３月１０日

アメリカ国務省のケビン・メア日本部長の発言で沖縄が大きく揺れています。
アメリカの本音を言ったとも言われており、ジョン・ルース駐日大使の謝罪で
は収まることはなさそうです。
メア氏は日本人を妻に持ち、日本語も堪能なだけに日本そのものが嫌いと
いうわけではないはずです。日本を知り尽くした人であるだけにそこで感じた
ことを率直に話した結果がここまで広がったのでしょう。
日本人からすればひどい言い様ですがアメリカも国益をかなえる必要があり
ます。日本の国益のすべてがアメリカの国益と共通ではない以上この一件が
丸く収まってもトラブル再発の余地は残ります。
沖縄県民でもアメリカに土地を貸して地代をもらっている人もいて一枚岩とは
言いにくいです。反論も必要かもしれませんが沖縄県民がアメリカの見方を
覆させる見識や行動を見せることも求められます。