。加倉井町に、山ヒもありました。
 
 
家紋(小泉町)
 三つ巴(みつどもえ)なので、たぶん家紋なのでしょう。
 
 
通称(鯉淵町2897)
 中崎家は周囲に堀があるので、堀之内と呼ばれているそうです。堀之内の裏側は中崎となっています。住宅は、国の重要文化財に指定されています。

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