「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

埼玉地区OB会の幹事が塩原に一泊旅行(一日目)

2019年06月27日 13時57分44秒 | 日記

梅雨入りして一週間、二年に一度の幹事会懇親旅行、前日までの雨が心配だったが、

旅行日となった25、26日は梅雨の中休みとなり、下界は30℃を超える夏日と

いうが、標高1千mの高原は涼しく、夜は16℃まで下がっていた。

25日は、8時45分幸手駅前ロータリーに集合することになっていたが、Y君が

時間になってもやってこないので電話すると「まだ1時間あるから、現在準備中」

との返事、1時間勘違いしていたようで、仕方なく家まで迎えに行くことになった。

幸手市内の住んでいたことが幸いし、Y君の家に寄っても、予定通りのスケジュール

で可能で一安心する。

そんなこんなで参加者6人が、無事高速道路に乗り、会費集金となったところで

Y君が財布も小銭入れも忘れてきたという、今更戻れないので、5人から会費を

若干多く徴収する。

メンバー全員、呆れるとともに、いつものマイペース感覚をネタに車内は大いに

盛り上がる。

今回の旅行は、塩原温泉郷での湯浴みは勿論ですが、全員何度も行っている塩原

温泉郷ですが、見たことがない滝を見に行くという、ちょっと変わった懇親旅行を

私が計画しました。

東北高速矢板ICを下り、道の駅で昼食弁当を仕入れる。

県道56号へ、塩原温泉郷への裏街道で九十九折れの長い長い登り道、でも新緑の

自然林の緑のトンネルを走るのは非常に気持ちがいい、ただ、汗を流して自転車で

登る人も多く、運転には注意が必要だ。また、道路のカーブにはたくさんのタイヤ

マークがついており、違法なヒルクライム走行がうかがわれる。

幸手駅前を出発して2時間45分、予定通り八方ヶ原の「山の駅たかはら」に到着。

ここで、山の駅長に頼み込んで、緑の景色が素晴らしいベランダのイスとテーブル

席を借りて、少しリッチになった気分で弁当昼食をとる。

今日の最初の目的地「おしらじの滝」へ、山の駅から歩くと往復1時間以上かかり

そうなので、400mほど先に行った冬場のチェーン脱着駐車場迄行って歩くこと

にする。

おしらじの滝の「おしらじ」とは「壷」のことで、滝とは名前ばかりで、水が流れる

滝を見られるのは、年間に20~30日しかないそうです。

駐車場から滑りやすい山道を下ること約20分、おしらじの滝に近づいても水の

落ちる音が聞こえない、そして滝の前に立つと、一筋の水が音もなく流れ落ちている。

しかし、滝つぼには、きれいな緑から紫がかった水を満々と湛えている。

 

ここの滝は、滝つぼ周辺から湧き出る水が滝つぼをつくっており、大雨が降った時だけ

滝が現れるそうで、2・3日前から降り続いた雨で一筋の滝が現れていました。

この一筋の滝を「おしらじの幻の滝」というそうで、今日の午後には消滅するという。

私たちにとって、幻の滝がみられたという非常にラッキーな滝見物となりました。

それにしても、夏でも枯れたことがない地下水がつくる滝つぼは、それはそれは幻想的な

色と透明度を持ち、NHKが「滝の無い滝」として取り上げたことに納得する。

おしらじの滝をゆっくり観賞して、次の目的地は、標高1千mにある湿原「よし湿原」を

一周する、立派な木道が整備されていて20分ほどで一周できます。

湿原の向こうにそびえるのが〇〇富士ではなく、正真正銘の「富士山」で、どうして富士山と

なったのか?、容姿から富士山と呼ぶには少し憚れると思う。

 

この湿原にはよしの他にも、多様な植物が自生しており、食虫コケをはじめコケ類に興味の

ある人には、一度は訪れる価値がありそうだ。

そして、今日の宿を通り越し、塩原の街中で箒川沿いの露天風呂「もみじの湯」へ、

観光案内所の駐車場に車を止め、箒川に架かるつり橋を渡り、もみじの湯露天風呂に浸かる。

利用者は、我々のみで貸し切り露天風呂を満喫する。

箒川では釣り人が、少しの間にアユか、イワナを二匹を釣り上げる。結構大きかったので

この季節ではイワナと思う。

今日の予定は終了し宿に向かう。日帰り温泉に来た時に女房殿がお世話になっている宿で、

大女将に頼み込んで格安にしてもらった。(だから料金は内緒です)

ここの温泉は硫黄泉で、温泉に入ったなあ~、と思える泉質です。また、温泉と一緒に

湧き出る泥を利用した泥パックが有名で、立寄り湯としても女性に人気があるそうです。

後は、美味しい料理と昔話しを肴に酒盛り、特別に地元で捕れた絶品の鹿肉刺身をいただく。

これで今日の旅は、無事終了しました。<Bⅼogは続きます。明日のお楽しみ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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