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三日坊主のxenyが「ゼニカル」を知り、こりゃいいわいとゼニカルダイエット!
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ゼニカルの特徴と効果

2009-02-20 12:46:29 | ゼニカルって何さ?

みなさんご存知のように、身体についてしまった脂肪は大きく分けて二種類あります。一つは皮下脂肪、もう一つは内臓脂肪です。皮下脂肪とはその名のとおり皮膚の下についた脂肪で、内臓脂肪は主に腹腔内、つまり胃や腸の周りを包むように存在します。内臓脂肪は男性にたまりやすいのですが、女性は皮下脂肪が多く、やっかいです。なぜなら、内臓脂肪よりも皮下脂肪のほうが、減らしにくい(しんぼう強く長期間の有酸素運動を行うなどしないと、なかなか燃焼してくれない)から。一般的には、この体脂肪が多いということが「肥満」であり、医学的には男性で体脂肪率25%以上、女性で30%以上の場合を「肥満」と呼ぶようです。

さて、脂肪の他に、デンプンタンパク質とあわせて、これら三つは、動物が食事から摂取する栄養素のなかで特に三大栄養素と呼ばれています。身体の構成成分になったり、エネルギー源となる大切なものですね。デンプンは唾液・胃液・腸液で順に分解され、タンパク質は胃液・膵液で分解され、どちらも主に小腸から吸収されます。 では、問題の脂肪はどうかというと、肝臓から分泌される胆汁のリパーゼという酵素によって分解され、やはり腸から吸収されます。

リパーゼというのは、脂肪を細かく砕いて、身体に吸収しやすくする消化液みたいなものですね。そしてゼニカル(xenical)は、このリパーゼの阻害酵素、つまりリパーゼの働きをなくしてしまうクスリなわけです。ゼニカルの効果でリパーゼが働かなくなると、食べた脂質は分解されなくなり、腸から吸収されることもありません。要するに、食べた脂肪がそのまま腸を素通りして便として排泄されることになります。

ゼニカルは脂肪の吸収のみを阻害するクスリなので、食べた脂肪はそのまま排泄されますが、デンプンやタンパク質はしっかり吸収されます。ですから、ゼニカルを飲めば脂肪の摂取を抑えられといっても、安心して食べ過ぎればまったく意味がありません。肥満治療のための基本的な食事制限カロリー制限は、やはり意識しておかねばならないんですね。 さらに、すでに皮下や内臓の周囲についている脂肪をゼニカルが取り除いてくれるわけではありませんから、それらの改善のためには、運動することで燃焼させねばなりません。

過激な食欲抑制剤に比べて、安全性の高いゼニカルですが、こうした特長があるわけですから、劇的に体重を落とすことができるクスリではないことを理解して使ったほうがよいでしょう。一般的には、ゼニカルの効果 が目に見えて分かるまでに、半年から一年かかると説明している資料が多いようです。 (米国のロシュ社で開発されたゼニカルは、すでに肥満治療薬として米国で認可され、広く使われていて、多くの事例報告や体験談をネットで確認することができます。日本のクリニックへ行って処方されると、保険適用されずに自費診療となるため、負担が高額になりますが、詳しい説明が聞けたり、経過観察しつつビタミン投与してもらえるなどのメリットもあります。コストが気になるという場合、やはりネットの個人輸入代行サイトで購入する方が圧倒的に多いようです。)

アメリカなどでは、ゼニカル使用方法は、朝・昼・晩の食中または食後に1錠服用となっているようです、しかし、朝は軽く、夜にしっかり食べるのが日本型食生活なので、日本人の場合、ゼニカルは夕食の時だけ飲めば充分効くようです。もちろん、お昼に焼肉や天ぷらなど脂っこいものを食べたときなどは、その都度の判断で、食中または食後にゼニカルを飲んでもよいようです。ただし、脂肪分を排出することよりも、まず「食べ過ぎない」ことを心がけ、食生活を引き締めることが、やっぱりなにより大事になるみたいですね。

ちなみに、ゼニカルの副作用として、よく指摘されるのが、ビタミン不足です。ビタミンB群やビタミンCなどは水溶性ですので吸収されますが、A・D・E・Kといった種類のビタミンは脂溶性、つまり脂質に溶けて吸収されます。ゼニカルを飲み続けると、これらの脂溶性ビタミンが溶け込んだ脂肪も便中に排泄されてしまいますから、当然こうしたビタミンが不足してしまうんですね。ですから、ゼニカルはあくまで脂っこい食べ物を摂るときに併用し、野菜類をたくさん食べるときは、ゼニカルを飲まないようにする、そんな風に注意することが必要なんでしょうね...。


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