Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

投網 補修用編針セット

2016年03月20日 | 投網

腰痛の痛みどめの日々を送っているが、することがなく退屈である。

そこで手先の仕事ならできるだろう・・・と、投網の補修用セットを作ることにした。

丸竹のカット、縦に裂き、ドリルで穴開け、エンドミルで溝を切り、手カンナで削って7本の編針(あばり)を作った。

短めの編針(あばり)

網を編むのに使った網針(あばり)は、糸のストック量を多くするために長めに作ってある。  

一方、現場で使う補修用の網針は、下の写真のように投網の格納用バケツの中に納まるよう、小さなお菓子の缶で投網とともに格納できるようにしたい。

実は、このバケツには、2mの8節500目のCast Net、3.4mの12節1200目の2450円の和式投網、3mの7節880目のCast Netの3つが押し込まれている。  現在、ギュウギュウ詰めに入っている。  近く別の中くらいのバケツを買い足して2つに分けるつもりだ。

格納用のポリバケツと補修セットの缶

バケツには、魚が捕れた時のためのビニール袋も格納しておき、補修セットの缶が水に濡れるのを防ぐ。  魚がとれたら、ビニールには補修セットを入れ、魚と投網はバケツに入れて持ち帰る。  これって・・・算用?

補修セットには、3つの投網に使ったすべての素材を少しづつ入れてある。  

缶の中には、次のようなものが入っているのです;

・ 網針 赤水糸、4号白糸、4号オレンジ色の糸、5号白糸、5号蛍光グリーン糸を少量巻いてある

・ 吊り糸用ナイロンマルチ

・ 10号ナイロンテグス

・ にぎりばさみ

・ 鉛鎖の余ったもの 

・ 追加するもの: フラックス入り半田、ライター、ニッパー  鎖が切れたときのために

投網補修セット

投網に関しては、これで万全だ。

あとは・・・腰が治るのを待つだけ・・・

 

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性懲りもなく Cast Net小物の取付

2016年03月12日 | 投網

1か月半も座ったまま網を編んでいたので体調に変調をきたしてしまった。

 右手拇指CM関節炎、左右腕腱鞘炎、両肩関節炎、そして今最後(?)に来ているのは右脇の腰背痛。

せっかく投網ができたのにこれじゃ~投げに行けない・・・トホホ・・・治ったら行くど~、待ってろ魚~・・・

と、まあ皮肉な結果になっとりますが、編んだ網の仕上げの様子をお見せしましょう。

まず、ホーンの工作(言葉については、過去の投網の設計についてを参照してね)

下面になる底に、中央穴、周囲に12個の穴を開けました。  通すBrail Lineは3㎜径なので、穴は7㎜径です。 ゆるゆるに通す必要があります。

側面に旋盤で2mm幅の溝を掘りました。  網を縫いつけるための溝です。
そしてこのPVCキャップには12個の出っ張りがあったので、出っ張りの中央部に3㎜径の小穴を12個開けました。  網縫い付け用の穴です。  

下面

上面

Brail Lineの工作

Brail Lineとは、絞り込みラインと言われます。  米式では、手綱と網を結びつけているのは、このBrail Lineなのです。  Cast Net では、手綱=>Swivel=>Brail Line=>引き寄せライン=>岩=>ネット=>ホーン、という順で接続されているのです。  和式では手綱に網が直接ついています。  

Brail Lineは2m長の3㎜径ポリエステル組みひもが12本です。  網の丈は2m80㎝なので長さが不足します。  Brail Lineの先には2本の1mの10号テグスをV字にして岩に取り付けます。 引き寄せラインと称してますが・・・網を引き揚げる際の、和式投網でいう吊り糸(つりそ)に当たります。

ポリエステルラインを4mにカットしたものを6本作ります。  二つ折りにしてスイベルに通し、ずれないように結びます。

スイベルにBrail Lineを取り付け

ホーンの穴に通して取付のテストをしておきます。  何をテストするのか?  ここは、よじれ、ねじれ、を解消する部分ですから、取付状態でねじれがないことをテストするのです。

取付テスト よじれはないね!

取り付ける前に、ネットを伸ばします。  

外は雨なので今日は熱湯で伸ばせません。  今回は引っ張りながらヘアドライヤーをかけました。  まっ平らな皿型に編んでいるので、手取り部はかなりの太さになります。  片手で握れるようにどうしても糸をまっすぐに伸ばしておく必要を感じました。

テンションをかけながらドライヤーで伸ばしてます

伸びるときれいに編めてるのが分かりますね~

次は、ホーンの取付けです。

10号テグスで、網をホーンに縫い付けていきます。  網だしは36目なので、1穴につき3目づつ拾って、ミシンのようにテグスで縫っていきます。  側面に彫ってある溝にテグスが埋まります。  フライフィッシングのランディングネットを枠に取り付ける要領と同じです。

ホーン外側に縫い付けたネット

Brail Lineの取付け

テストしておいたようにBrail Lineをホーンの穴に通します。

ホーンにラインを通します。 よじれはないね~

 

引き寄せラインの取付け

Brail Lineの先にV字型に取り付ける糸のことです。  

引き寄せラインは、網を引き寄せる時に魚が袋の方に移動するように岩(おもり)が海底を引きずるようにするための紐です。  等間隔に取り付けることで裾回りにある岩が均等に波打って中央に寄ってきます。 魚は逃げようとして引き寄せラインの奥に入り込み、袋の中を右往左往するうちに取り込まれてしまうのです。

10号テグスを2mづつカットして1組とします。  全部で12組作ります。  岩は24か所を引っ張って手繰り寄せます。

半折りにして折り目を輪に結びます。  Brail Lineの端にも小さな輪を作り、テグスの輪をくぐらせて本結びにします。

ホーンを動かないように固定し、一番上に来るBrail Lineを網の直線部に合わせます。  この位相が大事です。  一つ決めれば、他は自然に決まります。

網の円周は19.7mありますので、これを24等分します。  1区画は82㎝となります。

Brail Line延長部から、左右に41㎝(82㎝の半分)のところをマークし、そこに最初の引き寄せラインを結び付けます。

その後は、82㎝開けて次の引き寄せラインを82㎝間隔で取り付けます。  24区画の1つおきに12組の引き寄せラインが取り付きます。  こうすることで、開いた網の岩(おもり)が均等に波打って引き寄せられることになります。  引き上げる時には、82㎝幅の三角網で魚を囲っていくような感じになります。

網の直線部と平行にBrail Lineを合わせる

引き寄せラインは写真に映らないので割愛。

 

ホーンストッパの取付け

この網は丈が2.8mあり、手繰り寄せるとホーンが下がり、Brail Lineに取り付けた岩(おもり)がホーンの穴に引っかかって止まると、その先に2.8m近くの網が袋状にぶら下がることになります。  網を引き上げている間、ネットは袋として魚を溜める役割をします。

2.8mの袋はちと長すぎる気がするので、せいぜい1mだろう、と思い、ホーンにストッパをつけることにしました。  つまり、ホーンは1mしか下がらないようにするのです。  長さの調節はストッパの長さを変えれば簡単にできます。  また、万が一、Brail Lineと岩の接続が切れた場合、手綱と網を結びつけているのは、このストッパになります。

そのために用意したのが、ホーン中央の穴です。  ここに6㎜径のポリエステルロープを通し瘤にして止めます。  片方の端は、手綱上を誘導で動くようにして取り付けます。   ワシの発明です。 エッヘン。 

ホーンストッパ

・・・で、完成です。

完成だ~、腰痛だ~

 

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沈子コード

2016年03月08日 | 投網

 先だって完成した丈3m、裾回り長さ19mの網に岩を取り付けた。  実際には、丈2.8m、裾回り長さ19.7mとなっておった。  ちょっと裾がフレア(波打つ)するかな。

お湯で伸ばしてみるが3mになるかどうかは分からない。  

かくのごとく、編んでいる間に、テグスが伸び、編み終えると縮むようだ。  締めた筈の瘤も次第に緩んできて、幅に糸が取られるために丈が縮むんだな。  3mで20㎝も縮む。  実に15分の1、約7%も縮むのだ。  ちなみに、編み方は、蟇股+本結び片側 で結んでいる。

岩の重さを3Kgとしたいのだが、売っているコードの規格は、20mで1㎏、2㎏、4㎏となっており、ちょうど3㎏というのがなかった。  ワシの体力で投げられるのは3㎏がいっぱいいっぱいだろう。  

仕方がないので、20mで1㎏と2㎏のものを購入した。  2本取り付ければちょうど3㎏になる。  取り付ける手数は倍になるが・・・2本取り付けるので・・・

By the way、沈子コードっちうのは、組みひもに編まれたロープの芯として鉛の数珠玉が入っているものである。  鉛のパイプが1㎝くらいづつ芯に通したナイロン糸でつながっている。  つながった電車みたいなもの。  その上を薄いビニールで覆ってあり、その上から組みひも網機であんだものだ。

ロープとしてのしなやかさはある。

もともと沈子コードは刺し網のようなものの重りに使うのだと思う。  岩に引っかかりにくく、扱いやすい。 鉛が表に出ていないので手も汚れない。

し・か・し・・・

投網の岩としては、しなやかさが足りないのでは・・・なかろ~か・・・

網に取り付けて網を持ち上げたところ、下の方で横方向に波打って団子になってしまう。  和式投網の吊り糸で持ち上げれば上下に波打つが、米式Cast Netとして使う場合は横に波打つ。

こんなふうに・・・

よこにゴワッと固まる

こんなふうに

そこで一計・・・

米式として作るが、投げる時にBrail Lineを50㎝ほど引いた状態で手取りすれば、和式と同様に上下に波打たせることができる。

うまく開くやろか・・・  

 

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性懲りもなく・・・

2016年02月28日 | 投網

正月以後、何かすることはなかろ~か・・・と思案したところ・・・糸がたくさん残っていたので・・・

投網でも編むか・・・外は寒いし・・・と編み始めた。

1月半ばから、2月と毎日編んでいた・・・朝から晩まで・・・夜中まで・・・

んで、昨日編み終えた。

前の500目の網と、今回の880目の網で、総計4500mのテグス糸を使ったことになる。 目合いは8節。

今回学んだことは、

同じ作業を長く続けると腱鞘炎になる。
年寄りは骨が弱っているので、その傾向は強くなる。  実際なった。
運動しないとどんどん肉や骨が細っていく。 実際細った。

腱鞘炎になると、肩から二の腕を通って手の甲、指、と痛みの連続を感じるようになる。
同じ姿勢を2か月近く続けていると、右肩から右手、左肩から左手、と痛みを感じるようになる。

なんや、投網の話題ではないやないか、と思われるだろうが、実は手漉き(てすき)で網を編むということは、そういうことなんですわ。  若い人でもたぶん同じやないかな・・・程度の差はあれ・・・

こんな格好で1か月半

総手漉きの投網

今回編み終えたのは、

目合い: 7節 (編み終えたら8節になっていた)
網出し: 12目(欠)
増やし目: 毎列 6目(欠)
総列数: 140列
総目数: 62,873 目(欠) 
結んだコブ: 125,746 結 (1目につき2回結ぶので)

丈:       3 m
裾回り長さ: 19 m
裾回り目数: 886 目(欠)
予想直径:  6 m
網の形状:  まっ平らな皿型  
形式:     米式Cast Net

これに3Kgの沈子コードの岩を付ける予定だ。

完成したら投げに行くど~・・・春だし・・・

 

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投網 投げ方考

2016年01月13日 | 投網

館山の枯れた芝生の上で、米式投網を投げてみた。 (投げていたので写真は無し)

約1時間投げ続けたが、きれいに丸く開いたのは2回だけ。  

そして考えた・・・なぜ投網は開くのか・・・どんな投げ方があるのか・・・等々

どうやらこんな感じらしい・・・

・投げた塊が丸く開くにはぶら下げた重りに遠心力をつければ良い。

・投げた塊が岩綱の後縁部を引っ張ってしまって後縁部が開かず、直線になる。  

・結果、半開き、三日月形になる。

和式で肘や肩に網の一部を乗せるのは、この岩綱の後縁部が遅れて出て全体を丸くするため、なのかな・・・と

問題は投げる前縁部ではなく、後縁部の処置に有るようだ。

 

そこで・・・投げ方を調べてみた。  いろいろあるね~・・・

(以下右利きの人を前提に書いています。 左利きの人は逆に変換してください)

和式投網の投げ方: 

・三つ手取り (土佐流)

大網でも小さい網でも同じ投げ方で投げられる合理的な投げ方。 投げる方向に対して左90度を向いて半身に立ちます。

網を腰よりチョイ下くらい(投げる距離によって膝高くらいの時もある)で左手に持ち、岩の重なりをよく捌き、手前3分の1くらいを右手で掴み左腕の下を通して左肘に引っ掛ける(ややこしいね)。  自分の前にある岩綱の後縁部を右手に持ち、残りの網の3分の1を右手て握る。  残り3分の1の網はそのまま左手に残します。

両手で網をぶら下げ、体を左側後方にひねり、振り子の反動をつけて右の方に投げる。 網に遠心力が働くように回しながら前方に投げる。

ここを参照 高知県投網連盟 豪快な土佐流の大網の投げ方です。

ここを参照 一般的な土佐流の投げ方。

 

・二手取り

網を2つに分け、岩綱後縁部を両手の中・薬・小指の三本でそれぞれ握ります。  網は親指と、人差し指で握ります。

右半身に構え、体を左にひねり網を後ろに回します。 次に体を右にひねり、反動で網に遠心力をつけ右前方に投げます。  岩綱は網が飛んで行ってから放します。  米式でもこれと全く同じ投げ方があります。

ここを参照 最初土佐流ですが、最後の方で2手取り(藤原流)を見せてます。

 

・細川流 (肥後流、薩摩流)

大きな網を豪快に投げる投げ方だが、準備に時間を要するのが難。  手取りが七面倒くさい。

網を腰の高さくらいに左手で持つ。 岩の重なりをよく捌き、体の前に網を持つ。  体の前の適量の網を右手で左肘に掛ける。  体の前にある岩綱の後縁部を右手の小指に引っ掛け、右手の指全部を使って、指と指の間に網のヒダヒダが入るるようにして残りの網全部を握る。  右手と左手を合わせるようにして体の前に腕で三角形を作る。  (拝むような感じ) 

右手にある岩綱の後縁部が前にくるように右手をくるっと回し、その後岩が一直線になるように左の足の側面を使ってそろえる。 少しだけ岩を上下させるとうまくそろう。

網を投げる前は、体は投げる方向とは180度反対側を向いている。 
左足をやや前に出し、腕の三角形を左前方に振り出す。  戻ってくる振り子を体の左後方に勢いよく持っていく(網の動きは前後か斜め後ろ)。  もどってくる振り子の重力を利用して、遠心力をつけ、体の横を回す(網の動きは斜め下45度くらい)。  この際、右足を後方に引き(回れ右をするように)、腰を入れ、さらに遠心力で網を体の左側で回す(網の動きは水平に近く)。  

体を反転させ、投げる方向に向き、網を投げ開く。  適当なタイミングで小指が網から離れるように・・・

さらに・・・力まずに、ちょうどTaylermadeのドライバーで打つようにヘッドを回転させるようにするとあまり力は入れずとも網は開く。  遠くに飛ばすにはそれなりの力が必要でしょうが・・・

ここを参照 細川流江戸投網保存会の練習風景

ここを参照 細川流の投げ方

 

・・・ と、まあ和式の投げ方では、左肘に網を乗せるのが基本のようなんだわ。

しかし、以前海で投げてみたとき、濡れた網を肘や肩に乗せるのはチョット・・・と思ったこともある。  

 

服が濡れるやんけ~

ボタンや、引っかかる服を着ては投げられない

 

そこで、米式投網の投げ方を調べてみた。

肘に掛けるオプションとして、岩綱の後縁部を、歯で噛む、というものまである。

が、米人は、体が網で濡れるのも、歯で噛むのも避けたいと思っているようなのだな・・・その点は合理的で同意なんだが・・・

それに・・・投げた後、すぐ次に投げる態勢に入れるようにするには、できるだけ手取りの簡単な方法が必要なんだと思うね。  実際に投げてみると・・・

 

米式Cast Netの投げ方

事前に岩やBrail Lineをよく捌くのは共通。

 ・米式投網で土佐流?

肘じゃなくて肩に乗せてますが、基本は同じです。

ここを参照 土佐流かな?

ここからが米式の特徴的な投げ方で、非常にシンプルだと思います。

・片手投げ小さい網

右手に手綱を丸め、ホーンのすぐ下を手綱の上に置いて握る。 腰の位置くらいまで網を輪にして右手に持つ。 

網の左側横から岩綱(Brail Lineの接続部)をつまみあげ、右手の親指で抑え持つ(岩綱の前縁部が上に来るように)。  左手で、開いた岩綱の後縁部を持つ。

闘牛士がマントで牛をけしかけるような恰好で立つ。  右手を伸ばして体を右後方にひねり、体を左にねじりもどすと同時に、右手で網に遠心力をつけ、前方に回すように投げる。  この際左手は、適度なタイミングで網に左回転を与えるように左から右に回しながら放す。

大きなロープの輪を前方に投げるような感じだね。ここを参照

 

・片手投げ大きい網 (どちらかと言うと、細川流の原理に近いのかな?)

右手に手綱を丸め、ホーンの下を手綱の上に置いて握る。 腰の位置くらいまで網を丸めて輪にして右手に持つ。  

網の左側横から岩綱を捌きながら左手で網の半分くらいを掴む。 掴む位置は岩綱から上20㎝位のところ。  掴んだ網を右手に乗せる。  ぶら下がっている網と逆方向に岩の塊が来るように持つ。

左手で体の前に来ている岩綱の後縁部を持つ。

体を右後方にひねり、腕を伸ばしたまま網に遠心力を付けるように回し、前方に回し投げる。

遠心力で網を開き、後縁部は左手で網に左回転がかかるように右方向に回しながら放す。

ここを参照

・二手投げ

和式の三つ手取りと似ているが、肘にはかけない。

片手投げ大きな網の方法と同様だが、網の半分を左手に持ったまま両手で投げる。 右手で投げる時は網に回転がかかるようにして投げる。 左手は左前方に投げる。

ここを参照  ちなみに、外人がこの動画で使っているのは袋のついた和式の投網です。

ここを参照 米式の別の二手投げです。 藤原流の手取りと似ていますね。

米式投網Cast Netは、こういう投げ方を前提に作られており、網は全くフラットに丸くなるように作られている点が特徴かな・・・ 

結論:

結局は、投げる岩の塊で網を開き、残りの部分(後縁部)をどうするか・・・という点で、肘に掛けたり、肩に掛けたり、歯で噛んだり、後縁部を握って時間差をつけたり、しているんだ。

 

目標!  どの投げ方でも投げられるように、 ガンバロ~!!

 

目の前で群れているソーダ鰹には三つ手取りか、二手投げで、目の前で丸く開かにゃならん。

岸近くのナブラを見つけたら片手投げで素早くなげにゃ~ならん。

遠くのナブラには細川流か、二手投げか、片手投げで遠投・・・

な~んて・・・できればいいね~

 

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工作はじめ 2016 2450円の投網の修理

2016年01月12日 | 投網

今年は投網に始まり・・・です。

第2弾は、ずいぶん前に買った2450円の投網を使えるように修理する ・・・です。

付いていた赤錆の出る岩を取り外す。

きったね~

破れた網を修理。  変な形に破れている場合は、え~い、ときれいに大き目にカットして編みなおしてきれいに仕上がりました。

破れをカットして編み直し、補修

新しいパイプの岩を取り付け、

岩の取付け

松葉とツリソ(吊り糸)をつけて、袋を作ります。 

松葉ってのは、ツリソを直接網に取り付けると、錘が一点にかかり、網が切れる可能性があるので、Vの字の斜めの線を2か所づつ網に編みこむ。 もちろん網の裏側に取り付ける。  そして、Vの字の先端にツリソを取り付け、その下に岩綱を取り付ける。  だから、重りはツリソ、松葉を介して網に取り付いている。

ツリソで丸まった網の部分は、袋と言って、和式の投網の場合は、必ず袋がついている。  

袋の役割は、網をかぶせられた魚は、こりゃいかん、と言って(ほんとにいうかどうか・・・)右往左往するわけです。  その際、逃げようとして、おそらく、網に向かって突進するわけですな。  

人様の方は、網を徐々に絞って縮めていく訳です。  そうすると、岩綱がちょっと海底から浮き上がったりして、その隙間から魚が逃げたりするんですな。  それを避けるために、引き絞りつつある岩綱の後ろに一定の空間(袋)を設け、そこに魚が入るようにするんです。  そうすると岩綱が多少浮き上がったとしても、その後ろは袋小路になっているわけで、そこに入ってしまった魚はもう逃げられないわけです。

完成~

ツリソはやや長めの18㎝程度・・・袋は90㎝をツリソで半分程度に折りたたむ・・・と

こんな格好に・・・

ちと袋が大きいかな?

ということで、先輩たちはツリソは1㎝とか2㎝とかの長さですが、ワシの場合は、18㎝位に長くしてみました。  袋の入り口が広い方が、網を絞る時に魚が入りやすいんじゃ~なかろ~か、と考えたからです。

ただし、ツリソが長い場合、網を投げる際にどういう具合になるか・・・という点が心配ですが・・・まあ練習してみることにいたしましょう。

この2450円の網、同じ段だと思って、同じ節の位置をぐるっと一周してみたら、知らぬ間に2段ずれていました。  おそらく原反をつなぐ際に2段ずれたままつないだんじゃろね。  だから松葉は2弾ずれており、岩綱が同じ高さについていない・・・かも・・・

まあ、そんな網です。

これで、米式Cast Netと和式の投網の2式保有することになった。  今年は工作を控えめにして、活動を多めにしようかと考えてます。

館山湾周辺の海岸で、必死に網を投げているジイさんを見かけたら、それはワシかもしれません・・・声かけてみてください・・・

 

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工作はじめ 2016 米式投網 Cast Net 完成で~す

2016年01月06日 | 投網

昨年からの宿題・・・米式投網が完成しました。

まず、Netのしわを伸ばします。

伸ばす前      伸ばす前

しわ伸ばしには、熱湯を使います。  ↓写真のようにつるして、やかんで沸騰したお湯を上からかけます。

ウエイトをかけたまま乾くまでしばらく置きます。

伸ばしてます

終わった後は↓写真のようにつるつる、まっすぐになった網目にほれぼれしますよ。

伸ばした後

次は、ホーンの工作です。

日本で売ってないので自作しました。

材料はPVC VU40のキャップです。

周囲に溝を掘り、3㎜の穴を12個開けました。  天井には7㎜の8つの穴。

こういう風に穴をあけました。  裏側です。

どっちを上にしようか悩みましたが、引き上げる際に抵抗が大きいほうが良いので、裏側を上にすることに決定。  米式投網では、引き上げる際、ホーンが下がることでネットが袋になるので、水の抵抗があるほうがよいのです。

網の取り付け

12の穴に40目の網目を3目づつ割り当て、4か所だけ4目とします。  穴を縫うように、10号のテグスでネットを取り付けていきます。

Brail Line(絞りライン)、引き寄せライン(重りを引き寄せるための吊り糸 10号テグス)を取り付けて、Hand Line(手綱)に取り付けたSwivelにBrail Linewo取り付けて・・・

完成で~す!

完成した米式投網

今週末、館山の海で試運転してきま~す。  とれないかなあ~ヒラメ・・・

 

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投網考  投網を設計するとはこういうこと?

2015年12月28日 | 投網

投網を自分なりに作る、あるいは、自分なりに構造を理解する、とか、大きさや形を設計する、とかいうことはどういうことなのだろうか?

まず、投網の大きさ・・・どうやって決める?

投網の大きさを表すものとしては以下のものがあります:

丈(たけ):  つるした時の縦の長さ、網の上部から錘(おもり)まで。

直径:     拡がった時の直径。 直径は丈の2倍を超えることはできません。  真平らに拡がる投網の場合の直径は丈の2倍ということになります。

裾回り:    拡がった時の裾回りの長さ。 

以上は概括的な投網の大きさになります。

さらに、どんな魚を狙って投網を投げるのか? ということから

目合い    網目の大きさについて節(せつ)、という単位で表す・・・を決めます。

節(せつ)  とは、網目を縦に伸ばした状態で、15.15㎝(五寸)の長さの中に、結び目が何個あるかを数えて、その数を、節(せつ)といいます。  その際、両端の結び目も数の中に入れます。  したがって、網目としては、(節数-1)、の節間(ふしま)があることになります。  

この節間の1つを半目(はんめ)といい、半目が2つで1目となります。

網を編む場合は、上の半目に次の列の半目を結びつける、というように編むことから、編むための単位が半目になります。

さて、魚の大きさから目合いを決めると、半目の長さが決まります。

たとえば、獲りたい魚が、鮎(中)とかキス(大)、ウグイ(中)、フナ、などであれば、11節~12節の網を選ぶことになります。  12節の場合、半目は、15.15㎝÷(12-1)=13.7≒14㎜ ということになります。  計算上、胴回りが28㎜(14㎜x2)以上の魚なら捕えられるということになります。  それ以下の魚は網目をすり抜けます。

また、魚を選ぶことで、網を編む糸の太さも概ね決まってきます。  12節の場合、網の上部(ソラ)に1.5号、下部(オケガワ、袋)に2~3号、といったようになりますが、糸の太さにルールはありません。 細ければ切れやすいが、網は拡がりやすいわけです。  狙い以外の大物が入った時のことも考えて置かねば、大物に網を切られることもあり得るわけですね。  逆に、上部は拡がりやすさを考慮して1号ということもあり得るわけです。

投網の先輩達は、ソラは細く、総目は太目に編むようです。

さて、と・・・目合いを決めたら、次は網の大きさです。

投網を投げたとき、きれいに丸く拡がったことを想定して、どのくらいの直径の網がいいのか、これは自分で決めることになります。

目標の直径を決めると、計算で目標の裾回りの長さが決まります。  おなじみの算数の公式、

円周長さ=直径 x 3.14   で計算します。

岩綱の長さはこれに合わせることになります。

円周長さが決まると、計算で裾回りの目数を決めることができます。

裾回りの目数 = 円周長さ ÷ 半目の長さ

ちょっちょっと待って・・・なんで半目の長さで割るの?

クリックして拡大してください。

この図をよく覚えておいてくださいね。  節の考え方は、網目を横に目いっぱい伸ばしても同じなんですね。  縦に12節なら横でも12節なんですね。

後で丈のところでも関係してきます。

クリックして拡大してください。

丸く拡がった時の網目の状態を想定してください。  目いっぱい横一文字に開いているのか、80%開いているのか、40%なのか・・・

網目は横に拡がると、縦の長さが短くなるという宿命があります。  拡がりを横に目いっぱいとした場合、網の縦の長さがグンと短く縮んでしまうことになります。

そこで、拡がり具合=網目の50%と前提すると、これは正三角形の1辺(底辺)=半目の長さと同じになります。(上の説明図を見てください)

これで、裾回りの目数が何欠(目)なのか、が決まります。  欠は目を横に数える時の単位で、目と同じ意味です。

自分で編む場合には、目標の目数が決まりますし、原反を買って作る場合には、その大きさも決められます。

さて・・・と、裾回りの長さは決まったけれど、丈はどうやって決めるのでしょう?

投網は拡がったとき、理論上、円錐形になります。  縦長の円錐形もあれば、平べったい円錐形もあり、どちらも同じ裾回りの長さを持つことができます。

では、投網の形状を決めましょう。  

浜辺や浅い湖沼、川などでは、瀬打ち という平べったい形状の網を使うようです。 深い場所で打つ場合は、釣鐘型、その中間は標準的な型、という程度の区別はありますが・・・

次の図は、ワシが編んだ米式Cast Netの設計図です。

クリックして拡大してください。

図を見ると形状が良くわかります。

図中、赤い三角形の形状を目標とすると仮定すると、各段の丈の長さ、各段最上部での欠(目)数、段内での増やし目(出し目)の数が下の表のように計算できます。  この網は8節(半目21㎜)です。

クリックして拡大してください。

各段の節数は25で、24列編むことになります。  50.4㎝(丈)x10(㎜に変換)÷21㎜(半目)=24列

24列編む間に120欠の目を、増やし目、または、出し目して、目数を増やしていくわけです。  4列毎に20目の出し目、6列毎に30目の出し目、8列毎に40目の出し目、12列毎に60目の出し目、24列毎に120目の出し目、いずれの方法でも、24列の中で120目が増えれば良いわけです。  

この表に沿って編んでいけば、形状図の赤い三角形の投網が編めます。  ただし・・・投網が開いた場合、丈は理論値の1.7/2 (85%)に 小さくなります。  目いっぱい開いた場合、錘ラインは目を50%開く状態で長さを決めている筈ですから、錘ライン以上には開きません。  この際の直径は、丈の縮む分だけ小さくなるわけです。  目標通りの直径にしたいのなら、この縮みの15%分だけ段数を伸ばさねばなりませんね。 

形状を変形させてお皿を伏せたような形にしたい場合は、図の上で、横方向の長さ(緑の矢印)を測定し、半径との比率を計算し、裾回りの目数に掛ければ、各段での目数を調整できます。  半径の半分ならその位置の目数は、500欠の半分の250欠、ということになります。  その次の段との差が、増やし目の目数となります。

2450円で買った投網はどうなっているでしょう。

下の図が、展開した絵になります。

クリックして拡大してください

12節の原反をつなぎ合わせて作ってありました。

1段目は12節200欠、丈は80㎝、2段目は12節400欠、丈80㎝、3段目は12節800欠、丈80㎝で、やや裾広がりの形状です。  直線的な円錐形なら200欠,400欠,600欠と増えるはずですね。  一方、2段目以下は、400,800,1200 と等比級数になっていますので、直線的です。

図で見てみましょう。

クリックして拡大してみましょう

4段目は総目(手取りより下の部分)となり、12節1200目、丈は1mです。

5段目に12節1200目で、90㎝長の部分があり、ここが袋となるように、吊り糸(つりそ)をつけてありました。  つりそはほとんど長さがありませんので、丈は、80㎝+80㎝+80㎝+1m=3.4m ということになります。  

ワシの考えでは、この1段目は不要なのではないでしょうか。 やたら丈が長いので扱いにくいんですよ。  ここまで開くこともないし・・・1段目はカットして原反として他の用途に使えますしね。  いつかカットしてしまいましょう。

錘の重さについては、自分の体力と相談して投げられる重さを選べばよいでしょう。

 

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投網修理 1  新しい岩綱、玉鉛

2015年12月26日 | 投網

2450円で買った投網を修理する。

先日投稿したように、この網の重りは赤錆がでて汚らしいし、2~3回使っただけで吊り糸が切れてしまって使い物にならない。

そこで鉛パイプ(玉鉛と、通し鉛もいう)を買った。  通常Kg単位での販売だが、埼玉の三谷釣具店に相談したら個数単位でも重さ換算してお売りしますよ、ということで120個送ってもらった。  吊り糸も買っておいた。

錘を通す縄は、ビバホームで見繕って5mm径のポリエステル金剛打ちロープを18m買った。 手触りが柔らかく、しなやかなので岩綱には持ってこいだ。

網に取り付ける前に、ロープに玉錘を通して等間隔に固定する作業を行う。  固定しないと左右に動いてしまう。  取付用の糸は、これもビバホームで物色して0.8mm径の三つ打ちの水糸を買った。

まず、ロープに120個の玉錘を通さねばならないのよ・・・全部通すと重さがあるのと、つながった重りが固くなるので結構扱いにくい。  動かすとガラガラと音がでるので毛布を下に敷いた。

毛布に鎮座するロープと玉鉛

ロープ上の重りは等間隔でなければならない。  元の投網では14㎝間隔で10目づつの網目を割り当てて取り付けてあった。

14㎝長の定規を作り、さらにそこから重り1個分の長さをカットした。  つまり重りと重りの間隔を測る定規を作った。  120個も取り付けるとなると、間隔をいちいち物差しで測ってはいられないからね・・・

ロープ上の玉鉛は左右に動いてはならない・・・動くと網が偏っちまいます。

そこで、赤色の水糸でロープと玉鉛を固定する作業に入る。 

そしてできたのがこれ・・・岩綱(いわつな)

両端を水糸でロープに縛って固定し、次々と連結していく・・・縛り方は、網を玉枠に取り付けるのと同じ、引っ張ってはハーフヒッチ2回、あるいは、ヨットのクラブヒッチ(巻き結び)・・・要はなんでもいい

玉鉛の両側、鉛と鉛の中間に1か所、を縛ることで鉛が動くのを防止する。

等間隔に水糸で固定された岩綱

それでも左右に動こうとする玉錘は、水糸で連結するので互いに引っ張り合って動かない。 (上の写真)

ということで、120個の玉鉛を16.8mのロープに、等間隔に取り付けた、岩綱が出来上がったのでした。

ロープの両端(最後の区画)は、長さを予め等間隔になるようにマークしておき、区画の半分づつをほぐす。 ほぐした糸を相手のロープに毛糸針を使って縫い込む。  両端を互いに縫い込んで、1区画の長さとなるようにする。  縫い込んで連結したロープの上を水糸でハーフヒッチを繰り返しながらぐるぐる巻きにする。

赤い部分はロープを接続して水糸でぐるぐる巻きに・・・

総目(網の下部の目数)1200欠となると、何をやるにも大変だ~。

網への取付は、来年正月明けにでもゆっくりやることにしよっと・・・

し・か・し・・・そんなに投網増やしてどないすんねん?・・・  来年は投げまくらんといかんな~・・・

 

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編んでます 9 岩(鉛チェーン)をつけました

2015年12月24日 | 投網

米式投網を作っています。

日本では投網の重りのことを岩(いわ)といいます。 アメリカでは Weight (Line)です。

手すきの網に、ネットで注文した鉛チェーンを取り付けていきます。

鉛チェーンは1尋いくらで購入します。  中度半端な長さのときは1尋分長く買っておいて、余った部分はチェーンが切れた場合の補修用とします。

鉛チェーンの取付は、輪を一つ置きに網目に取り付けていきます。 一つ遊ばせるわけです。 

また、輪が縦・横・縦・横となるよう、また、ねじれないように注意がいります。

輪っかが小さかったので、かなり細い編針(あばり)でないと針が輪の中を通らないのです。  幸い、1㎝以下の幅の編針を作ってあったので事なきを得ました。  でも、長いのでとてもスムーズには行きません。  一個一個丁寧に取り付けていきました。  500目取り付けるのに夜中の3時まで、約7時間かかりました。

で・・・長さをピッタリに合わせるのは?・・・

鉛ですからニッパーでカットして、切れ目にヤニ入りの半田を一かけ置き、ライターであぶると、半田が融けて隙間を埋めます。  火を使うので、網目が残り5つくらいになったら輪の数を計算してやるといいです。 それからつけ始めのほうは、5目分くらい余らしておくといいです。  間際でやると糸が溶けちゃったりしますよ。

一個一個丁寧に・・・

そして、取付完了。  鉛の粉で手が真っ黒に・・・手はよく洗おうね・・・

取付完了

椅子に下げてみると、ゆがんでいる網目などが重みでまっすぐに引っ張られて、売ってる網のように見えます。(^^)

網目の大きい小さい、バイアスに編まれてしまっている・・・など・・・手すきの場合は完全に均一な網とすることは至難の技です。

このままつるしておけば、まっすぐな癖が付くんじゃなかろ~か。  それとも熱湯をかけてみるか・・・

あとはHornとBril Line、手綱を取り付ければ・・・投げられま~す・・・待ってろヒラメ~

 

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