Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

2024年工作はじめ 3.5 Mhz用のSRA その7 リンクコイル式マッチング

2024年01月23日 | 旋盤
リンクコイルによるインピーダンス整合を試みた。  以前、その3でもリンクコイル式マッチングを試みた際、599+20dbで聞こえたのが気になっていて再度試してみたくなったのさ。

リンクコイルには、1.5‐2Vを 2回巻き、3回巻き、4回巻き、と試してみたが、3回巻きが良いように思えた。

リンクコイル式にしてみると以下のVNA画像が得られた。
よく見ると、インピーダンスR値が下がっているではないかっか! でも、まだピークは100Ωと高いのだが、これをピークで50Ωに下げられれば調整はOKとなる筈だ。 誘導性リアクタンスも、もう少し下げたいね。 
そうすれば、VSWR最低点も左に寄ってきて、VSWR最低点=並列同調周波数=3.53Mhzとなれば完璧。

これって並列共振の形じゃないの!

もうちょっとやってみんべぇ・・・はて、どうすればええのかなぁ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

固定触れ止め、移動触れ止め の改良 - ベアリングを付けて

2019年10月14日 | 旋盤

旋盤を買ったときに、使い勝手も分からず、2種の触れ止めってのを一緒に買った。

この触れ止めってしろもの・・・硬い丸棒の触れ止めには使えるかもしれないが、軟材や木材(丸棒)を加工するさいには使えるものではない。  先端は真鍮製でとがっていて、軟材や木材は回転しているうちに削れてしまう。  だからあまり使ったことはない。  一度長すぎるニッケルシルバー(洋白)を固定触れ止めで削ったことはある。 が、真鍮が触れているところは浅い溝ができてしまった。

だから・・・あまり使ったことがなかった。  そのころは、先端にベアリングでもつければ使えるかな~、と考える程度であった。

今回それを実行に移すことにしたのは、先般、組紐用の組玉を100個作った際に、有効な触れ止めが無かったために、丸棒をバンドソーで切ったことがきっかけだった。  バンドソーってまっすぐに切れないのです。 切り口が曲がるのです。  旋盤で突っ切れば切り口がまっすぐに真っ平になるのです。  その細工は100個ともなると大変な作業量になるのです。

そこで、発注したのは、

ボールベアリング  5個 (固定触れ止め用 3個、移動触れ止め用 2個) 直径 9mm 内径 4mm  厚み 4mm  (ミスミ製)

M4 0.7mmピッチ 平皿 ネジ長 10mm  5個

M4 0.7mmピッチ用 タップ(ネジ切ドリル)

 

それを、こんな風に加工して取り付けます。

φ10mmエンドミルで深さ4.2mmまで沈める。

端から3.5mm中央にφ3.5mmの穴あけ、同M4タップ加工

そして出来上がったのが、

先端にベアリングのついた固定触れ止め

同移動触れ止め

もっと早くにやればよかった~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芯押台から回転センターが外れない - アーバーの錆びつき

2019年10月14日 | 旋盤

回転センターを芯押台にセットしたまま長い梅雨が過ぎ、開け放してあった窓から雨水が旋盤にかかってしまった。  鉄の表面には薄い赤さびが・・・

芯押台と回転センター

芯押台から回転センターを外そうとしたが外れない・・・

旋盤を買った当初、やはり回転センターが外れなくなって、仕組みも分からずにプライヤーで挟んでたたいたりして外れないことがあった。  仕組みが分かれば、な~んや簡単に外せるようになってるやん・・・ということで事なきを得たことがあったな~。  この写真の取っ手を反時計回りに回せば、自然に回転センターのアーバーが押し出される仕組みになっているんです。

回せば外れる・・・筈

ところが・・・今回はアーバー(センターについているMT2テーパーの鉄棒のこと)が芯押台のパイプと錆びて密着してしまっているようだった。  レバーを回しても空転してしまってアーバーが出てこないのである。

うわ~、困った。 ドリルチャックを使おうと思っても回転センターが外れなければ使えなくなってしまう。

今回は、悩んだ。 そして考えた案は・・・

回転センターの回転部をとりあえずアーバーから外そう・・・そしてプライヤーで挟んで回しながら引き合抜く案。

回転部とアーバーも長年外したことが無かったので同様に錆びて固着している。 バールでこじってみたが外れない。 少しセンターの回転が曲がってしまったかも・・・

次に考えたのは、アーバーを突っ切りバイトでカットし、芯押パイプの中をドリルやバイトでえぐり取る、方法。

その前に・・・尻から鉄の棒でひっぱたけば出てくるかも・・・

そしてその案を実行するべく芯押台を解体・・・

取っ手を外す、ねじを緩め

ナットを外す

下にあるパイプガイドのネジを外す

カラーについているネジを外す

と、心棒が取り外せる。 この心棒には逆ネジが切ってあって、右に回すとパイプが出っ張り、左に回すとパイプを引っ込めるように働く。  目一杯右に回し、心棒とパイプとを引き離すと、

芯押パイプが引き出せる。 パイプの溝は左右に動かなくするためのガイド溝

この状態で金属棒を尻から差し込み、ハンマーでたたいてみたが癒着は強く、びくともしない。  何度もたたくと金属棒が変形してしまった。  パイプガイド溝の右の方が欠けているのは、ガイドネジを締めたまま尻から叩いたのでネジと溝の端が欠損してしまった痕。

う~む・・・考察・・・

なぜだ???なぜだ???

ひょっとしたら、金属棒がアーバーの尻の中央部に当たっていないせいかも・・・力が偏って・・・

で、φ9mmのボルトを旋盤で整形した (芯押なしで)

こんな風に

先端を細くして中央部を叩こうという算段

そして、パイプを芯押台に戻し、固定レバーをしっかり締め付け、動かないようにした。  手で持ってたたくよりは強度が高かろうと思って・・・この時、ガイド用のネジを付けてやったらネジ穴とネジを痛めてしまった。 まあ、なんとかガイド機能には影響はないと思う。 ガイドネジは外した状態でやること。

パイプを固定し、尻からボルトを突っ込み、手で保持してたたく

何度か叩いたがびくともしない・・・あきらめかけて、最後に思い切りたたいてみた・・・

出た!飛び出た!飛んで出るので要注意

やっとこさ外れました。 

切らなくてよかった~

アーバーはピカールを付けて耐水ペーパーで軽くサンドして錆をおとし、パイプ内部はぴかーる付の耐水ペーパーをMT2の固定センターに巻いて、手で回してパイプ内部にサンドを軽くかけました。 そして布きれで拭いて終了。

ついでに、心棒の取っ手を取り付ける部分に、エンドミルで平らな溝を切りました。 次回固着して硬くなった場合には、これまでよりも力が入り、空転を避け、より大きな力でアーバーを押し出すことができます。  でも錆びて固着した場合は・・・やはり尻から叩かねばならんでしょうなあ。

この溝に取っ手のネジを締め付けます

 

芯押台にアーバーを差し込んだまま放置しておくと、こうなりますよって事例です。

あと、卓上フライス盤の取り付け口も同じで、ドリルチャックやコレットが抜けなくなります。 こちらは、もともと叩いて抜く方式なので、思いっきり叩くことができますけれど・・・やはりつけたままだと錆びつきますのでご注意ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニ旋盤の故障を直す FL260Eの電気回路

2018年04月23日 | 旋盤

組紐用の組糸を作るための整経用特大トンボを作っている最中に旋盤が止まってしまった。  ああああああああ・・・

もう20年以上使っていて、いつもそばにあって、何でも作れるというワシの自信を支えてくれていた旋盤FL260E・・・いつも使えている道具が使えなくなると、いろいろな面で自信を失ってしまうのだ。

今回も3日ほど元気がなくなり、どうすれば旋盤を元に戻せるか、という思案に明け暮れした。  

部品を取り換えれば動くのか・・・寿貿易に修理に出すか・・・どれくらいの日数と費用が掛かるのだろうか・・・ネットに経験者が記事を書いていないか・・・モーターや電子部品についての知識を仕入れなくっちゃ・・・などなど。

最悪買い替えなんてなった場合、これまで投資してきたすべての部品、4つ爪スクロールチャック、デカヘッドスクロールチャック、ツールボスとアダプター、固定触れ止め、移動触れ止め、多くのバイト、作ってきたJIG類、はどうなってしまうんだろう・・・また一から揃えなおすのか・・・この年齢でいまさら買い替えなんて価格が高くてできゃしない。

故障の状況はこうだった・・・

トンボの芯にする真鍮を削っていた。 両端からベアリングを入れられるように削り、次に隣にトンボの芯を入れるためのネジを切っていた。  ネジ切装置をセットしてネジを切っていた。 ネジの始まり、終点の細かいところを旋盤の正転・逆転をこまめに切り替えてネジ切をしていたんだ。  正転・逆転はトグルスイッチの切り替えで行うのだ。 そうしないとネジとバイトの位置がずれてしまうんだ。

すると・・・トグルスイッチが固まった・・・動かなくなったのだ。  正転の位置で、うんともすんとも、動かなくなってしまった。  旋盤は回ったままだ。  急いでコンセントを抜いた。  ネジ切を止めないと・・・

コントロールボックスを取り外して中を調べた。  このとき幾つかの配線が抜けたのであろう。 コントロールボックス内の配線類は、もともと長さに余裕を持たせていない。  ボックスを開けると、いくつかの配線は突っ張って抜けたりする。  

この段階ではコントロールボックスのスイッチを入れてもスイッチランプが点灯もしない。  

思案しているうちに、こういうことが頭に浮かんだ。

スイッチが点灯しないことはどういうことか。トグルスイッチが壊れていること、場合によっては電気系統やモーターが焼け切れたりしていないか。

一つ一つを命題として解いていこう・・・と思いいたるまでに3日かかった・・・

コントロールボックスの中はこうなっていた・・・

モーター側から白と黒の線が2組出ていて、1組は外れていた。 両方とも先端にはファストン端子がついている。  もう一組は、トグルスイッチの中央部に接続されていた形跡が残っていた。 ファストン端子の中央部で焼け切れたように切れていた。

モーターから白黒の線が2組?

焼け切れていた白黒線のファストン端子を取り除き、新しいファストン端子に取り換えた。 こちらには絶縁用に赤と黒のゴムカバーをかぶせた。

トグルの中央に接続されていた白黒線。 赤黒の絶縁カバーを付けた

トグルスイッチは2極双投で3ポシションON-OFF-ON、という形式のものだが、なぜかこれが2組ついている12本足のものが取り付けられていた。  以前もここが故障して取り換えたことを思い出した。  購入時には2極双投3ポジションがついていて、こわれたトグルスイッチは保存してあった。  だから、このトグルスイッチは12本足ではなく、2極双投で3ポジションON-OFF-ON用の6本足のものが正常ということなんだ。

3ポジション12本足のトグルスイッチ、半分は使っていない状態

古い2極双投トグルスイッチを分解してみた。

スイッチレバーは、手前、中央、向こう側、というように停止するようになっている。 レバーの先端が、かまぼこ型の部品の中央の穴に入り、レバーを動かすと反対方向に動く。  かまぼこの底には2つの穴が開いていて、ここに小さなスプリングとそれをカバーするプラスチックのような部品がかぶされている。

トグルスイッチの箱の底には接点が3つづつ2列ついている。 その上にシーソー型をした切片が載せられている。

かまぼこの底についているプラスチックが、シーソーを手前、中央、向こう側、というように押すわけなんだな。  シーソーの中央は常に箱底の切片に接触している。  シーソーを向こう側に押すと、中央と手前側の切片が接触する。 手前側に倒すと中央と向こう側の切片が接触する。  常に2極が投入されるから2極双投という。  ON-OFF-ONは、レバーが中央位置の時は、通電OFF、端の時は導通というように使いたいスイッチ、という意味になる。 足の数は配線との関係で決める。 スピーカーの切り替えの時は、同じ形式で12本の足の物を使った。 スピーカーは1つで2本の線を配線するからね、ステレオにするにはその倍の足がいる。

この切り替えによって、電気の流れる方向を逆にすることができる。 そのように配線すればである。  それによって旋盤(モーター)の正転・逆転をコントロールすることができるわけだ。 

トグルスイッチの中身

モーターを正転・逆転させるための配線図の例はこのように。

配線図例

くっついていた12本足のトグルスイッチも配線つけたまま分解してみた。

中のシーソーの周囲には、これまでに旋盤で削った木の粉や金属の粉がこびりついて固まっていた。  これじゃ~電極がショートしたり動きが悪くなったりするの、無理ね~な。

部品を一つ一つティッシュでふき取り、きれいにしてもとに戻した。  トグルスイッチの構造って意外に簡単。  分解修理も意外と簡単。

トグルスイッチの不具合、固まって動かず、は、かまぼこを動かす金具が緩んで回転するために斜めになり、引っかかって動かなくなっていた。 金具の曲りを直し、もとに戻した。  しばらくは使えるが、新しい部品に取り換えた方が良いね。  注文しとこっと。

 

次の命題は、何故白黒配線が2組もモーターから出ているのか?

旋盤のコンセントをソケットに差し込み、それぞれの白黒配線を、たまたま買ってあったサーボモーターにつないでみた。  導通テスターがなかったので100V用サーボモーターをその代わりに使ったのだ。

すると、赤黒を付けた白黒配線・・・サーボモーター回らず・・・つまり電気来ていない。

外れていた白黒配線・・・サーボモーター回る・・・電気来ている。

赤黒の白黒配線・・・回らず

もう一つの白黒配線・・・回った

そして、一体これらの白黒配線は何者なの?  という疑問が消えない。

そこで、旋盤のモーター側のカバーを外してみた。  そしてわかった・・・なあ~んだ・・・

左側の白黒配線は、電源そのものだった。 コンセントから一直線。

もう一方の赤黒の白黒配線は、そのままモーターに入っている。 これがモーターへの電源入力となるわけだ。

当然上のサーボモーターの導通テストの結果になるわな~。

分かったところで、電源の白黒配線はどこに接続すればいいのだろうか・・・疑問が残ったまま・・・ファストン端子が入りそうなのは残っている12本足の半分なんだが・・・とりあえず中央部に差しておこう。

 

そして、スイッチが点灯しない件について思案・・・

スイッチって、他の回路には電気が来ていて、スイッチ回路だけが開いている状態なんだよな。 (素人の考えです)

そんなら、コンセントを入れてみて、スイッチの足である電極までは電気が来ていないとおかしいよな。  足と足をサーボモーターにつないでみて、回ればそこまでの電気は来ている、ということになる。  その場合は、スイッチ部品が壊れていることになるな・・・

ということで、サーボモーターをスイッチの電極に接触させてみたんだな。

結果は、サーボモーターは回らず。  うん、電気はきていないな~・・・そしてひらめく・・・気が付くというか・・・(素人ですので)・・・

あたりまえじゃ~ないの・・・電源である白黒線がどこにもつながれていないんだから、スイッチ以外の回路に電気が来ているわけがないじゃ~ないの!

スイッチをよ~く観察してみた・・・

ん・ん・ん・足が3本

スイッチって単極単投で、電極は2つじゃ~ないの?  なんで足が3本あるの?・・・  はは~ん、ランプを点灯させるための電極があるんだな・・・きっと・・・すると・・・2極単投ということなのか・・・投入すると旋盤回路への通電とランプの点灯を同時にやるってことだな・・・きっと 

1本目の足・・・ハンダがやけに根元に着いているな~
2本目の足・・・ハンダは足の端の方についているな~
3本目の足・・・右にネジってあるな~

そして再びひらめく・・・気が付くというか・・・(素人ですから)・・・

電源をつなぐとしたら・・・スイッチの近くじゃ~ないの?  

そして繋いでみた。 

電源の白黒配線の黒い方を1本目の足に、白い方を3本目の足につないでみた。

電源の白黒配線を接続

電極を右にねじってある理由がわかった・・・狭くて指が入らない・・・ファストン端子を電極に突っ込むには電極が斜めになっている方が入れやすいのだ。  何事にも理由がある・・・

そしてスイッチをオン・・・やった~・・・赤いランプが点灯した。  うれし・・・涙・・・

コントロールボックスを戻す前にテスト

テストしてみた・・・Foward・・・回る・・・スピードコントロール・・・効く・・・Reverse・・・回る・・・スピードコントロール・・・効く・・・

なんか自分がすごいことをやってのけたような気がした・・・やったあ~

FL260E修理完了で~す。  さあ、巨大トンボを作らなくっちゃ。

 

ネット中を探し回ったが、この種の記事が見つからなかった。

分かっている人には簡単なことなんだろうが、電気のことが素人のワシには、大変な事件だった。

とにかく一つ一つを観察し、考察し、思案し、モーターについて調べ、電子部品について調べ、配線について調べた。  そして、恐々としてテストした。  結果オーライだった。

よくよく考えると、今回の事件はトグルスイッチが壊れただけのことであったのだが、途中で配線が外れてスイッチがつかなくなり、旋盤全体が故障したと思ったのだった。  だが、解決に至る道、その道中で理解したことは決して無駄にならないと思う。  以後自信をもって旋盤を使うこともできる。

同じような目に会うであろうお仲間にとって、この記事が少しでもお役に立ってくれれば、嬉しい。

もひとつ・・・ForwardとReverseの切り替えだが、ワシはこれまでスイッチをオンにしたまま、トグルスイッチを切り替えて作動させていた。 Forward-Stop-Reverse, Reverse-Stop-Forward、と。

ネジ切のように頻繁に切り替えると、よくないらしい。  正しくは、切り替える場合、Swittch Offをまず行い、Forward-Stop-Reverse、と切り替えた後、Switch Onで作動させる、というのが回路的には正しいらしい。  

旋盤に着いていたロッカースイッチはLED照光式ではなく、ネオン照光式たっだのです。  間違ってLED式を発注しちまいました。  ネオン式は3本足で、必要な抵抗部品が内臓されているようです。  だから両端の足に電源をつないで中央を負荷につなげば良かったわけです。

さんざんネットを調べまくったあげく、最終的にたどりついた、ネオン照灯式ロッカースイッチの配線図がこれです。  実際の旋盤の配線と同じように見えるので、これで正解だったと思っています。  これで動いてますから・・・  LED式とネオン球式でスイッチの配線がこんなに違うなんて・・・素人にはわからないよね・・・

ネオン照灯式ロッカースイッチの配線図

LED照光の場合は足がもっとたくさんあり(例えば5本)、LEDを点灯させるための回路を別途つながねばならないようです。 これらの差がよくわからず、調べて答えにたどり着くまでに2日かかりました・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お帰り! 旋盤

2008年05月23日 | 旋盤

旋盤が修理から戻ってきた。
音が違う、新品みたいに軽い。 ネジ類も締めなおしてくれたのか、しっかりしている。

テストで丸棒を薄く削ってみる。 旋盤というものは、チャック手前と5cm位置とでは、0.02~0.04mm程度、チャック手前の方が深く削れるように、調整しているそうだ。 負荷がかかってけずると丁度良くなるようにしているのだそうだ。
テスト削りでもそのとおりの結果となった。 だとしても、オス・フェルールのスライドを削ったときに、0.04mmの差がでると、ちとまずいことになる。 ま、5cmも無いから、おそらく0.02mm程度の差だとはおもうが。
0.04mmをすり合わせるのは結構しんどい。 また、フェルール先端側が太くて、奥が細いと、接続時にカタツキの原因にもなる。 でも、この癖を知っているかいないかで、対応できるか、知らずにカタカタのフェルールを作るかが決まるので、大事なことなのだ。

こういうときには移動触れ止めが使えそうだ。 

ともあれ、これで明日からフェルール作りから再開できる。  Babaちゃん、ロッド待っててね。 これからは早いと思うよ。

よかった、よかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旋盤が壊れた~

2008年05月10日 | 旋盤

ここ10年使いつづけた愛用のFL260E。 本日、フェルールを作るべく
NSを切り出して穴あけをしていると、妙な音がしたんです。
重切削でドリリングしているのに負荷で回転が止まりそうになったり止まったり。
結局、空転し始めました。  モーター回ってるのに主軸はステイ。

分解したところ、モーターと直結したプーリーの心棒に切ってあったピン溝が
あんぐり、と口をあけていました。  オリジナルの5mmの溝は下の方に残ってはいましたが、ピン溝の上部は、月のクレーターのように上広がりになっちゃってます。 ピンはどこかに飛んでいっちまいました。
プラスチック製のプーリーはピン溝が溶けてなくなっちゃってます。 異常音の原因はこれだったのね。

おそらくは、昨年ハードウッドでリールシートを30個ばかり、重切削したのが
原因かな? モーターの馬力が強いので、重切削をすると、ここ、プーリー系、に負担が集中するのです。 木を厚く一気に削ると結構な負荷になるのよね。

プーリー心棒は、多分、両軸の圧入ベアリングでホールドされていて、
内部で主軸のギアとかみ合っている筈。  自分でこの心棒が抜ければ修理できるけど、抜いた後また圧入をせねばガタが来るはずだし。  素人には抜けないかもしれないしね~。 思案投げ首です。

明日、寿に直るかどうか電話してみよっと。
2本並行で作っているロッドが中断となっちまった。 
こりゃ、旋盤直るまでしばらくかかりそうだな。 困った困った。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする