Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
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モールス信号の聴き取り練習 ~モールス符号速記法~

2021年03月23日 | アマチュア無線

CWFreakでモールス符号の聴き取り訓練をしていて、ふと浮かんだアイデア・・・

速記!

モールスは、耳で聞きとったら、必ず書き留めねばならない。 長い文章をモールスを文字に変換しながら覚えておくことができない。

聞きとっている間にも信号は次から次へと入ってくる。 こんなのいちいち活字体の英語で書いてられるか? もっと素早く書かなければ耳の方が置いてけぼりにされる。 マニュスクリプト体だっておんなじだ。

それなら、いっそのこと、モールス符号を素早く書ければいいのでは? と考えた。

国会中継を見たことがあるだろう。 発言者のそばに何人かの人がテーブルに向って何やら書いている。 彼らは速記者といって、発言者の言ったことを、素早く、書きとっているのである。

そのスピードは、しゃべり言葉をすべて書きとれるくらいに速いのだ。 下記は、50音を速記法で表したものだ。 いろんな方式があるんだね。

そこでワシは考えたんだ。 いっそのこと耳に入ったモールス音自体を書きとったらどうか・・・と。 それを紙(ログブックなど)に書き取れれば、直後にその紙を見ながら文字に変換できるじゃないか、と。 点と線だけなんやから素早くかけるやろっと・・・

例えば、ワシ式の速記法は、こうだ・・・英文の例

 A   B    C    D   E 
・ー  ー・・・ ー・ー・ ー・・ ・

なんじゃい、モールス符号そのものやないかい!

・・・そ、そうなんです。 耳で聞きとった通りのモールス短点、長点を、そのまま紙に書きとるのが、ワシの速記法なのです。

これができれば、欧文でも和文でも聴き取り、書きとれるわけです。

複号するには符号を覚えていなければなりませんが、書き取りまではこの方法で共通にできることになります。

速記というからには、速く書き取れねばなりません。 そこで、連続的に速く書ける方法を考えたのです。 例えば、

A  B      C    D   E   F    G   H   I    J     K   L    M   N   O   P    Q
./   /...    /./.  /..  .   ../.  //.  ....  ..  .///  /./  ../.  //   /.   ///  .//.  //./

を速く書ければいいわけです。

しばらく、これで聴き取り=書き取りの練習をやってみたいと思います。

題して・・・モールス符号速記法・・・欧文和文共通の速記法です。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

やってみましたが、ゆっくり目なら抜群に効果がありますが、速いモールスの場合、書きとるという行為自体が邪魔になることがあります。

だから・・・耳を鍛えるまでの方法として位置付け、耳が高速モールスに耐えられるようになるまでの訓練法と考えましょう。

 

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