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川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

2007・9/21G8サミットアピール

2008年08月04日 | 川柳
                         

2007年9月21日

G8サミット市民フォーラム北海道 平和・人権問題部門
 「アイヌモシリからの平和と人権へのアピール」

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※画像をクリックすると拡大画像が新しいページで開かれます。

[結城幸司さんのアピール文を閉じる]

いつまで経っても何か埋まっていかない、アイヌと、アイヌの

権利と北海道の問題、ガバメントとの問題をどうしたらいいんだろうとよく考えています。いつも「足りない、足りない」って僕らはたぶん訴えていると思います。人権を採択してくれ、アイヌにはこれだけ足りない、物事が進んでいかない、いろんなイオルの問題や国連の権利の問題などが浮き上がったとしても、果たしてアイヌの中で少しは盛り上がりがあったとしても、一般の人達、特に北海道の人達が本当にこの権利を本当に喜んでくれているんだろうか、この権利を本当に理解して僕達のことを受け入れてくれているのか、そういうことが常に僕の頭の中にあります。だから僕が考える人権と平和というのは、もしかしたらアイヌが何かを啓発していくことも、これからの時代には必要なのではないだろうかと思います。でも多くの北海道人が本当にアイヌのことを理解しているかというと、そうではないと思います。というのも、僕が様々な学校に行ってアイヌの歴史やアイヌのことを話しても、ほとんどの子供達が理解を示しません。自分達の大地の問題なのに、自分達のとなりの文化なのにそこに興味がない、と正直に言えばそういう方向に行っています。果たして、アイヌがこれから色々な権利を得て、この北海道で共に生きる文化としてあるのに、これで本当の環境が整ったと言えるでしょうか。僕は、言えないと思います。 (中略)

    「単なるアイヌとして、先住民としてゲストで参加するのではなく、同じ市民として、同じ北海道を愛する人間として何か物事を考える、そんな方向としてやっていきたい」 と言ったら皆が賛同してくれました。そういう目線もあってもいいんじゃないかと思っています。もしかしたら、自分達が提示することで、自分達が貢献することで、自分達の足りない物が埋まっていくのではないか、そんな事も考えています

  

    

   

      

      

 

 

       

 

                 

 

 

 

 

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