JR北海道は7日に札幌駅を発着する列車をすべて運休にするなど、除雪作業を
優先させることを明らかにしました。石狩地方など北海道の各地で大雪に
見舞われ、除雪が追いつかないためです。
雪との戦いは寒冷地の宿命ですが、JR北海道は大幅な赤字を抱える路線ばかり
で災害による不通をきっかけにバスに転換する動きを加速しています。除雪
作業も負担になっているだけに、これからも廃止される路線が増える一方
でしょう。
自治体が肩代わりするにも限度があります。画期的な技術を開発するなど
負担が大きく減ることができれば状況が好転する余地はありますが、今は
大雪に見舞われないことを祈るしかないかもしれません。