Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

ハンディートランシーバー アンテナ の怪

2020年12月09日 | アマチュア無線

ハンディー機でFM 430MHZ帯、144MHZ帯を聞いていると、ザーという音が聞こえる。 これはアナログのFM音声に交じってデジタル信号の電波が入ってくる所為らしい。

現在のバンドプラン(周波数帯の中の割り当て表)では、デジタル信号はアナログ帯とは別の周波数区分を使うことになっている筈だが、知らずに区分を逸脱する人もいるらしい。

デジタル信号とは、C4FMという変調方式で作られたFM信号で、音声をデジタル処理したもの。 使う周波数帯域幅を狭くできる、とか、送信エラーを修正できる、とか、音声がアナログよりも綺麗に聞こえるということで、今主流になりつつある、みたい・・・

Wires-Xというインターネット経由の無線通信もアナログに加えてデジタル音声が浸透しつつある。

デジタルFMに興味があったので、それ用のハンディー機を買ってみた。 YaesuのFT2Dというモデル落ちした機械。 最新はFT3Dで約6万円する。 モデル落ちは2万円程度安かったのでこれにした。 それに、FT3Dの評価コメントで、FT3DはFT2Dに録音機能が付いた程度で、たいした機能変更はない、とあったので、自信をもってモデル落ちにした。 モデル落ちに人気があるのか、在庫切れのショップも散見される。 当然製造は終了している。

実は、がん保険を解約したら解約返戻金ってのが戻ってきたので・・・それを使わせてもらったの・・・車もやめて税金やら車検費用や保険金なども節約できたし・・・これでタバコをやめればもっと節約できるなあ~・・・コホン

・・・で、144MHZ帯と430MHZ帯をワッチ(聞いてるだけ~)してみたが、室内だからだか、どちらの周波数帯もあんまり通信が聞こえてこない。 430MHZ帯は、トラック野郎の電波がちょっと入る程度。

おきゃしいにゃ~・・・KenwoodのTH-79と4エレレープアンテナではもちっと頻繁に聞こえていたはずなんだが・・・だれも電波とばしてないんやろか?・・・場所が悪いのか?・・・アンテナの所為なのか?・・・

で、FT2Dにくっ付いてたアンテナをnanoVNAで測定してみたんだ。

結果は、430MHZ帯以外は何にも聞こえる筈がない、という数値だった。

nanoVNAのグラフを下に示します;

130MHZ-500MHZで測定。 430MHZ帯でやっとVSWR=1.9

ハンディー機についてくるアンテナのVSWRのパターンは、概ね同じような形をしていますね。

430MHZ-460MHZ VSWRは平均して1.2以下

144MHZ-146MHZ VSWRは、2桁・・・とんでもない値。

こりゃ一体どういうことなの????

144/430MHZ デュアルバンダーっていっているけど、片方のバンドは全く聞こえないアンテナがくっついているのよね。

つまり、標準アンテナは430MHZ用で、他のバンド用には別のアンテナ買ってね、ということなのか・・・(実は・・・そうなんよ)。 詳細は後日談または後日の投稿を見てね。

 

後日談(重要):

いやはや、ワシが悪かった。 考えが浅かった。

だいたい、八重洲無線ともあろう大手がそんなアホなアンテナを付けて売るわけがないよな。

実は、アンテナ内部にLCRの等価電子回路があって周波数によってアンテナ回路を使い分けているんだそうだよ。 特に、144MHZ帯では、ハンディー機を握って人体がアースになるという前提で送受信するようになってるそうなんだ。

だから、144MHZ帯では、上記のようなVSWRの測定では正しい結果は得られないということみたい。

だとすると、ハンディー機を台に乗せてスピーカーマイクで通信なんかすると、人体アースにならないから144MHZ帯では受信も送信も低効率ということかな?・・・(実は、そうなんよ)。

アンテナの長さってのは送受信する電波の波長と大いに関係するんだな。

430MHZの波長は約70㎝、144MHZの波長は約2m、と約3倍の長さの違いがある。 これを1つのトランシーバーのアンテナとして格納するには、いろんな工夫が必要になるわけだな。

うまいことにアンテナってのは、λ/2とかλ/4(λは波長)とかに同調するような性質がある。 だから430MHZ帯はλ/2(約35㎝)、144MHZ帯はλ/4(約50㎝)にして1本のフレキシブルアンテナとして組み込んである。 アンテナ線をコイル状にすると長さを短くしても機能するから、50㎝はさらに短くしてある。

ところが、λ/4波長のアンテナが機能にするにはアース(地球)をうまく利用しないとアンテナとしては機能しない。 アンテナのλ/4長とアースのλ/4長とで、λ/2となり、アンテナとして機能する。 

だからメーカーは、いかにしてこの両者の違いをアンテナに仕組むかに苦慮するわけなんだな。

一般的には、こうなってるそうなんよ・・・

・430MHZ帯 λ/2の方式で作りこまれているから効率は悪くない。

・144MHZ帯 λ/4の方式で作りこまれているからアース部を人体(手)が受け持つことになっている。

いずれにしても、デュアルバンダーの144MHZ帯のアンテナの効率は、そのままでは、430MHZ帯に比べて、落ちることは間違いないようだ。

144MHZ帯のλ/4に関しては、簡単にグランドプレーン化することができる。 つまり、同じλ/4の長さのラジアル(アース線)を取り付ければ、そのアンテナはホイップではなく、グランドプレーンアンテナに早変わりする。 ラジアルは、時にカウンターポイズと呼ばれることもある。 機能は同じだ。

アドオンラジアルといって、λ/4長(144MHZは51㎝)のラジアル(アース線、電線、針金)をアンテナコネクタの外枠側に接触するように取り付ければいいだけなんよ。 

そうすれば、アンテナ全体としては、半波長(λ/2)ダイポールアンテナ、または、1/4波長(λ/4)グランドプレーンアンテナ、と全く同じ働きになる。

取り付けたラジアルは、430MHZ帯に対しては害をあたえることはない、ときたら、つけっぱなしで、430MHZ帯も144MHZ帯も効率よく使えるってことになる。

いろいろ工夫して見たくなるよね・・・アンテナって。

下記URLに詳しく書いてあったので、読んでちょ

こちらを読んでちょ

後日談、以上

 

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4エレループアンテナのVSWR測定 nanoVNAを使って

2020年12月05日 | アマチュア無線

nanoVNAを使ってみた。 nanoVNA本体では字が小さすぎて老人の目には無理。

そこでnanoVNA-SaverというPCソフトをダウンロードした。 GitHUBというご本家のサイトから最新バージョンのものを無料でダウンロードできる。

解凍すると.exeファイルができるから、nanoVNA本体をUSBケーブルでPCにつないで立ち上げ、.exeをクリックして実行すると、PCに黒い画面が出てからしばらくすると、PCにグラフが表示される。 nanoVNAの方の画面には変化はない。

PCで画面は大きくなるが、画面上の字は・・・やはり・・・小さい。 だが、グラフは見やすい。

Calibration: 較正(こうせい)と言われている。 要は計算する前に計測前状態を初期化しておくことに他ならない。 そうしないとVNA側では、何も繋いでいない状態(Calibration状態)と、アンテナとを繋いだ状態、を区別できず、アンテナだけの数値を計算できない。

この時、記録される初期化状態は、計測前提を作ったうえで、

1.Short状態:+ーがショート(導通)した状態
2.Open(無限大)状態:+-が解放されて導通していない状態
3.Load(50Ω)負荷状態:回路に50Ωの実抵抗を入れた状態
4.CH1のLoad(50Ω)負荷状態:CH1(ポート1)を使う場合
5.Through状態:CH0とCH1をつないだ初期状態

この初期設定のことをCalibrationと言っているようだ。 だから、どういう前提のときのCalibrationなのかを区別できるように、Save、ReCall機能がついている。(5つまで名前をつけてSaveできる、また後で読み込むこともできる)。

次に、測定対象とするアンテナを繋ぐのだが、この時、Calibration時と異なる接続(コネクタやケーブル類のこと)をすると、初期状態と測定状態の前提が狂ってしまう。 だから測定状態と同じ接続状態を作ってからCalibrationをしておかねばならない。

4エネループアンテナにはBNCオスがついているが、nanoVNAのポート側はタイプとサイズが異なり、直接には繋げない。 (SMAのオスネジと同じサイズになっている。)

つなぐためには、別売りの変換用コネクタ、普通サイズのBNCメスとVNAサイズ(SMA)のオスネジの切ってある変換コネクタが必要になるのです。 (AmazonでBMCオス+SMAオスネジ、BNCメス+SMAオスネジの各2個入り計4個で¥1000以下で売ってた)

これです。一番手前のもの;

これを装着したうえでCalibrationを実行しておかねばなりません。 ケーブル側の先端には、nanoVNA付属のオスネジ+オスネジのコネクタを取り付けておきます。 この接続用コネクタのサイズは変換コネクタについているものと同じサイズで同じ材質(真鍮)なので、等価なので、Calibrationとアンテナ接続状態で、接続条件が同じになります。 このCalibrationには、4eleloopという名前をつけて一旦Saveしておきます。 次に同じアンテナの計測をするときにはこれを読み込めば再度Calibrationする必要はありません。

では、Calibration:

1.Short:  接続コネクタ先端にShort端子を付けて実行
2.Open:  接続コネクタ先端にOpen端子を付けて実行
3.Load:   接続先端にLoad端子を付けて実行

この状態でCalibration (4eleloop)をSaveし、そのまま4.の計測に進みます。

4.計測:ケーブル先端の接続コネクタを外し、別売りの変換コネクタとをつないで、BNCメスとアンテナのBNCオスを繋ぎます。

この状態で、PCのVNA-Saverで、Sweep(計測)ボタンをおします。

Sweepボタンを押しました。 

結果は、430MHZ~440MHZに渡って、VSWR=1.7くらいでした。

アンテナの調整:

VSWR、あんまりよくないね~、ということで、エレメントを縮めたり、延ばしたりしながら計測を繰り返しました。 エレメントの伸長だけでは、グラフの右端のVSWRが上がったり、左端が上がったり、するだけです。 どのエレメントを弄れば、VSWRのどの部分が上下できるか、ということが分かりました。

そして、最後の調整として、給電部の位置を前後にずらして測定してみたのです。 約20㎜後方、つまり、反射器の方に近づけました。 すると、どうでしょう。 VSWRは全体的平均的に 1.2以下に下がったのです。 ガクンと・・・ほんとか~・・・てな気持ちでした。

結局、エレメント長は参考サイトと同じ長さ、エレメント位置は、今回得た下記の位置になりました。 給電部を前後に移動できるように作っておいてよかったです。 すべてのエレメント位置は、M4ボルトを緩めると、ブーム上で前後に動かせるようにしておいたのです。

計測結果です。 430MHZ帯のいずれの周波数でも同様の安定度を示しています。 下記、nanoVNA-Saver画面を参照。

開始点:430MHZ VSWR=1.14
中間点:435MHZ VSWR=1.16
終了点:440MHZ VSWR=1.15

Smith Chart(丸いグラフ、インピーダンスの位置を表す)も、中央付近の1点=インピーダンスが50Ωとちょっとの位置を示しています。 実抵抗にプラスして誘導性の抵抗値(インピーダンス)がほんのちょっと存在するのでしょう。 これについては、どうにもできないので、このままにしておきます。

以上は4エレループアンテナをハンディー機直結で繋ぎますので、バランは不要ですが、アンテナとハンディー機の間を同軸ケーブルでつなぐ場合は、平衡ー不平衡な電流による抵抗成分(インピーダンス)を低下させるためにバラン(Balance/Unbalance)というコイルを入れたりします。 そういう場合は、そのような接続状態の下でCalibrationをしなければなりません。 

このアンテナでは、上記周波数帯以外は使わないので、測定もこの範囲だけにしています。 一般的なホイップアンテナのようなものでは、もっと広い周波数範囲を見ておくべきでしょう。  下記の丸いスミスチャートというグラフでも、インピーダンスはほぼ50Ω(中央の位置)を示しているので、良い状態と言っても良いでしょう。

エレメント長: 

下記表の、重なり とは、エレメント保持部で保持部の内部に入る部分の長さです。エレメント露出部の長さは、エレメント長から、重なり長を引くことで計算できます。 15㎜というのは、黒いPOMで作った保持部(単なるΦ4㎜の穴)でΦが15㎜です。 穴の内部でエレメント端が重なるので2倍になります。

放射器の5㎜は、給電部で5㎜だけエレメントを保持部に挿入するようにしてあるからです。 露出長=λ(430MHZの波長)となるように挿入長さも計算して作ってあるのです、Hi。

導波器1: 625㎜ 重なり=15㎜+15㎜ 露出部長さ=595㎜
導波器2: 678㎜ 重なり=15㎜+15㎜ 露出部長さ=648㎜
放射器:  708㎜ 重なり=5㎜+5㎜ 露出部長さ=698㎜=λ)
反射器:  749㎜ 重なり=15㎜+15㎜ 露出部長さ=719㎜

調整後のエレメント間隔:エレメント巾中心からエレメント巾中心まで

導波器1-2間:   220㎜
導波器2-放射器間: 93㎜
放射器ー反射器間:  84㎜

これでしばらく使ってみましょう。 ♪~♪

近場の交信で聞いてみましたら、結構綺麗な音で入ってきます。

ちなみに製作時に参考にした元サイズは下記URLによるものです。

参考サイト

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電波ってなあに?

2020年12月03日 | アマチュア無線

4エレメントループアンテナを作った。 

これだ

電波を受ける要素を4つ取り付けてあるので4エレメントという。 正式には、4要素の八木・宇田ループアンテナという。 TV用のアンテナは多要素の八木・宇田アンテナである。

受信実験をしていて、ふと思った。 いろんな声が聞こえてくる、という事実は、いろんな電波がいつも飛んでいる、ということだよね。 こんなに電波ってものが空中を飛んでいるってことは、ワシら人間の体は、常にいろんな波長の電波にさらされているということだ。 体の中を電波が通り抜けているのか、体が電波を吸収しちまっているのか、分からないが、とにかく、常に電波にさらされているわけだ。 電波の中で生活をしているといっても過言ではないと思う。 電波が体に与える影響ってのも研究されているらしい。 いまのところ電波を浴びていてもなんともないけれど・・・ね。

むかし子供だった頃、ゲルマニウム鉱石ラジオってのを作ったことがある。 このラジオは、ゲルマニウムダイオードとコイルを使うだけで、空中を飛んでいるラジオ局の電波をとらえて、イヤホンで聞くことができるのだ。 つまり、電池も電気も使わずに、電波の力だけでイヤホンを鳴らすだけの電気を作れる、ということに他ならない。

音波っちうのは音の波で、空気を振動させることで伝搬する。 こちらは空気が媒体として必要だ。 イヤホンは電波から作った微弱な電気の力で磁石のついた薄い板を振動させることで音を出す。 電波から電気を作ることができる、ってのは改めて考えると、驚きだわね。 物理ってのは、ほんとにおもしろいね。

宇宙で太陽エネルギー(太陽光発電)で作った電気をマイクロ波という電波にして地球上に送りとどけ、これを地球上で受信して電気として利用する、という構想があるそうだ。 すごいね。

電波っちうのは電圧・電流の波、つまり、交流の電気を空中に発射することで伝搬する。 空気中ということではなく、空中に、である。 空気のない宇宙でも電波は伝搬する。 

電波には、振幅(電圧)、周期(波長)、強度(電力)によってさまざまな電波があるわけだ。 長波(LF)、中波(MF)、短波(HF)、超短波(VHF)、極超短波(UHF)、ウルトラ波、超ウルトラ波、マイクロ波、ミリ波、サブミリ波、などなどである。

詳しくはここをクリック

電波の伝搬速度は光の伝搬速度と同じなのだそうだ。 1秒間に地球を7周り半、進むって覚えたよね、(30万Km/sec)。  

300万MHZ以下の電磁波を電波というのだそうだ。 一方、光も電磁波の一種で、可視光線、赤外線、紫外線、X線、ガンマー線、などの放射線までを含む。

電波っちうのは周波数の半分(1/2λ)とか4分の1(1/4λ)とか、の長さの導電体からしか空中には発射できない、そうなのだ。 波長と同じ長さの導電体からは空中に発射できないらしい。 1/2λダイポールアンテナとか、1/4λグランドプレーンアンテナとかいうものはこれと関係があるみたいだね。

(出展:Tech Web IoT

そして電波というのは、電磁波とも言われる。 電磁波ってのは電気と磁気が一体となった波。 

電流が流れると、フレミングの法則っちうのが働いて、電流の流れる方向に向かって右回りの磁界が生じる、らしい(見たことないので)。そうすると、交流の電流を発射していることから、電流の強弱の周期にあわせて、磁界も強弱・反転したりするわけだ。 

だから、電波は縦に電流の強弱周期、水平に磁気の強弱周期が発生して、これが一定方向(指向性)、あるいは、全方向(無指向性)、に向かって進んでいくように図示される。 どこに向かって飛ばすのかは、使うアンテナの種類によって異なるわけだ。 

そしてこの、電流の波成分を電界、磁気の波成分を磁界、という。


(出展:Tech Web IoT

一概にアンテナといっても、電界をとらえるためのものや磁界をとらえるためのものがあるのだそうだ。 両方をとらえるためのものもあるのかも・・・電解・磁界、どちらかをとらえれば、他はフレミングの法則によって、補足的に生成することができるはずだ。

今回ワシが作った4エレメントループアンテナは、磁界をとらえるためのものらしい。 磁界をとらえるアンテナは垂直偏波といってアンテナ自体を縦に向けてとらえることになっている。 だから給電部を縦にして電波を受け渡しする。

こんな電波の性質の一部や全部を利用して、様々なアンテナが考案されているのだ。 ひとつづつ作っては使い勝手を試してみるのは、残り少ない時間を埋めるには十分な楽しみである。

まずは4エレループアンテナをつないで430MHZ帯でハンディー機に寿限無をつないでF2A・F3Eで交信しながら江戸川土手を徘徊する、ってのがまずの楽しみなのである。

先は長いぞ・・・局免許・・・早く来~い!

 

電波をもっと分かりやすく、かつ、科学的に説明している動画をみつけました;

ここです!

 

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そろそろアンテナ 2 4エレ・ループアンテナ完成

2020年12月03日 | アマチュア無線

ハンディー機用のハンディーエレキ-・スピーカーマイク(長いので寿限無と命名)の完成につづき、同ハンディー機用のアンテナ、4エレメント・ループアンテナが完成しました。

このアンテナは、グローバルアンテナ研究会という社団局アマチュア無線局が製作頒布しているGH-4というのを真似て自作したものです。 同研究会では、帯鋼という鋼のバネ材も頒布していて、帯鋼はそちらから分けていただきました。

ブームは、バンブーロッドのフェルール製作用に大量に仕入れてあったニッケルシルバーのパイプのΦ6㎜とΦ5㎜サイズを使いました。 ニッケルは接触抵抗が少ない金属の一種ですので、接点部材によく使います。 八木アンテナのエレメントにはニッケルシルバーの方がアルミよりも最適でしょうが、ちとアルミよりも重いのが玉に傷かな・・・

ちなみにブームも電波受信に影響はあると思われます。 金属ですから、誘電容量や静電容量に関与するはずです。 

八木アンテナではブームには金属以外の材料が使われているようです。 

じゃによって、ニッケルシルバーは、スライドさせるために仕方なく使いましたが、エレメント保持部にはPOMというプラスチックを使い、エレメントは給電部以外は、すべて絶縁されています。

このアンテナの利点の一つは、格納すると小さくできる、という点で、非常に気に入ってます。 GH-4の情報開示に感謝しております。

格納状態です  こんな大きさに

エレメント長、エレメント位置、などの詳細はグローバルアンテナ研究会では公表されておりませんでしたが、別の、同種のアンテナ製作者が書いているブログや記事を参照して、たぶん、この長さ、この位置だ、というのを類推して作りました。

VSWRの調整がしやすいように、エレメントのブーム上の位置はボルトを緩めれば保持部を前後に動かせるように作ってあります。

最も苦労したのは、給電部の工作で、一切の半田付けをせず、強い接触で各部が導通するようにしています。 縦横方向への穴あけとねじ切りで強く接触させます。

給電部の概要図 

これから、先日買ったnanoVNAでVSWRってのを調整していきます。

とりあえずハンディー機に取り付けて受信してみたところ、受信は バッチリ でした。

江戸川の土手徘徊に向け、着々と準備が進んでいます。

JARDのハンディー機の保証と総通の局免許待ちですわ。 遅いんだな~・・・これが・・・

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F2Aキーヤーの製作 4 完成 寿限無と命名

2020年11月24日 | アマチュア無線

ついに完成しました。 開局は間に合いませんでした。

では、ご紹介いたしましょう、F2Aキーヤー・パドル・F3Eスピーカーマイク、長いので別名・・・寿限無・・・最高級生漆で塗装しました。

これです;

塗装なった寿限無と修理なったKenwood TH-79

全容です。 中が透けて見えます。  握り具合もちょうど良いです。 つまみは、左 キーヤー速度、右、モニター音量。

TH-79のスイッチを入れます。 TH-79からピッという音がします。

次に、撃鉄・・・じゃなくてF2Aモードにスイッチを倒します。 LEDライトが点灯します。 3V以上の電源を使うと、このLEDが破裂します。(経験済み ^^;)

F2Aスイッチをオンに

Dot押しでスイッチオン=>800Hzと600Hzの切り替え、Dash押しでスイッチオン=>バグキーモードとパドルとの切り替え。

パドリング中です。いい~具合です。

パドリングはこのように、握ったまま人差し指(Dot)と中指(Dash)、両指(Iambic)、で操作します。 離すのが遅れ気味になるので、慣れるまではスタッカートでストレートキー式にパドリングします。 実は・・・寝たきりになってしまっても、ベッドの上で、ねたままモールスが打てるように・・・

スイッチをF3Eモードに戻すと、PTTスイッチを押して、そのままスピーカーマイクで話せます。

PTTスイッチでF3E、今のモールスどうでした?

もと回路のツートンのモニター用のサウンダーは、8Ωのマイクロスピーカーに変更しました。 スピーカー前に100Ωの抵抗を直列に入れることで鳴動するようになりました。 モニター音量はケーシングしたら十分に外でも聞こえる大きさになりました。 マイクロスピーカー(サイズ26x16x4.6㎜)は、スイッチの隣に格納してあります。 Φ2.5㎜のサウンドホールを両脇に1つづつと、スイッチ横に9つ空けてあり、右手・左手どちらでパドリングしても、自分側にモニター音が響くようになっています。 一応音量調節もできるようにしました。 音を小さくするための調節ですが・・・

モニター音は手前に出てきます。

寿限無・・・完成で~す!  局免許、はやくこないかな~・・・

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開局申請の不備 

2020年11月19日 | アマチュア無線

総務省からメールが来て、開局申請には不備があるので補正して再度申請せよ、とのこと。

不備の内容は、というと・・・

”あんたの無線機は古くて、スプリアス電波の発射基準は旧基準に従っている。 じゃによって平成17年に採用された新スプリアス発射基準に準拠するようにしなはれ。 何も手続きしないと、古い無線機は使えんようになるで~!” というもの。

スプリアス電波ってのは、意図した電波のほかに、高調波とかいう意図しない周波数の電波が出ちゃう。これをスプリアスというんだが、これが知らない間に出てると、ほかのFM放送ラジオだとか、TVだとかに混信し、雑音となるので規制がかかっている。

スプリアスが出ないように送信機には高域・低域フィルターとか振幅制限器とか、制限機能を入れなければならないのだ。 普通は売られているトランシーバーには、この機構が備わっている。 問題となるのは自作機とか、オークションなんかで買った古~い無線機などかな。

手続きとしては、(下記のいずれかを選択する)

1.新基準達成の新しい無線機を購入して開局申請する
2.JARDとかTSSとかいう団体に保証をしてもらって開局申請する。 こういう団体は過去に販売された無線機を独自にテストしており、この機種なら新基準でも大丈夫というお墨付きが出せるのである。
3.発射試験をして新基準に収まることを確認して開局申請する

ワシの場合、できる限り安上がりのF2Aを標榜しているのだから、1案はうん万円以上の出費となる。 それに、これまで苦労して作ってきたF2Aハンディーツートン・F3Eスピーカーマイク(寿限無かいな・・・)は手持ちのKenwood用なので、無線機を変更すると使えなくなり無駄になってしまう。 これをやりたいから3アマも取ったし開局も申請したのだわ。 だから手持ちのハンディーを使いたい訳さ。

3案は2案があるので不要。

結局、古い無線機は、”保証”というお墨付きをもらってから総務省下、各地の総合通信局あてに申請する。 幸いワシのハンディー機はJARDの保証可能機器リストに入っておったので保証は受けられる。

その代わり保証料ってのがとられて、¥4,100. 保証シールが¥300. ¥4,400も出費がかさんでしまったわい・・・

が、即、手続きした。 JARDに保証願書ってのを電子申請して振り込みも済ませた。 また1~3週間の期間がかかるのよね~。

”じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつくうねるところにすむところやぶらこうじのぶらこうじパイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのクーリンダイクーリンダイのポンポコピーのポンポコナのちょうきゅうめいのちょうすけ” やがな・・・

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F2Aキーヤーの製作 3 形あらわる

2020年11月18日 | アマチュア無線

製作の続いている表題のもの(長いんで・・・)が形を表しつつある・・・これだ!

F2Aキーヤー・パドル・F3Eスピーカー・マイク
(パドルは握った時に人差し指と中指の第1関節が当たるところにあります。片手でF2AとF3Eの全てができるように)

市販のF3EスピーカーマイクとF2Aハンディーツートンを一つのケースに入れて合体させました。

ケースは、栃の杢板をくりぬいて自作。 

縦12㎝、幅 6.5㎝(出っ張りを除く)、高さ 2.5㎝、で握り具合もまあまあです。 スピーカーマイク自体も解体して基板だけにすれば、さらに小さく薄くできるのですが、このスピーカーマイク、尻にイヤホンジャックが付いているので、この筐体のまま合体と相成りました。

蓋をどうしようか、と思案しています。 3㎜厚の透明アクリル板で中が見えるようにしようかなと・・・

その前にケースを拭き漆で塗装します。

最終的には、モニター音量の加減を調整するために、抵抗値を何回か弄ってみて最終化します。 ハンディー機でのテストは、局免許が下りた後ですね。 なんか今日免許申請の補正依頼ってのが来てたな・・・何か不備があったのかいな・・・

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通話表の使い方が変?

2020年11月16日 | アマチュア無線

電波法令のうち無線局運用規則に次のような規則がある;

”運則16条1項 無線電話通信における通話の送信は、語辞を区切り、かつ、明瞭に発音して行わなければなりません。”

そして、それを補うものとして、通話表(phonetic code)というのが記載されている。 下記に掲げる;

つまり、記号・略号・符号などを通信するとき、聴き取り側に間違いのないように、その文字を使った語彙で補う方法である。

文字  使用する語(読み) 文字  使用する語(読み)
A   Alpha アルファ   N   November ノベンバー 
B   Bravo ブラボー      O   Oscar   オスカー
C   Charlie チャーリー   P   Papa     パパ
D   Delta デルタ       Q   Quebec  クェベック
E   Echo     エコー          R   Romeo    ロメオ 
F   Foxtrot  フォクストロット
                 S   Sierra   シエラ
G   Golf  ゴルフ        T   Tango   タンゴ
H   Hotel   ホテル    U   Uniform        ユニフォーム
I   India  インディア   V      Victor   ヴィクター
J   Juliett   ジュリエット  W     Whisky   ウィスキー
K   Kilo  キロ       X   X-ray   エクスレイ
L   Lima  リマ      Y   Yankee   ヤンキー
M    Mike  マイク     Z   Zulu     ズールー

・・・とまあ、こんな表なんですよ。

例えば、 

CQ、CQ、CQ, こちらは JxxNIL(例です)です。 という通信を行う際、 JxxNIL(例です) が聴き取りにくいので、

英語国民なら、 N for November,  I  for India,  L for Lima,  N、I、Lとやるところなんだが、 

これを日本人の場合は、

ノベンバー、インディア、リマ NIL とやるわけだんだな。

これが聞いてておかしくておかしくて仕方がない。

表のことは明瞭度を上げるためなので受け入れるとして、これを実際の通信で聞いていると、まあオカシイと思うことが、多くある。 ベテランと言われる人ほど、この傾向があるようだ。

ジュリエットロメオスリークェベックユニフォームヤンキー、とやられると、語彙の発声が速すぎて鼻声で繋げていうので聞き取れないのである。 それにロメオとジュリエット? なんて邪念が入ってしますう。

何言ってんの?と思ってしまう。 むしろ、語辞は言わないでコールサインをゆっくりと言った方が、聴き取りやすい、という、トンチンカン。

やるならこうじゃ~ないの?・・・こちらはJR3QUIY(例です)、ジュリエットの J、ロメオの R、123の 3、クェベックの Q、ユニフォームの U、ヤンキーの Y、JR3Q・U・Y JR3Q・U・Y です、と。

語彙を言うときには、スピードを落として、明瞭に、一語一語区切って、言わないと、補足していることにはならず、よけいな問題を導き入れているようなもんです。

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開局申請しました

2020年11月13日 | アマチュア無線

本日、電子申請によりアマチュア無線の開局申請をいたしました。

オンラインで出来るので簡単でした。

1か月以内には、コールサインがもらえるはずです。

CQ CQ こちらはxxxxxxです。  

ー・-・ --・- -・-・ --・- ー・・ ・

xxxxxx

まちどおしいなあ~

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そろそろアンテナ作り

2020年11月10日 | アマチュア無線

開局申請の方がスタートしたので、開局準備として下記を準備中である;

1.F2A用のキーヤーパドル with F3E用スピーカーマイクの製作 ・・・ 進行中

2.徘徊用4エレメントループアンテナ ・・・ 明日から製作開始

3.アンテナのSWRを調べるツールの入手 ・・・ 今日入手

 

ということで、今日は、3.のSWRの調査ツールが届きました。

アンテナの調整に関してはいろんなツールが販売されていて値段もピンキリです。

いろいろネットで調べたところ、どこかの国の奇特な人が開発して安価に世界に向けてリリースしている nanoVNA というツールが存在することを知りました。 動画もいろいろ公表されており使い方を教えてくれます。 このツールには、まあ、値段の違う、いろんなバージョンがあるみたいです。

只・・・Amazonで購入したんだが、Amazonの製品によくあることなんだが・・・

内装が開けられて届いた、メーカー名も販社名もない

・梱包があけられて内装がくちゃくちゃになったものが届いた。 誰かが返品したものを、そのまま送ってきたような感じを受ける。 投網の時もそうだったのを思い出す。

・納品書が入っていない。 

・メーカーや商品についての情報も一切ない。 

・説明書が同梱、と販売画面には書かれていたが、入っていない。

ほんとに、自分が選んで購入したものが届いたのか・・・皆目不明なんだな。 不安でしょうがない。 よくこんなんで世界一なんて言ってるよな・・・

Amazonから買うときには、それなりの覚悟というものが必要だ。

だから、それなりの覚悟でスイッチを入れてみた。 が、スイッチいれても動かない。 電池の充電から始めなければならない、と気づく。

付属のUSBケーブルをPCにつなぐと、紫色のLEDがチーカチカ・チーカチカして充電を始めたみたい。 数時間でLEDが点灯したままになる。 たぶん、充電が終わったみたい。

スイッチ・オンするとえらいビジーな画面がでた。

これだ

画面は小さく、文字も老人には見えないほど細かい。 

だが、救世主ってものは居るもんなんだな、無料でダウンロードできる nanoVNA Saver っていうPCソフトがあるんだな。

これを使うと、PCインターフェースで nanoVNA と交信しながら、大きな画面で使うことができるそうだ。 こちらの使い方も動画が公表されている。

明日から製作に入る 4エレ・ループアンテナ が完成した時に、SWRがどうだ、こうだ、と調べる必要があるみたいなのね。 だから、見切りで買っちまったわけさ。

ワシの開局プランは下記の通り;

1.徘徊モード(4エレ・ループアンテナ持って)の移動局と固定局

2.当初の無線機は、昔パラグライダーで使ったFMハンディー機

3.安上がりのF2A(音声モールス)とF3E(電話)

F2Aはキーヤーという外部機器を接続してFM音声にてCWを行うという許可を受ける。 

4.インターネット(Wires-X )を介した世界との交信 (ハンディー機のDTFMというのが使える) 

これについても、PCを介したインターネット接続網につないでF3E、F2Aによる交信を行う、という免許を受ける。

そのうちに、開局申請用のID、パスワードが届くだろうから、年末くらいには、CQ CQ こちら・・・と電波を出せる。

コールサインは、J から始まる番号がもらえそうだ。 むかしは
7M3xxx だったっけ。

年末にむけて、あわただしくなりそうやわ~。

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