ゼニカル・リダクティル・オベスタット・アコンプリア・メリディア 頼んだぞ!

三日坊主のxenyが「ゼニカル」を知り、こりゃいいわいとゼニカルダイエット!
只今減量中!体験&効果日記でR。

スリモナ(アコンプリアジェネリック)の効能と用法

2009-02-25 18:26:25 | ゼニカル その他

アコンプリア(Acomplia)(サノフィ・アベンティス、主成分リモナバン)は2006年にイギリスで発売された比較的新しい肥満治療薬(サプリメント)です。脳神経組織のカンナビノイド1(CB1)受容体というたんぱく質の働きを抑制することで、脳内の快楽中枢の働きを抑えて食欲を落とし、体重を減少させるクスリですが、夢の「飲むやせ薬」とも言われ、現在ではEU全体を含む世界37カ国で販売されているそうです。

アコンプリアの臨床試験の結果によると、体重約100キロの人が、低カロリーの食事とアコンプリア(Acomplia)の服用を一年間続けた場合、約8キロ体重が減少したそうです(平均で約5%の体重減量効果を確認とのこと)。

さらにもっと体重を減らしたいなら、食事や運動なども積極的に行わなければいけません。つまり、アコンプリアは、食事療法や運動療法を補助するために使用されることを前提としたクスリとも言えるわけで、飲むだけで激ヤセするという、少々危険な感じのするダイエットピルなどよりも、むしろ信頼できる、食欲抑制剤なのかもしれません。

アコンプリアには他にも優れた効能があります。体重を減らすだけでなく、血液中のコレステロールや脂肪の量を減らしてくれる、という点です。この作用により、肥満患者がもっている心血管系リスク(心筋梗塞や動脈硬化や脳卒中などの成人病になってしまう危険性)を低くすることができます。また、糖尿病にかかっている肥満患者については、アコンプリアの服用で糖尿病が改善されたという報告もあるようです。こうした事情から、アコンプリアは、単なるやせ薬というより、肥満体質改善薬として期待できるクスリなのだそうです。

日本ではまだ臨床試験中とのことですが、既に世界中で販売されていることから、アコンプリアの個人輸入代行サービスを宣伝するWebサイトは数多く存在しています。特に、価格を気にする方を中心に、アコンプリアのジェネリック品でスリモナ(アコンプリアジェネリック)というクスリの人気が高いとのことです。

スリモナ(アコンプリアジェネリック)はインド大手の製薬会社Zydus社製ですが、主成分リモナバンRimonabant20mgを含有し、アコンプリアとまったく同じものだそうです。スリモナについては、糖尿病指標となるHbA1c、中性脂肪に対して顕著な効果が出ているとか、肥満治療薬としては珍しく禁煙者の喫煙衝動抑制にも効果があるとか、服用を止めた後も効果が持続する結果が臨床試験で出ているといった+αの情報がある一方、アコンプリア同様、スリモナも副作用に注意が必要で(治験で副作用により使用を中止した患者数は6300人中15.7%)、抑うつ症状に伴う気分変動、不安、悪心、浮動性めまいなどの報告があるようです。

アコンプリアもスリモナも、1日1錠、毎日決まった時間に一杯のお水と一緒に服用するだけで、食欲を強力に抑制してくれます。ダイエットのつらさを緩和し、減量を助けてくれますが、強力な食欲抑制作用があるので、あくまで補助的な食欲抑制と位置づけて、必須栄養素は自発的に十分に摂取するように心がけるべきとのこと。体を壊してはなんにもならないから、注意が必要です。

極端に栄養を摂取しない状態が続くと、筋肉の急激な衰えやひきつり、体調悪化などの原因となることもあるわけですから、食欲抑制剤はあくまで、食事療法や運動療法を補助するためのものであることを忘れてはいけません。投薬量と食事量&運動量を適切なレベルにコントロールしつつ使用することで、筋肉や基礎代謝を落とさずに、脂肪だけを減らすダイエットを成功させましょう。みなさんも、がんばってくださいね。


バンコクで外こもり!

2009-02-22 23:00:59 | 雑談・くだらない話
バンコクで外こもり!』 河出書房新社

あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活
「外こもり」志願者への入門ガイドから、社会復帰=リハビリの
ヒントまでをこの一冊に詰め込んだ、ダウナー系トラベラー
必読&必携の書、ついに登場。

1章 入門篇―サボれ!こもれ!異郷の地で現実逃避せよ!
2章 娯楽篇―オタク・カルチャーinバンコク!
3章 生活篇―より充実したコモラー・ライフのために
4章 散策篇―社会復帰への第一歩、まずは近隣散歩から!
5章 好奇心篇―バンコク名物(?)文化施設探訪&郊外小旅行のススメ

タイのバンコクで急増中の、仕事も観光もしない「外こもり」邦人たち。
シビアな日本社会から一時戦線離脱した人々がおくる、愛(?)と
笑いの生活をレポート! ガイド本としても使えます!

※ニュース、ブログから

ゆるいゆるい海外逃避生活がかかれているが
よくあるアジアエッセイとは違って
現地の細かい生活状況がよく書かれていて
文章も巧みで引きつける
これは是非オススメしたい一冊です
http://www.mypress.jp/v2/dbm/dbm_comment_disp.php?writer_id=aziaotabetukuse&story_id=1906508

先日、面白い本を発見。 思わず購入してしまいました。
「バンコクで外こもり!」
副題 「あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活」。
タイのバンコクで急増中らしい、 「仕事も観光もしない
「外こもり」 な日本人たち」 に密かにスポットを当てた本。
内容はシビアでもあるのですが、楽しいです。
http://yaplog.jp/cartman/archive/739

タイで実質引きこもり生活を送る日本人・・・というのにも
分量は割かれているが、73番の路線バスや
ヤワラーの老人天国、サパーンプットの怪しい電器屋、
死体パン屋など、ディープ情報が興味深くて、
次の旅行で使える感じ。
ディープ旅行をあくまで求める方にのみおすすめ。
http://book.akahoshitakuya.com/b/4309271685

楽天レビュー★★★★★
バンコクで外こもりしている人の人間模様や
普通の旅本にはないマニアックな情報が書かれています。
タイに普通に旅行したい人向けではなく、長期で
旅行できる人や滞在する予定のひと、そういう
夢を持っている人におすすめ。
AMAZONレビュー★★★★★
穴場的な散歩コースやサブカル観光スポット紹介の合間に、
タイでくすぶり続ける日本人たちの「独特な」エピソードが、、、
読む人を選びそうな本だけど、ちゃらちゃらした軽いガイド
ブックも、評論家ぶった重いルポも苦手な自分には、
ぴったりでした。
ありきたりの海外旅行本に食傷気味の方にはおすすめです。
http://review.rakuten.co.jp/rd/2_213310_13558325_0/


●海外で明るい逃避生活を始めよう! 
 誰でも出来る『バンコクで外こもり!』
 http://news.livedoor.com/article/detail/4699284/

タイの首都バンコク。
この街は旅の出発地点・中継地点として、常に世界中のバックパッカーであふれている。その理由は、世界中へのアクセスの良さ、そして"カオサンロード"と呼ばれる、アジア一の安宿街があることが大きく影響している。全長200mほどのこの通りには、1泊たった数百円で泊まれる宿、1食100円でおつりが戻る屋台、旅行代理店、両替屋、インターネットカフェ、マッサージ店、さらには、セブンイレブンなどのコンビニまでが存在し、その便利さ、居心地の良さはピカイチ。
 
そして極めつけは、タイ人の笑顔。精神的に疲れ、何もせず長期間滞在していようが、無職でふらついていようが、「何してるの?」なんて疑問は一切投げかけず、ただひたすら温かく迎え入れてくれる。こんな国民性が、心を病んだ多くの日本人をタイへと向かわせる、ひとつの大きな理由であろう。しかし、それが昨今、社会問題として取り上げられるようになっている。

「外こもり」という言葉を知っているだろうか。
ざっくりと説明すると、日本国内ではなく、タイやカンボジアなど物価の安い国で、安宿やアパートに長期滞在し、観光や勉強をする訳でもなく、引きこもり的な生活をして過ごすこと。おもな収入源は日本でのアルバイトで、数カ月間だけ集中的に働き、残りの期間は海外での生活となる。

海外に興味がない人には、本当にそんな日本人がいるのかと驚かれそうだが、現実問題、日本を脱出し、飛び立って行く人が後を絶たない。バックパッカー界の重鎮、作家の下川裕治氏も、『日本を降りる若者』(講談社現代新書)で、その現状を記している。

日本の社会でまじめに働く会社員ならば、「贅沢なご身分で」と、嫌味のひとつも言いたくなるのかもしれない。けれど、一度でもバックパックをかつぎ、タイを訪れたことがある人には、「居心地が良すぎて抜け出せない」という状況は、どこかで理解してしまうのではないだろうか。

『バンコクで外こもり!』の著者・皿井タレー氏は、5年間の会社勤めの後に、日本社会と別れを告げ、バンコクに住み続けて数十年になる。本人曰く、"早すぎた外こもり"の端くれとして、「外こもりはネガティブなことばかりではない」という気持ちを込め、今回、外こもりに興味がある人への案内本を書くことを決断する。

日本社会で外こもりの存在は、冷ややかな視線で見られがちだが、バンコク在住者として、別の視点で考える。失業、離婚、いじめなど、日本社会に居づらくなった人が、逃避先、一時避難所として外こもりを選ぶのは有効ではないだろうか、と。

「いずれは、終身雇用なんのその、日本にずうっといることや日本国内で頑張り続けることがほとんど意味を持たなくなり、誰もが手軽な気分転換として、中・長期の海外逃避滞在を楽しむ時代が来るんじゃないか?」(本文より) 

過去最高の失業率を記録し続ける日本。いつ何時、自分が「外こもり」に参加することになるかは、分からない。本書には、いくらあれば外こもれるのか、語学やビザの問題、世にもくだらない娯楽情報、近郊のレジャースポットなど、実際に現地で暮らす住民ならではの具体的な情報がびっしりと詰まっている。これを読めば、ひとりで海外で暮らすなんて、簡単なことに思えてくる。

日本の社会に息が詰まる。もう、耐えられないかもしれない。そんな人がいたら、逃げ道を作っておくのもひとつの手ではないだろうか。それを実際に実行するのか、どれぐらいの期間にするかは、あなた次第。(文=上浦未来)


--------2ちゃんねる過去ログ --------

外こもりとは
アルバイトなど日本で短期間集中的に稼いだ金を持って物価の安い国に行き、そこで長期滞在して生活する人。言葉自体は2006年に使われ始め、2008年にそうした人が増加していると再度話題になった。なお、外こもり族の長期滞在先として多いのはタイ王国の首都バンコク(ネットカフェやコンビニがあり、街は近代的だが物価は安いため)。一見、優雅な海外生活にも見える外こもりだが、海外と引きこもりの合成語であることからもわかる通り、滞在先で外出することは少なく、中には一日中宿にこもっている者もあるという。

タイ邦人殺害事件にみえる現代外こもり事情
バンコクで現地に長期滞在していた男性が殺害された事件。そこからは若者の「引きこもり」「ニート」「うつ病」など日本の社会状況を映した、『外こもり』という現象がみえてくる。
タイの首都バンコクで今月、現地に長期滞在していた棚橋貴秀さん(33)の絞殺体が発見された。事件は、タイ警察が殺人容疑で日本人男性2人の逮捕状を取るなど日タイ両国で捜査中だ。棚橋さんは10年以上前にタイに渡航し、日本と行き来しながらも海外の都市に引きこもる「外こもり」の生活を続けてきた。専門家と自称し指南書「外こもりのススメ」(幻冬舎コミックス) を出版。投資で利益を上げつつ、タイの割安な物価を活用して生計を立てるノウハウなどを披露していた。そのノウハウは、自身のブログでも惜しみなく公開されていた。「日本で株をやるより物価の安い国でやったほうが、仮に1万円儲けても、その1万円は日本では1万円ですが、物価の安い国では5万円、10万円の価値があるんです」と、「外こもり」の意義を説明している。さらに、どの銘柄をいくらで買い、いくらで売ったかを、ひんぱんに細かく記載。それ以外にも、「私は10年間観光ビザで住んでいますが、これといってトラブルもなくいつまででもいけそうです」と、かなりきわどい話まで披露されている。このブログは、棚橋さんが行方不明になった8月5日を最後に更新が止まっているのだが、記載されていた内容の「オープンさ」についての問題点を指摘する声もあがっている。棚橋さんの著書の奥付にも「協力」として名前を連ねるカオサン在住のふくちゃんは、「タイ人庶民からしたらずっといい暮らしをしています」とした上で、「いつ、どこで金目当ての事件に巻き込まれても全然おかしくはない」と警告。具体的には、棚橋さんのブログの中に、自らの住所や投資成果(いくら儲かったか)が類推できるような記述があったことを問題視している。外こもりの姿を著書『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)で描いた旅行作家の下川裕治さんは、世界各地にこもる日本人を「バンコクを中心に約1万人」と推計する。

ワーキングプア<フリーター<デイトレーダー<パラサイトシングル
<<引きこもり<<<ニート<<<<<<<<外こもり
食費と住居費が安いな。1バーツ3円なら激安。
事件に巻き込まれたブログ主の場合1ヶ月の家賃と
水道光熱費が3万円ぐらい。飯は外食して1食150円
月5万もあれば贅沢に暮らせるみたい。
カンボジアのプノンペンやフィリピンのマニラでも
そういう人って結構見掛けるけど、 日本のバイトしてる
期間中は毎日どんな心境で過ごすんだろうね、
死んだような感じなのかな。
物価の桁が違うなら分かるが、せいぜい数分の1程度か。
ジミー金村とかカオサンにいるのはロリコンの変態ばかり。
neto ニートみたいに俺も引きこもりのノウハウをブログで
公開するかな?ブログ日記が生きた証!!!
評論家きどりのブログで自己表現&自己実現!!!
一年バイトしたら次の一年はタイでのんびりくらせるかね。
買春天国でこいつロリコン幼女の未青年買い放題?
ニュー速私立探偵部の出番じゃないのか?
サイバッチ MailuXやネットゲリラや探偵ファイルに
あったけど、棚橋殺しの犯人は確定のよう。
mixiにしろ、ブログにしろ、自己防衛緩いなぁ。
タイ株大暴落していなかったっけ?
「深夜特急」読んで俺も旅に出ようと思った。
FX厨かヒキ板にもこんな奴居たな、破産したけど
こいつの場合、自分の書いた本を売ってたからな。
世界読書放浪 とかいってブログに小学生みたいな
ひとりよがりの読書感想文(プゲラ
書いてるチンカス野郎よりはましだが。やっぱり
身障者かね?身銭は切らず図書館通い。アマゾンの
アフィリエイトだけは必死に張ってるから、
いずれにせよ無職ひきこもりか低所得フリーターだろ。
メジャーな世界では相手にされず、旅行記出版・旅行作家
の夢も破れ......いかにも友達少なそうだし、
くずバックパッカーの末路って、哀れだな。
ついでだが、宣伝以外の目的でブログなんか世間に
公開してるやつはキチガイ。歩合制ブロガーなんて、
アフィリと変わらん。半年で収入3000円。
タイって観光ビザで無期限に住めるの?
現地人やそこにいる貧乏日本人にとっては正に。
運転資金が有るのを公言していれば狙われるのも当然
物価の安い国は治安もそれなりということで。
これ恐ろしいのは日本人にやられてることだな
タイ人に不意に襲われたとかじゃなくて。
外国に住む日本人同士の安心感が逆手に取られたんだ。
老後は海外!とかたまに聞くけど海外は危険だよ。
物価安くても治安悪いから日本と同じように暮らそうと
思えば、最低月15万くらいはかかるよね。
東南アジアに住み着いてる日本人なんてろくなやついない、
はした金や食い物目当てで殺されるっつーのw
何で日本人が平和ボケって言われるかわかるか?
俺も金貯めて、将来はタイで暮らすわ、つかそうしないと
生きていけないかも日本では。あまりの低収入だし・・・
夜遊びしてタイで肝炎とかなるの嫌なんですけど。
ちょろっと観光行った感じだと。タイ人は親切だし、
物価は3分の1ぐらいだし、バンコクだと割と快適だし、
住みたくなるのはわかるけどね。
危機管理できてなくて金狙われて財産全部取られて土の中w
強い円で裕福に暮らすつもりでヨーロッパやロシアに
移住した連中は、いま円が弱くなって貧乏生活を
余儀なくされてるらしい。
現地の日本料理屋で現地人が大盤振る舞いをしているなか、
隅っこで一番安いメニューを細々と食べてるんだと。
タイで安く暮らせるのも今だけかもな。
現地の日本人向けサービスはボッタクリだからね。
タイと日本の経済格差が縮まるのは100年後だよ。
ジェイコム男BNFもヤバいだろ。
マスコミにおだてられいい気になって出てるかもしれんが、
何かあったら、おもしろがって報道するのがマスゴミだぞ。
なんだかんだで日本で細々暮らしたほうがいいよ。
デフレ日本だって地域によっては月5万程度ですごせるし。

ゼニカルの特徴と効果

2009-02-20 12:46:29 | ゼニカルって何さ?

みなさんご存知のように、身体についてしまった脂肪は大きく分けて二種類あります。一つは皮下脂肪、もう一つは内臓脂肪です。皮下脂肪とはその名のとおり皮膚の下についた脂肪で、内臓脂肪は主に腹腔内、つまり胃や腸の周りを包むように存在します。内臓脂肪は男性にたまりやすいのですが、女性は皮下脂肪が多く、やっかいです。なぜなら、内臓脂肪よりも皮下脂肪のほうが、減らしにくい(しんぼう強く長期間の有酸素運動を行うなどしないと、なかなか燃焼してくれない)から。一般的には、この体脂肪が多いということが「肥満」であり、医学的には男性で体脂肪率25%以上、女性で30%以上の場合を「肥満」と呼ぶようです。

さて、脂肪の他に、デンプンタンパク質とあわせて、これら三つは、動物が食事から摂取する栄養素のなかで特に三大栄養素と呼ばれています。身体の構成成分になったり、エネルギー源となる大切なものですね。デンプンは唾液・胃液・腸液で順に分解され、タンパク質は胃液・膵液で分解され、どちらも主に小腸から吸収されます。 では、問題の脂肪はどうかというと、肝臓から分泌される胆汁のリパーゼという酵素によって分解され、やはり腸から吸収されます。

リパーゼというのは、脂肪を細かく砕いて、身体に吸収しやすくする消化液みたいなものですね。そしてゼニカル(xenical)は、このリパーゼの阻害酵素、つまりリパーゼの働きをなくしてしまうクスリなわけです。ゼニカルの効果でリパーゼが働かなくなると、食べた脂質は分解されなくなり、腸から吸収されることもありません。要するに、食べた脂肪がそのまま腸を素通りして便として排泄されることになります。

ゼニカルは脂肪の吸収のみを阻害するクスリなので、食べた脂肪はそのまま排泄されますが、デンプンやタンパク質はしっかり吸収されます。ですから、ゼニカルを飲めば脂肪の摂取を抑えられといっても、安心して食べ過ぎればまったく意味がありません。肥満治療のための基本的な食事制限カロリー制限は、やはり意識しておかねばならないんですね。 さらに、すでに皮下や内臓の周囲についている脂肪をゼニカルが取り除いてくれるわけではありませんから、それらの改善のためには、運動することで燃焼させねばなりません。

過激な食欲抑制剤に比べて、安全性の高いゼニカルですが、こうした特長があるわけですから、劇的に体重を落とすことができるクスリではないことを理解して使ったほうがよいでしょう。一般的には、ゼニカルの効果 が目に見えて分かるまでに、半年から一年かかると説明している資料が多いようです。 (米国のロシュ社で開発されたゼニカルは、すでに肥満治療薬として米国で認可され、広く使われていて、多くの事例報告や体験談をネットで確認することができます。日本のクリニックへ行って処方されると、保険適用されずに自費診療となるため、負担が高額になりますが、詳しい説明が聞けたり、経過観察しつつビタミン投与してもらえるなどのメリットもあります。コストが気になるという場合、やはりネットの個人輸入代行サイトで購入する方が圧倒的に多いようです。)

アメリカなどでは、ゼニカル使用方法は、朝・昼・晩の食中または食後に1錠服用となっているようです、しかし、朝は軽く、夜にしっかり食べるのが日本型食生活なので、日本人の場合、ゼニカルは夕食の時だけ飲めば充分効くようです。もちろん、お昼に焼肉や天ぷらなど脂っこいものを食べたときなどは、その都度の判断で、食中または食後にゼニカルを飲んでもよいようです。ただし、脂肪分を排出することよりも、まず「食べ過ぎない」ことを心がけ、食生活を引き締めることが、やっぱりなにより大事になるみたいですね。

ちなみに、ゼニカルの副作用として、よく指摘されるのが、ビタミン不足です。ビタミンB群やビタミンCなどは水溶性ですので吸収されますが、A・D・E・Kといった種類のビタミンは脂溶性、つまり脂質に溶けて吸収されます。ゼニカルを飲み続けると、これらの脂溶性ビタミンが溶け込んだ脂肪も便中に排泄されてしまいますから、当然こうしたビタミンが不足してしまうんですね。ですから、ゼニカルはあくまで脂っこい食べ物を摂るときに併用し、野菜類をたくさん食べるときは、ゼニカルを飲まないようにする、そんな風に注意することが必要なんでしょうね...。


オベスタットで食欲抑制

2009-02-12 09:51:05 | ゼニカル その他

こないだ、TBSの「ドリームプレス」を見ていたら、またまたダイエット特集やってましたね。南海キャンディーズのしずちゃんが、86キロから85キロ、84キロとじわじわ減っていくのがすごかったです。

番組の中では、リンパマッサージでやせやすい体質に変化させたのも効いていたし、フラフープダイエットで骨盤を正しい位置に直して腰にくびれを持たせるというのも良さそうな感じでしたが、xenyが一番気になったのが、ダイエット用の青いメガネ。なんでも、食事のときこれをかけるだけで、食べ物が美味しそうに見えない=>食欲減退効果があるそうです。

青色ダイエットめがねは、一般で売られている青色レンズのサングラスより、青の度合いが濃いんだとか。元々青色は食欲減退色なのだそうで、食べる際に視覚を元から青くしてしまい、自分の食欲をコントロールしてしまおうというアイデアで、2005年頃から売リ出されている比較的新しいダイエット商品のようです。

商品の使用方法によると、「食べ終わりたいときにこのメガネをかければ、それ以上食べたいという気持ちが弱まります」と書いてあるらしいけど、色彩心理学というのでは、一般的に人間の体は青く染まった食べ物を見たら、自動的に警告信号を発する傾向があって(腐っているか、だめになっている食べ物と認識するため)、食欲がわかなくなるという仕組みらしいですね...。

体験談を読むと、「メガネをしても、おなかが空いてると全然効かない」と言う人もいれば、「かけたらたしかに、食べる気をなくした」と言う人も。でも、少なくとも、外食のときはダイエットしてるのがバレバレで使えないですよね...。

もっと確実に、どんな状況でも確実に食欲を抑えたいというときには、やっぱり食欲抑制剤のお世話になるしかないのかも。一番人気ということで最近よく聞くのがオベスタットですね。(少し前にも、コメント欄でオベスタットについて質問してくれた方がいました。あのころxenyはゼニカル一筋だったので、お返事できなくてごめんなさいでした。)

オベスタットは、「塩酸シブトラミン」の製剤だそうで、満腹感を高めることによって食欲を抑制する働きがある飲み薬です。オベスタットはインドの製薬メーカーCIPLA社が作ったジェネリック品なので、値段もお手ごろ。重度の肥満患者の治療薬として、アメリカなどでは普通に使用されているみたいです。

服用方法については、毎朝起床後に1錠飲むだけでよいため、簡単だと人気があるようです。(ただし、1日4錠を超えて服用しないようにとの注意事項があるそうです。)2ちゃんねるの掲示板を見ると、朝だけでなく夜にも飲んでる方がいますが、どうなんでしょう...。でもこんなポジティブなカキコミを見かけると、やっぱり一度ぐらいは試してみたくなりますよね。

「病院で処方されたサノレックスは効くけど高い。私には効果が同じくらいだったから、オベスタットの方が安くて好き。」

「昨日初オベ。お腹はすかなくはない。すくけど、いつもの食事の量まで食べられなかった。すぐ満腹になる感じでした。いつも夜中に暴飲暴食してたけど、昨夜はそれがなかった。食べようと思えば食べられるけど、欲しなかった。副作用かわからないけど、やたら眠くなった。それ以外に特に変化はなし。一日めからいい感じなので頑張ります。現在165センチ、62キロ。まずは、目標5キロ減!最終的に10キロ減!」

「今日で4粒目。まだ始めたばかりですが、個人的には今のところ好感触です。空腹感が緩やかになるので、かなり間食を抑えられています。食べ物を出されればしっかり食べてしまいますが、逆に、見なければ食べたいという強い欲求が起こらないので、口寂しくなったり、きゅうきゅうお腹がすいて冷蔵庫を漁ったりすることがなくなりました。あと、心なしかポジティブ...というか、テンションが高くなりますw」


スリモナ(アコンプリア・ジェネリック)の効果

2009-02-05 10:31:17 | ゼニカル その他
アコンプリア(Acomplia)(サノフィ・アベンティス、主成分リモナバン)というクスリをご存知ですか? 2006年にイギリスで発売された新しい肥満治療薬(サプリメント)です。抗肥満薬と表現する人もいますが、要するに、肥満患者の体重を減少させるためのクスリですね。

アコンプリアは、脳神経組織のカンナビノイド1(CB1)受容体というたんぱく質の働きを抑制することで、脳内の快楽中枢の働きを抑えて食欲を落とし、体重を減少させるクスリですが、夢の「飲むやせ薬」とも言われ、現在ではEU全体を含む世界37カ国で販売されているそうです。

アコンプリアの臨床試験の結果によると、体重約100キロの人が、低カロリーの食事とアコンプリアの服用を一年間続けた場合、約8キロ体重が減少したそうです(平均で約5%の体重減量効果を確認とのこと)。被験者の体重推移のグラフをみると、最初の半年間で急速に体重が減少し、その後はゆっくりとした減り方をしたといいますから、アコンプリアがダイエットに効果があるのは間違いないのですが、ずっと飲み続けても、体重はある程度までしか下がらないということですね。

さらにもっと体重を減らしたければ、食事や運動なども積極的に行わなければいけないし、逆にそうすることで、さらにもう一段、ゆっくり健康的にやせていくことができるというわけです。

ですから、アコンプリアは、食事療法や運動療法を補助するために使用されることを想定したクスリといってもいいかもしれません。飲むだけで激ヤセするという、危険で怪しげな(?)ダイエットピルなどよりもむしろ信頼できる、最新の食欲抑制剤なのかもしれません。

他にもアコンプリア(Acomplia)のよいところは、体重を減らすだけでなく、血液中のコレステロールや脂肪の量を減らしてくれる、という点です。この作用により、肥満患者がもっている心血管系リスク(心筋梗塞や動脈硬化や脳卒中などの成人病になってしまう危険性)を低くすることができます。また、糖尿病にかかっている肥満患者については、アコンプリアの服用で糖尿病が改善されたという報告もあるようです。こうした事情から、アコンプリアは、単なるやせ薬というより、肥満体質改善薬として期待できるクスリなのだそうです。

日本ではまだ臨床試験中とのことですが、既に世界中で販売されていることから、アコンプリアの個人輸入代行サービスを宣伝するWebサイトは数多く存在しています。特に、値段を気にする方にはアコンプリアのジェネリック品でスリモナ(Slimona)というクスリの人気が高いらしいです。

スリモナはインド大手の製薬会社Zydus社製ですが、主成分リモナバンRimonabant20mgを含有し、アコンプリアとまったく同じものだそうです。スリモナについては、糖尿病指標となるHbA1c、中性脂肪に対して顕著な効果が出ているとか、肥満治療薬としては珍しく禁煙者の喫煙衝動抑制にも効果があるとか、服用を止めた後も効果が持続する結果が臨床試験で出ているといった+αの情報がある一方、アコンプリア同様、スリモナも副作用に注意が必要で(治験で副作用により使用を中止した患者数は6300人中15.7%)、抑うつ症状に伴う気分変動、不安、悪心、浮動性めまいなどの報告があるようです。

アコンプリアもスリモナも、1日1錠、毎日決まった時間に一杯のお水と一緒に服用するだけで、食欲を強力に抑制してくれます。ダイエットのつらさを緩和し、減量を助けてくれますが、強力な食欲抑制作用があるので、あくまで補助的な食欲抑制と位置づけて、必須栄養素は自発的に十分に摂取するように心がけるべきとのことです。体を壊してはなんにもなりませんものね。

極端に栄養を摂取しない状態が続くと、筋肉の急激な衰えやひきつり、体調悪化などの原因となることもあるわけですから、繰り返しになりますが、食事療法や運動療法を補助するための食欲抑制剤として使うべき。投薬量と食事量&運動量を適切なレベルにコントロールしつつ使用することで、筋肉や基礎代謝を落とさずに、脂肪だけを落とすことが可能になるわけです。

このクスリのユーザーはかなり多いみたいで、ネットにもいろいろな体験談が載っていました。 ↓ 「野菜ジュースをまめに飲むようにしている。」「半身浴30分を毎日やっていたら、飲み始めて6日で2キロ減った。」「体重はあまり減らなかったけど、腕や脚は細くなった。」「食べる量が少なくなったうえに、間食がゼロになったので、ゆるやかに減り続けている感じ。最初はホントに食べられない感じでつらく、体調も肌の調子もあまり良くなかったけど。」「週に1、2回ですが、ジムでヨガやプールで運動しているので、それを継続しながら引き締めたいと思っている。」

...人によってクスリとの相性というか、向き不向きもあるみたいですが、がんばってる方のカキコミを見ると励みになりますね。