日本は亜熱帯になるかと思っていたら、何のこたあ~ない、すぐ秋になっちまった。
ほんとに、のど元過ぎると暑さを忘れる人種じゃわい。(ワシだけ?)
真夏日の後涼しくなった頃は、にぎやかにりんりんと鳴いておったけど、今日見たらメスが一匹だけ残っておった。
それなのに死体が見当たらないのは食っちまったのかな?
卵をたくさん産んでくれていることを祈って時折砂に切りを吹きかけてやることにしよう。
来年子孫が生まれたらまたアップしますね。
やはりワシと同じ心配をする人はいた。 どうやらスズムシ交換サークルってのがあって、
その年に生まれたスズムシを何匹かづつ交換するのだそうだ。
もちろん同腹同志での近親交配を避けるためだ。
まったく関係のない話になるが、最近ダーウィンの進化論について考えている。 ここんとこ、NHKやBSで恐竜の番組やら、人間のルーツやらを考えさせられるものが結構あったので考えるようになった。 進化とは一体何だろうね。 長い年月で知らず知らず体の特徴が変化する? そんなことあるんかね。 ワシの一生の間にワシの体の一部が変化しないとすると、誰の体の一部が変化するというんや。 ワシの子でも起こらない、ワシの孫でも起こらない。 いつになってもおこらないのではないだろうか?
と、そこで考えたのが、近親交配による遺伝子の変化がその一要因ではないか、と。
植物や花は常に自分の体に咲かせた、おしべとめしべの交配によることが圧倒的に多いのではないか。 そこに蜂や虫が他の個体からの花粉を運んできて近親交配の可能性を薄めてくれる。 同じ花のおしべとめしべを受粉させれば近親交配ということになるんじゃないの?
同じ遺伝子同志で交配すると、良い部分や悪い部分が重複して、良い場合はすごく良い結果が生じたり、そんまた逆も生じることがあったり、するんじゃないのかな~?
その結果、突然変異といわれる母体とは異なる機能を持つ遺伝子ができたりするんじゃないのかな~? (このあたりは、単なる年寄りの想像の域を脱しないのかもしれないので、単純に信じないようにね)
あるいは放射線や太陽からの中性子、陽子、ニュートリノ、レントゲン、(なんやらごちゃ混ぜ)なんかが遺伝子の一部を変形させるとかで突然変異するのかも。
と、あらぬ考えを巡らせている。 でも、ワシの個体で起らんことは、他でも同様ではないのかな。 恐竜が知らん間に鳥になってしまうには、一体、何が起こったんだろうね。
何億何万年もの歳月が過ぎる間に、氷河期やら温暖化やらが襲来し、皮膚の一部が鱗になったり、羽根になったりしたんだろうか・・・
すずむしからずいぶん脱線してしまった。
いただいたスズムシ、数日前から泣き出しました。 やっぱりうるさいですわ、家の中で飼っていると。 寝室からできるだけ遠いところに置くようにしましょうね。
ご近所の方からスズムシをいただきました。 15~6匹も。
さっそくビバホームに行きプラスチックケース(約800円)と川砂を4リットル(数百円)買ってきました。
川砂を水洗いし(ほんとは熱湯か炒って消毒するのが良いそうだ)不純物を洗い流して水を切ってケースに敷く。 洗ったのは、場合によっては海砂が混じっていた場合の措置。 木炭の形の良いものを3つばかり用意した。 1つはグランドキャニオン風の形、2つは平べったい段丘形のものを配置する。 平べったいものの1つは上に餌とする茄子をじかにおけるように平らにした。 そのほかに素焼きの平たい植木鉢の半欠けと、ネコの額(庭)に生えていた、例のカイガラムシにやられた、しだれ梅の枯れ枝をブリッジ風に配置した。
こんな感じ。
近距離こんな感じ。 見えるかな~?
茄子の輪切りを3つと、鰹節を一つまみ入れたところ、すぐに鰹節に寄ってきました。
タンパク質を与えないと共食いしてしまうそうです。 脱皮を繰り返して大きくなるのでタンパク質は大事なの。 見ていると、やはり、可愛くなってきますね、小さい生き物は。
以前にも飼ったことがあるのだが、泣き出す季節になって余り数が多いと、風情どころか、うるさくて眠れない夜になってしまうことがあるのです。 きっとそうなります。
来年増えたら猫の額(庭)に放し飼いにして風情を楽しもう。
でも、いただいたということは同腹の子だろうからこのまま増やすと近親交配となる可能性が大である。
もうちょっとしたらメスだけ他所から入手して遺伝子の多様化をせねばならぬだろう。