<金曜は本の紹介>
「夢をかなえる成功習慣(佐藤伝)」の購入はコチラ
この「夢をかなえる成功習慣(佐藤伝)」という本は、人生を成功させるための秘訣について書かれている本です。
特に以下のことについて書かれています。
・朝の成功習慣
・ウィークデイの成功習慣
・スランプ時の成功習慣
・夢・目標設定の成功習慣
・自分時間の成功習慣
・休日の成功習慣
・夜の成功習慣
自分にとっては、これから以下のことにも注意していきたいと思いました。
・物事を心から楽しみ、ワクワク感を発信する
・ピンチの時でも、渦中にいる自分を笑ってみる
・ゴールのことから逆算して考えてみる
・応援力と祝福力を上げる
・休日の一定時間をホテルのラウンジで過ごしてみる
・ありがとうといいながら掃除をする
・ご神木に抱きついてみる
・自分を責めるのはやめて、一人満足会を開いてみる
とてもオススメな本です!
以下はこの本のポイント等です。
・そもそも「働く」の語源は、「傍(はた)を楽(らく)にする」にあります。たしかに、成功者ほど慈善事業に没頭したりしますが、自分の財産を人のために使いたくなるのは、人間の本能なのかもしれません。働くのは自分のためであり、そして人のためである。転じていえば、人の役に立つ仕事をしてこそ、真に成功できるといっていいでしょう。
・何にせよ、物事を心から楽しんでいる人、目がキラキラと輝いている人に、人はひきつけられ、力になりたいと思うものです。ということは、自分の夢にかぎらずとも、目の前の仕事にワクワク要素を見つけることが、ひとつの成功習慣になるといえるでしょう。この習慣が身につけば、どんな困難な仕事でも、かならず助けの手を差し伸べてくれる人が現れるようになるはずです。「夢は発信してこそ形になっていく」
・ここぞというときにうまくいく最大のポイントは、リラックス状態といえます。その状態をいかに自分でつくりだすか。これが、成功をつかむためには不可欠なのです。
・触覚などの感覚が脊髄を経由して脳に伝達されるのとちがい、嗅覚は、鼻からダイレクトに脳に伝わります。ですから、成功したときのことなど、いいイメージを喚起するような匂いを嗅ぐと、瞬間的にそのイメージが脳に伝わり、「いつもどおりやればいいんだ」と、リラックスすることができるのです。
・おすすめしたいのが、ピンチのときは、「そんな自分」を笑ってしまうという習慣です。自分をつき放して客観視するといっても、渦中にいるときは、そういう意識すらどこかへ吹っ飛んでしまいます。そもそもどういう状態になれば自分を客観視できているといえるのかなんて、見当もつきません。でも、そこで無理矢理にでも、「渦中にいる自分」を笑ってみれば、必然的に、自分を外から眺めることになるのです。「お~っと、どうした、佐藤、大ピンチ!」こうして、心のなかで「渦中の自分」を指差し、まるで他人事のように笑って解説してみてください。スルスルと、冷静さが戻ってくることでしょう。
・今ある幸せを、ちゃんと噛み締めていますか。もし、そう思えないのなら、つねに自覚するための工夫が必要です。見るだけで今の幸せを実感できるものを、身近に置いておくのです。人それぞれ、今の自分の幸せを象徴するちょっとしたもののひとつやふたつ、あることでしょう。たとえば、新婚旅行のときの写真や思いでの品を手帳や財布にしのばせておけば、見る度に当時の幸福感がフラッシュバックします。こうして手帳を開くたび、財布を取り出すたびに「ムフフッ」と「快」感情が顔を出せば、スランプなんてなんのその。人は、たった今の幸福を実感できてこそ、ひとつの失敗、挫折にくじけず、前に進んでいけるものなのです。
・自分の支えになった本、助けになった本を、「恩人」ならぬ「恩書」といいます。前項の「漂流」は、私に、強い戒めを与え、「へこんでいる場合ではない」と諭してくれたという意味では、「恩書」といえるでしょう。スランプに陥ったときは、こうした「恩書」の力を借りるのも一法です。人それぞれですが、小説でも画集でも写真集でも、ページをめくるごとに元気になれる本があると、たいへん心強いものです。あるいは、映画や音楽でもいいでしょう。
・スランプから立ち直る具体的なツールとして、もうひとつ、とっておきをお教えします。それは、自分の好きなものを片っ端から集めた、マイヒット集です。前に、物事をうまくいかせるには「快」が大切であるといいましたが、左脳型の文字情報よりも、右脳に効くヴィジュアルな画像のほうが、「快」をより刺激しやすいのです。
・挫折を感じたとき、人は「あのとき、ああしていれば」と後悔するものです。どうして後悔するかといえば、「成功にいたる道は一つだ」と思い込んでいるからではないでしょうか。しかし、成功への道は一つではありません。むしろ、どんな道をいっても、あきらめない限り、結末には成功が待っているはずです。つまり、長い目で見れば、たった今陥っているスランプですら、その道程のマイルストーンといえるのです。
・どうやったらいいかを考えるというと、目標達成への「第一歩目」を考えがちですが、彼が最初に聞いたことは、「じゃ、出版記念パーティはどうする?」、つまり「ゴール」の話からはじめました。どこでやるか、進行はどうするか、どんな音楽をかけるか、誰を呼ぶか、何を着るか・・・・・。まだ出してもいない本の出版記念パーティーについて相談するなんて、おかしな話です。でも、不思議なことに、そこから逆算していくと、霧が晴れるようにして、今やるべきことが見えてきたのです。こういうことがあって、あらためて世の中を見渡してみると、成功する人というのは、「成功した自分」を思い、メンタル・スクリーンに描くことに長けていると思います。
・夢や目標を達成するのは早いに越したことはありませんから、小さな目標をサクサクッとテンポよく達成していけるなら、願ってもないことでしょう。それには、目標を立てるスパンを短くすることです。といっても、一ヶ月では短すぎます。ちょうどいいのは、三ヶ月に一目標というペースなのです。
・世の中には、なぜか何事もうまくいく人と、なぜか苦しい道をいかざるをえない人がいます。そのちがいの源は、「応援力」と「祝福力」。ひとことでいえば、進んで人のために動ける力、人の幸を素直に喜べる力があるかどうかです。このふたつの共通点は、まず「人のため」という点です。これは誰でも予想がつくことでしょう。でもそれと同時に、これらの力を鍛えると、すぐに「自分のため」にもなるのです。たとえば「応援力」のある人は、情報や人脈など自分がもっているものを、けっして出し惜しみしません。相手に役立つと思ったら、情報でも、人脈でも、すぐに与えてしまいます。こうして自ら与える人は、知らぬ間に「恩」と「縁」のサイクルをつくり出し、同時に与えられる人になります。誰だって、恩のある人には、それに見合った恩で応えたいと思うものです。
・「自分時間」をもちやすいのは、やはり朝です。朝はすこし余裕をもって起き、日記を書いたりシャワーのなかで自分へのアファーメーション(自己宣言)をしたりすることには、充実した自分時間をもつという意味もあるのです。でも、それ以外になると、なかなか「自分時間」は確保できません。
・たとえ3年後に死ぬといわれても、「今の生活を、これまでと変わらずすごす」と答えられるようになりたいものです。自分の「生命の使い道」がはっきりしていて、それに向かって歩みを進めている人であれば、たとえ余命3年と告知されても、なんら迷いはないものです。人生80年の現代に寿命をまっとうできるとしても、人生はかぎりある時間と知るべきです。
・休日のキーワードは、「ブラリ」「ブラブラ」「フラッと」です。たとえば近所の商店街をブラリ散歩します。もうすこし元気があれば、繁華街でブラブラとウィンドウショッピングをするのもいいでしょう。あるいは、フラッと美術館や博物館に出かけてみる。久しぶりに両親の顔を見に実家に帰って、そのついでにお墓参りに出かけてみる。しばらく会っていない友人が住む町にでかけ、突然、連絡を取ってみるというのも、なかなか刺激的です。こういうあてもないOFFのすごし方ができる人は、ONに切り替わったときに、思いもかけない能力を発揮するものです。
・また、実際、休日の一定時間をホテルのラウンジですごすというのも、ぜひ、おすすめしたいことのひとつです。普段は”スピード命”のコーヒースタンドかもしれませんが、たまにはホテルのラウンジで、じっくりと朝のコーヒーを味わってみるのです。天井の高い、開放的な空間は、いるだけで気分がいいものです。それに、ホテルという場所は、旅行やパーティーや結婚式など、人々が「ワクワク」をもち寄っているようなものですから、「いい気」が充満しているのです。ONの時間をキラキラ光り輝かせるためにも、ぜひ、こうしたすてきな「非日常」を楽しむ習慣をもってください。
・「ありがとう」といいながらそうじすれば、万物への感謝の念が潜在意識に埋め込まれ、それが微細なよい波動を出し、やがて自分に返ってきます。そう考えると、たしかにそうじには、人生を変えうる大きな力があるといえるでしょう。休日は、まとまった時間がとれる絶好のチャンスです。心を込めて部屋のそうじをするというのも、有意義なすごし方ではないでしょうか。
・自然のあるところには、いい気が溢れています。都会でも街なかでもじつは自然と向き合える場所はあります。近所の公園や木立、緑道、あるいは神社仏閣です。そこをゆっくり散策し、深呼吸を繰り返します。神社仏閣で樹齢○年というパワフルな「ご神木」があったら、ぜひ抱きついてみてください。土の匂い、木の幹の匂い、葉の匂い、そこに息づく生き物の息吹。たまの休日に、こういう「自然の恵み」を胸いっぱいに吸い込めば、一気に体中が浄化され、新鮮な思考が働き始めるのを感じるはずです。
・人を変えるには、まず自分から。”うふふ”の笑顔でスキップして帰るような姿を、子どもに見せられるような大人になりたいものです。
・もう自分を責めるのはやめて、代わりに、「一人満足会」を開きます。一日のうち、自分で自分を褒められることを思い出せば、自然と笑顔になれるでしょう。ダメな点は、いやでも心の奥底で認識し、改善しようとしています。その傷をわざわざ開き、塩をすりこむようなことは、しなくていいのです。
・いったんマイナスの連想に陥ってしまうと、気持ちを前向きに立て直すのは、至難の業です。だからこそ、夜の日記は、”うふふ”からはじめ、プラス連想スパイラルを生み出すことが重要なのです。
・眠り込む直前までいい気分ですごせたら、翌朝は目覚めもよく、また元気に一日をスタートできることでしょう。反対に、せっかくここまでいい流れできたのに、最後の最後で悩みや不安に襲われてしまったら、そのままの気分で朝を迎えねばなりません。翌朝、心も体もひきずるようにして起きれば、日中にも差し支えます。最後の決め手は、眠りに落ちる前の3分間です。この3分間にネガティブな考えに襲われてしまったら、どうすればいいのでしょうか。不安が不安を呼び、暗い気持ちのまま、いつのまにか眠りに落ちてしまうのは、なんとしても避けたい。ということは、手っ取り早く気分を変える必要があります。ここで瞬時に夢や目標を思い描ければいいのですが、気分が落ちているときは、夢や目標に対する不安まで生じかねません。これでは逆効果です。どんな不安にも動じず、もっと確実にプラス思考になれる方法。それは自分の肉体に感謝することです。今の自分がここにいることができるのは、うれしい時もつらい時もちゃんと動いてくれる肉体があるからこそです。無理をしようとも黙々と働きつづけてくれる自分の体のすばらしさ・ありがたさを思えば、ふとわいてでた不安など、小さなことに思えてくるにちがいありません。
<目次>
まえがき(じつはいちばんだいじなこと)
1「朝」の成功習慣-気持ちのいい「朝」を積み重ねよう
どんより朝を、スッキリ朝に変える秘訣
あなたの「朝」は何時ですか?
自分の「睡眠」は、自分でデザインしよう
さらば、目覚まし時計
目覚めたら、自分の体と会話
仕上げはシャワーで、「チャクラ」を刺激
ポイントは「伸び~!」朝のストレッチ
日記は、自分を見つめる最高のツール
朝の活動のコツは「機動性」
毎日が「元旦の朝」作戦
仕事の予定は朝のうちに立てる
でかけるときは、玄関をさっと清める
コラム「朝」習慣の達人!~早起きが生んだ七つの肩書き
2「ウィークデイ」の成功習慣~ワーク、プレゼン、ぜんぶうまくいく
「眉間にシワ」がクセになっていませんか?
身のまわりをワクワクで満たす
「働く」のほんとうの意味
「いいこと」は人知れず-「陰徳」を積むことの大切さ-
人の力をじょうずに借りるコツ
マンガ喫茶で、クイック昼寝
ロナウジーニョはいつも笑っている
ピークパフォーマンスの強い味方
オリジナルの儀式をもとう
ピンチ?そんな自分を笑っちゃおう
成功の陰にハガキあり
コラム「ウィークデイ」習慣の達人!~年間6000枚のハガキ・マイスター
3「スランプ時」の成功習慣-失敗しても、落ち込んでも、大丈夫
「考え方」より「感じ方」
マイナスをつける心のクセを直そう
今の幸せを噛み締める最強ツール
自己肯定で大飛躍!
その悩み、意外とちっぽけです
恩書の力を借りよう
元気をチャージするマイヒット集
どの道も、成功につづいている
成功へのヴィジョンの描き方
コラム「スランプ時」習慣の達人!~ピンチを受け入れるしなやかさ
4「テイクオフ!」の成功習慣ー目標達成まえ苦労知らずのルール
よくある「夢・目標設定」の誤解
「夢」と「野心」はちがう
「そうしたら、どうする?」を繰り返そう
成功した自分は、どんな自分?
願いがかなう「感謝の先取り」
小目標は年に4つ
難解な迷路、どうやってゴールにいきますか?
「応援力」と「祝福力」をつけよう
コラム「テイクオフ!」習慣の達人!~不登校からNYへ
5「ブレイクスルー」の成功習慣-もう迷わない、自分復活法
「自分時間」と「他人時間」
昼間でも簡単!「自分時間」のもち方
自分質問力を鍛えよう
「思い山車装置」をセット
日々の自己確認は「問い」の形で
もし「余命3年」と告知されたら?
コラム「ブレイクスルー」習慣の達人!~若きカリスマの”命”実感法
6「休日」の成功習慣-ダラダラするだけではもったいない!
毎日がリセットされるOFFのすごし方
非日常を楽しむ
そうじの驚くべき効果
ものとサヨナラできる潔さも大切
真ん丸お月様のイメージでメントレ
自然がくれる未知のパワー<だきつきセラピー>
すべてうまくいくようにできている
コラム「休日」習慣の達人!~ワクワク感をだきしめよう!」
7「夜」の成功習慣-今日を”うふふ”で締めくくろう
スキップして家に帰りたい
何があっても「一人満足会」
日記を書くなら「いいこと日記」
徐々に「他人時間」から抜け出す
心からリラックスできるバスタイム
最後の決め手は寝る前の3分間
コラム「夜」習慣の達人!~できる女性のバスタイム活用術
ラストメッセージ(あとがきに代えて)
面白かった本まとめ(2011年上半期)
<今日の独り言>
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この「夢をかなえる成功習慣(佐藤伝)」という本は、人生を成功させるための秘訣について書かれている本です。
特に以下のことについて書かれています。
・朝の成功習慣
・ウィークデイの成功習慣
・スランプ時の成功習慣
・夢・目標設定の成功習慣
・自分時間の成功習慣
・休日の成功習慣
・夜の成功習慣
自分にとっては、これから以下のことにも注意していきたいと思いました。
・物事を心から楽しみ、ワクワク感を発信する
・ピンチの時でも、渦中にいる自分を笑ってみる
・ゴールのことから逆算して考えてみる
・応援力と祝福力を上げる
・休日の一定時間をホテルのラウンジで過ごしてみる
・ありがとうといいながら掃除をする
・ご神木に抱きついてみる
・自分を責めるのはやめて、一人満足会を開いてみる
とてもオススメな本です!
以下はこの本のポイント等です。
・そもそも「働く」の語源は、「傍(はた)を楽(らく)にする」にあります。たしかに、成功者ほど慈善事業に没頭したりしますが、自分の財産を人のために使いたくなるのは、人間の本能なのかもしれません。働くのは自分のためであり、そして人のためである。転じていえば、人の役に立つ仕事をしてこそ、真に成功できるといっていいでしょう。
・何にせよ、物事を心から楽しんでいる人、目がキラキラと輝いている人に、人はひきつけられ、力になりたいと思うものです。ということは、自分の夢にかぎらずとも、目の前の仕事にワクワク要素を見つけることが、ひとつの成功習慣になるといえるでしょう。この習慣が身につけば、どんな困難な仕事でも、かならず助けの手を差し伸べてくれる人が現れるようになるはずです。「夢は発信してこそ形になっていく」
・ここぞというときにうまくいく最大のポイントは、リラックス状態といえます。その状態をいかに自分でつくりだすか。これが、成功をつかむためには不可欠なのです。
・触覚などの感覚が脊髄を経由して脳に伝達されるのとちがい、嗅覚は、鼻からダイレクトに脳に伝わります。ですから、成功したときのことなど、いいイメージを喚起するような匂いを嗅ぐと、瞬間的にそのイメージが脳に伝わり、「いつもどおりやればいいんだ」と、リラックスすることができるのです。
・おすすめしたいのが、ピンチのときは、「そんな自分」を笑ってしまうという習慣です。自分をつき放して客観視するといっても、渦中にいるときは、そういう意識すらどこかへ吹っ飛んでしまいます。そもそもどういう状態になれば自分を客観視できているといえるのかなんて、見当もつきません。でも、そこで無理矢理にでも、「渦中にいる自分」を笑ってみれば、必然的に、自分を外から眺めることになるのです。「お~っと、どうした、佐藤、大ピンチ!」こうして、心のなかで「渦中の自分」を指差し、まるで他人事のように笑って解説してみてください。スルスルと、冷静さが戻ってくることでしょう。
・今ある幸せを、ちゃんと噛み締めていますか。もし、そう思えないのなら、つねに自覚するための工夫が必要です。見るだけで今の幸せを実感できるものを、身近に置いておくのです。人それぞれ、今の自分の幸せを象徴するちょっとしたもののひとつやふたつ、あることでしょう。たとえば、新婚旅行のときの写真や思いでの品を手帳や財布にしのばせておけば、見る度に当時の幸福感がフラッシュバックします。こうして手帳を開くたび、財布を取り出すたびに「ムフフッ」と「快」感情が顔を出せば、スランプなんてなんのその。人は、たった今の幸福を実感できてこそ、ひとつの失敗、挫折にくじけず、前に進んでいけるものなのです。
・自分の支えになった本、助けになった本を、「恩人」ならぬ「恩書」といいます。前項の「漂流」は、私に、強い戒めを与え、「へこんでいる場合ではない」と諭してくれたという意味では、「恩書」といえるでしょう。スランプに陥ったときは、こうした「恩書」の力を借りるのも一法です。人それぞれですが、小説でも画集でも写真集でも、ページをめくるごとに元気になれる本があると、たいへん心強いものです。あるいは、映画や音楽でもいいでしょう。
・スランプから立ち直る具体的なツールとして、もうひとつ、とっておきをお教えします。それは、自分の好きなものを片っ端から集めた、マイヒット集です。前に、物事をうまくいかせるには「快」が大切であるといいましたが、左脳型の文字情報よりも、右脳に効くヴィジュアルな画像のほうが、「快」をより刺激しやすいのです。
・挫折を感じたとき、人は「あのとき、ああしていれば」と後悔するものです。どうして後悔するかといえば、「成功にいたる道は一つだ」と思い込んでいるからではないでしょうか。しかし、成功への道は一つではありません。むしろ、どんな道をいっても、あきらめない限り、結末には成功が待っているはずです。つまり、長い目で見れば、たった今陥っているスランプですら、その道程のマイルストーンといえるのです。
・どうやったらいいかを考えるというと、目標達成への「第一歩目」を考えがちですが、彼が最初に聞いたことは、「じゃ、出版記念パーティはどうする?」、つまり「ゴール」の話からはじめました。どこでやるか、進行はどうするか、どんな音楽をかけるか、誰を呼ぶか、何を着るか・・・・・。まだ出してもいない本の出版記念パーティーについて相談するなんて、おかしな話です。でも、不思議なことに、そこから逆算していくと、霧が晴れるようにして、今やるべきことが見えてきたのです。こういうことがあって、あらためて世の中を見渡してみると、成功する人というのは、「成功した自分」を思い、メンタル・スクリーンに描くことに長けていると思います。
・夢や目標を達成するのは早いに越したことはありませんから、小さな目標をサクサクッとテンポよく達成していけるなら、願ってもないことでしょう。それには、目標を立てるスパンを短くすることです。といっても、一ヶ月では短すぎます。ちょうどいいのは、三ヶ月に一目標というペースなのです。
・世の中には、なぜか何事もうまくいく人と、なぜか苦しい道をいかざるをえない人がいます。そのちがいの源は、「応援力」と「祝福力」。ひとことでいえば、進んで人のために動ける力、人の幸を素直に喜べる力があるかどうかです。このふたつの共通点は、まず「人のため」という点です。これは誰でも予想がつくことでしょう。でもそれと同時に、これらの力を鍛えると、すぐに「自分のため」にもなるのです。たとえば「応援力」のある人は、情報や人脈など自分がもっているものを、けっして出し惜しみしません。相手に役立つと思ったら、情報でも、人脈でも、すぐに与えてしまいます。こうして自ら与える人は、知らぬ間に「恩」と「縁」のサイクルをつくり出し、同時に与えられる人になります。誰だって、恩のある人には、それに見合った恩で応えたいと思うものです。
・「自分時間」をもちやすいのは、やはり朝です。朝はすこし余裕をもって起き、日記を書いたりシャワーのなかで自分へのアファーメーション(自己宣言)をしたりすることには、充実した自分時間をもつという意味もあるのです。でも、それ以外になると、なかなか「自分時間」は確保できません。
・たとえ3年後に死ぬといわれても、「今の生活を、これまでと変わらずすごす」と答えられるようになりたいものです。自分の「生命の使い道」がはっきりしていて、それに向かって歩みを進めている人であれば、たとえ余命3年と告知されても、なんら迷いはないものです。人生80年の現代に寿命をまっとうできるとしても、人生はかぎりある時間と知るべきです。
・休日のキーワードは、「ブラリ」「ブラブラ」「フラッと」です。たとえば近所の商店街をブラリ散歩します。もうすこし元気があれば、繁華街でブラブラとウィンドウショッピングをするのもいいでしょう。あるいは、フラッと美術館や博物館に出かけてみる。久しぶりに両親の顔を見に実家に帰って、そのついでにお墓参りに出かけてみる。しばらく会っていない友人が住む町にでかけ、突然、連絡を取ってみるというのも、なかなか刺激的です。こういうあてもないOFFのすごし方ができる人は、ONに切り替わったときに、思いもかけない能力を発揮するものです。
・また、実際、休日の一定時間をホテルのラウンジですごすというのも、ぜひ、おすすめしたいことのひとつです。普段は”スピード命”のコーヒースタンドかもしれませんが、たまにはホテルのラウンジで、じっくりと朝のコーヒーを味わってみるのです。天井の高い、開放的な空間は、いるだけで気分がいいものです。それに、ホテルという場所は、旅行やパーティーや結婚式など、人々が「ワクワク」をもち寄っているようなものですから、「いい気」が充満しているのです。ONの時間をキラキラ光り輝かせるためにも、ぜひ、こうしたすてきな「非日常」を楽しむ習慣をもってください。
・「ありがとう」といいながらそうじすれば、万物への感謝の念が潜在意識に埋め込まれ、それが微細なよい波動を出し、やがて自分に返ってきます。そう考えると、たしかにそうじには、人生を変えうる大きな力があるといえるでしょう。休日は、まとまった時間がとれる絶好のチャンスです。心を込めて部屋のそうじをするというのも、有意義なすごし方ではないでしょうか。
・自然のあるところには、いい気が溢れています。都会でも街なかでもじつは自然と向き合える場所はあります。近所の公園や木立、緑道、あるいは神社仏閣です。そこをゆっくり散策し、深呼吸を繰り返します。神社仏閣で樹齢○年というパワフルな「ご神木」があったら、ぜひ抱きついてみてください。土の匂い、木の幹の匂い、葉の匂い、そこに息づく生き物の息吹。たまの休日に、こういう「自然の恵み」を胸いっぱいに吸い込めば、一気に体中が浄化され、新鮮な思考が働き始めるのを感じるはずです。
・人を変えるには、まず自分から。”うふふ”の笑顔でスキップして帰るような姿を、子どもに見せられるような大人になりたいものです。
・もう自分を責めるのはやめて、代わりに、「一人満足会」を開きます。一日のうち、自分で自分を褒められることを思い出せば、自然と笑顔になれるでしょう。ダメな点は、いやでも心の奥底で認識し、改善しようとしています。その傷をわざわざ開き、塩をすりこむようなことは、しなくていいのです。
・いったんマイナスの連想に陥ってしまうと、気持ちを前向きに立て直すのは、至難の業です。だからこそ、夜の日記は、”うふふ”からはじめ、プラス連想スパイラルを生み出すことが重要なのです。
・眠り込む直前までいい気分ですごせたら、翌朝は目覚めもよく、また元気に一日をスタートできることでしょう。反対に、せっかくここまでいい流れできたのに、最後の最後で悩みや不安に襲われてしまったら、そのままの気分で朝を迎えねばなりません。翌朝、心も体もひきずるようにして起きれば、日中にも差し支えます。最後の決め手は、眠りに落ちる前の3分間です。この3分間にネガティブな考えに襲われてしまったら、どうすればいいのでしょうか。不安が不安を呼び、暗い気持ちのまま、いつのまにか眠りに落ちてしまうのは、なんとしても避けたい。ということは、手っ取り早く気分を変える必要があります。ここで瞬時に夢や目標を思い描ければいいのですが、気分が落ちているときは、夢や目標に対する不安まで生じかねません。これでは逆効果です。どんな不安にも動じず、もっと確実にプラス思考になれる方法。それは自分の肉体に感謝することです。今の自分がここにいることができるのは、うれしい時もつらい時もちゃんと動いてくれる肉体があるからこそです。無理をしようとも黙々と働きつづけてくれる自分の体のすばらしさ・ありがたさを思えば、ふとわいてでた不安など、小さなことに思えてくるにちがいありません。
<目次>
まえがき(じつはいちばんだいじなこと)
1「朝」の成功習慣-気持ちのいい「朝」を積み重ねよう
どんより朝を、スッキリ朝に変える秘訣
あなたの「朝」は何時ですか?
自分の「睡眠」は、自分でデザインしよう
さらば、目覚まし時計
目覚めたら、自分の体と会話
仕上げはシャワーで、「チャクラ」を刺激
ポイントは「伸び~!」朝のストレッチ
日記は、自分を見つめる最高のツール
朝の活動のコツは「機動性」
毎日が「元旦の朝」作戦
仕事の予定は朝のうちに立てる
でかけるときは、玄関をさっと清める
コラム「朝」習慣の達人!~早起きが生んだ七つの肩書き
2「ウィークデイ」の成功習慣~ワーク、プレゼン、ぜんぶうまくいく
「眉間にシワ」がクセになっていませんか?
身のまわりをワクワクで満たす
「働く」のほんとうの意味
「いいこと」は人知れず-「陰徳」を積むことの大切さ-
人の力をじょうずに借りるコツ
マンガ喫茶で、クイック昼寝
ロナウジーニョはいつも笑っている
ピークパフォーマンスの強い味方
オリジナルの儀式をもとう
ピンチ?そんな自分を笑っちゃおう
成功の陰にハガキあり
コラム「ウィークデイ」習慣の達人!~年間6000枚のハガキ・マイスター
3「スランプ時」の成功習慣-失敗しても、落ち込んでも、大丈夫
「考え方」より「感じ方」
マイナスをつける心のクセを直そう
今の幸せを噛み締める最強ツール
自己肯定で大飛躍!
その悩み、意外とちっぽけです
恩書の力を借りよう
元気をチャージするマイヒット集
どの道も、成功につづいている
成功へのヴィジョンの描き方
コラム「スランプ時」習慣の達人!~ピンチを受け入れるしなやかさ
4「テイクオフ!」の成功習慣ー目標達成まえ苦労知らずのルール
よくある「夢・目標設定」の誤解
「夢」と「野心」はちがう
「そうしたら、どうする?」を繰り返そう
成功した自分は、どんな自分?
願いがかなう「感謝の先取り」
小目標は年に4つ
難解な迷路、どうやってゴールにいきますか?
「応援力」と「祝福力」をつけよう
コラム「テイクオフ!」習慣の達人!~不登校からNYへ
5「ブレイクスルー」の成功習慣-もう迷わない、自分復活法
「自分時間」と「他人時間」
昼間でも簡単!「自分時間」のもち方
自分質問力を鍛えよう
「思い山車装置」をセット
日々の自己確認は「問い」の形で
もし「余命3年」と告知されたら?
コラム「ブレイクスルー」習慣の達人!~若きカリスマの”命”実感法
6「休日」の成功習慣-ダラダラするだけではもったいない!
毎日がリセットされるOFFのすごし方
非日常を楽しむ
そうじの驚くべき効果
ものとサヨナラできる潔さも大切
真ん丸お月様のイメージでメントレ
自然がくれる未知のパワー<だきつきセラピー>
すべてうまくいくようにできている
コラム「休日」習慣の達人!~ワクワク感をだきしめよう!」
7「夜」の成功習慣-今日を”うふふ”で締めくくろう
スキップして家に帰りたい
何があっても「一人満足会」
日記を書くなら「いいこと日記」
徐々に「他人時間」から抜け出す
心からリラックスできるバスタイム
最後の決め手は寝る前の3分間
コラム「夜」習慣の達人!~できる女性のバスタイム活用術
ラストメッセージ(あとがきに代えて)
面白かった本まとめ(2011年上半期)
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