Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

漆は気難しい

2008年06月09日 | Rod Craft

ここんとこ毎日、日によっては1日に2回もロッドに漆を塗っている。 
毎回成功するとは限らないのだ。

気温が低くて漆室の温度が上がらないときは、漆が乾かなくてややべとついたままの状態に仕上がる。 気温、湿度が高くて漆室の温度も上がり気味のときは、こんどは表面の漆が粉状になってしまう。

いずれの場合も、表面の漆を剥がさねば次の塗りに入れない。 今日は、ロッドの上部が粉になっちまった。 ティッシュペーパーの上から爪を立てて擦ると、1回前の塗りが綺麗にでてくる。  本当は、乾いたら表面をかじって小さな傷をつけてから塗るのが良いのだが、送れている工程を取り戻そうと、手を抜くと、結局やり直しになってしまうのだ。

今回はうす~くうす~く縫っているので、表面も綺麗で、透明に乾く。 MaxRod特有の内部に朱合漆の色が残るチョコレート色を出すには、内部が未乾燥、表面を乾燥させるテクニックがひつようなのだ。 完全に乾いちまうと、薄茶色に上がってしまう。 後何回重ねねばならないのかな~、チョコレート色にするには・・・。

完璧な漆室が欲しい~!!


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-03-19 18:29:10
有難う御座いました。同感の人が居られて良いです。
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