パソコンでマイナポイントの申請を行うには、結局薬局、ICカードリーダーが必須であることが分かった。 だから買った。 これだ;
金¥1,350也 と、まあ、お手頃な値段。 使ってみたが、使い勝手も良い。
1.まずは、ICカードリーダーを使えるようにする操作、これは簡単だ。
電源の入ったPCのUSBポートにICカードリーダーのUSBを刺す、と自動的に必要なドライバーがインストールされる。 使う段になったら、これにマイナンバーカードを刺しこめば読み込んでくれる。
2.マイナポイントっちうのは、3つの申請があって、それぞれの申請についてポイントをくれる。
申請1:マイナンバーカード新規取得 5,000ポイント
申請2:マイナカードを健康保険証として使う申請 7,500ポイント
申請3:公金受取口座による公金受取を申請 7,500ポイント
合計で20,000ポイント(2万円相当)になるので今回その申請をするわけだ。 だが、3つの申請の内、事前に別の登録事項を済ませておかないといけないものがある。 下記2項目である。
項目1: ポイントを受け取るキャッシュレスサービスへの登録 (申請1~3をするために共通して必要)
ポイントをもらうためにはどのキャッシュレスサービス(何とかPayとかクレジットカードとか奈々子カードとか)にするかを選択し、且つ、サービス会社の規定する操作を行う必要があるのです。
ワシはキャッシュレスサービスはクレジットカードにしたので、持っているカード会社のホームページにアクセスして下記の2つの情報を得た。 この2つの情報がワシのマイナンバーカードとクレジットカード会社の間を繋ぐキーワードになるわけだ。
➀ 決済サービスID
② セキュリティーコード
この2つのコードをメモしておく。 これらが無いと、どの申請のポイントも受け取れないことになる。
項目2: デジタル庁に公金受取口座を登録 (申請3を有効にするための登録)
この登録はデジタル庁に、自分の銀行口座を公金受取口座として登録しておくことに他ならない。 その際にマイナンバーカードで自分の認証を行う、という意味で、マイナンバーカードとICカードリーダーが必要になるのである。
もちろん、デジタル庁への口座登録は後回しにして、先にマイナポイントには公金受取口座を登録する、というポイントを申請しておいても構わないのだが、ワシは面倒なので事前に口座登録をしておくことにしたわけさ。 いずれにせよ、そのためにICカードリーダーが必要になることは変わりはない。
この登録をするにはマイナポータルというサイトを開いて登録手順をすすめるんだが、途中に次のものをインストールするように案内される。
・マイナポータルを使うためのアプリ(JPKI利用者ソフト)
・マイナポータルを使えるようにするためのChromeの拡張機能
これらをサイトの指示に従って順次インストールする。
次にマイナポータルを開いて、公金受取口座を登録するのだが、その前にまた一つ新しい登録が必要になる。 利用者登録っちう登録だ。 これは、登録しておくと、長々とした住所や氏名、生年月日、電話番号、等の情報を逐一入力しなくても済む、というための登録だ。 やっとけば世話無いのでやっとく。
ICカードリーダーにマイナンバーカードを刺して、4桁のパスワード(カード受取時に決めたもの)を入力すると先に進むようになっている。
ここまでが露払いのインストールや登録で、こまごまとややこしいのだが、この先は、単に自分の銀行名、支店名、口座番号、セキュリティーコード、を入力して、最後に「登録する」を押せば、デジタル庁への口座登録が完了する。
ここまでが、マイナポイント申請の事前登録事項なんです。
ここからが、申請1~3について、マイナポイントを頂戴という申請なのです。
「マイナポイントの申し込み方法」、というサイトを表示して、自分自身のパソコンでICカードリーダーを使って申請するを選択して案内画面に従って申請を行う。 申請1~申請3までを1回の操作で申請できる。
この際に、「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストール というリンクが出てくるので、インストールする。
途中、先に入手しておいた、
➀ 決済サービスID
② セキュリティーコード
を入力して、もらうポイントと紐づける。
マイキーIDってのも表示されるので、これもメモしておく。
ということで、以下の3つの申請を完了したわけです。 Hi
申請1:マイナンバーカード新規取得 5,000ポイント
申請2:マイナカードを健康保険証として使う申請 7,500ポイント
申請3:公金受取口座による公金受取を申請 7,500ポイント
あとは、いつポイントをくれるのかな~、と心待ちにするか、キャッシュレスサービスのサイトで、いつ頃ポイントが付くのかの情報を調べる訳です。
この記事は、あくまで、パソコンとICカードリーダーを使ってマイナポイントの申請を行う、という前提です。 他に、該当機種のスマホとQRコードリーダーを使って申請をおこなう方法もありますので、スマホの方はそちらを参照してください。
ワシは長年システムアナリスト、システムエンジニアとして働いていた老人なので、やっとここまで理解できたが、普通の老人や若者には、マイナポイントの申請というのは、かなりややこしい理解が必要となる操作です。 あ~ややこし、あ~ややこし、と叫びたいくらいです。
途中で嫌になるようでしたら、ポイントなんか貰わんでもえ~わ、と開き直ってみることです。 でも2万円は惜しい? なら、気持ちが落ち着いてから申請1から1つづつ進めればいいんですわ。 3つ一遍にやろうとしたから余計にややこしくなったようにも思われます。 Hi
このデジタル庁の施策ですが、マイナポイントでマイナンバーカードの取得を推進する、ということに失敗していますね。 平衡して進めるのはややこしすぎますよ!!
マイナンバーカードの取得推進を中心に据えて、まずカードの普及だけを推進すべきだったと思いましたね。 カードを取得したら20,000ポイントを付与する、これを推進するべきだったように思います。
健康保険としての利用、公金受取口座の登録は、時間をかけて・・・というより医療機関、公金送金の体制の方を先に確立すれば、自然に増えていくと思わうんです。 実際には体制確立の方に時間がかかかるんでしょう? 登録はしたけどいつになったら健康保険証として使えるの?ってことになるんじゃないのかな~。
最後に、マイナンバーカードを使ったログイン認証ですが、ここが自動化されて便利になればなるほど、カード紛失時の認証リスクが高まるわけですから、リスク管理をどこまで徹底できるか、が試される訳です。 マイナカードをICカードリーダーに刺しこむだけで認証されてしまうんですから、事前設定した4桁のパスワードが漏れたら、悪用は自由になってしまいます。
情報漏洩に対する徹底した施策、漏洩に対する罰則の強化、など、が必要なんじゃ~ないでしょ~か。