今朝は、すごく天気が良くなりそうな明るい朝だ。パチリ!
今日は留萌川に向って、行こう。本州までは日程に余裕が有り過ぎていたけど、昨日調べてみると、ほとんど余裕がなくなっていた。これはやばいぞ。一寸急ぎ旅にしなければいけないようだ。それって、楽しくないけどなぁ。
番号 | 河川名 | 全長(km) | 備考 |
6 | 留萌川 | 44 |
先ずは、留萌川の上流、幌糠地区へ行くがまだまだ小さな川で、山深く、もっと下流へと藤山地区へ行く、まだ谷が深い。少し下ると、護岸がしっかり出来過ぎて居る。それがそのまま河口まで続いていた。
ここの護岸は、水面上50cmくらいの所まで垂直な壁、その上に1mくらいの間隔で、コンクリートで作った杭状の太い柱が1m程の高さに建ててあり、横棒が嵌(は)め込んである。これがずっと河口近くまで作られており、そこまでは道路から階段状に徐々に降りれるようにはなっているけれど、これではカヌーを降ろすも上げるも水面に行くことさえ出来ない。こんなひどい川を初めて見た。人を絶対に寄せ付けない川だ。この川へ、もし横棒の隙間から川へ落ち込んだら、大人だって自力で上がることは出来ないだろう。川面に近い部分に草でも木でも生えていたら、掴む事ができるけれど、垂直コンクリートでは必死で手を伸ばしても、上にまで手が届かないのじゃないだろうか。恐ろしい造り。こんなの殺人構造だ!
兎に角、これではどうにもならない。と言うより、カヌーができっこない。駄目だ!
次の天塩川へ向おう。この天塩川は「旅本」に出ていたのに、うっかりして、見ないで河口の手塩町まで、どんどん走ってきた。道々、北海道らしき風景、まっすぐな道と草原にゆったりと座り草を食(は)む牛の姿、そして超近代的な風力発電の風車が苫前町には林立していた。
途中の道の駅「富士見」で野菜をどっさり買い込み、今日は白菜を主体とした、野菜炒めと昨日のバイ貝、見たことも聞いたことも無い、珍しい「バナナピーマン」も焼いてみよう。形や色は違うけれど味は一緒かな?
ここの天塩川は道内第二位の長さを誇り、全長306kmもある。で、来すぎてしまったので、一応今夜は手塩町の無料の鏡沼海浜公園キャンプ場で一泊、すぐ近くの「てしお温泉:夕映」でゆっくりして、さっぱりすることにした。
ここのキャンプ場は非常に良い。水・トイレは当たり前だが、温水シャワーがあり、多目的交流施設や無料のライダーハウスまである。そして、洗濯機が2台置いてあり、無料で自由に使える。こんなありがたいところはそうは無いだろう。ただ、海がすぐ側だから、風の影響は受けやすい。夕べも風が強く、車を風除けにはしたので、私は平気だったが、バイク野郎達は大変だったろう。それでも彼等は平気でテントだけで、寝ていた。すごいものだ。いつも風を切って走っているから、返って風には強いのかもしれない。
「夕映」の温泉は中々良くて、薬湯、サウナ、高温、低音、低温サウナ?、野天風呂その他まだあり、500円也。くつろぎルームは広く、TVも、生ビールも安く提供されている。お客さんも多いはずだ。お勧め、キャンプ場&温泉で~す。
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