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10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資(長田淳司)という本はとてもオススメ!

2021年05月29日 01時00分00秒 | 

 

 「10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資」という本は、2005年から株式投資を始めた著者が、リーマンショック時には300万円の損失が膨らんだにも関わらず300万円の資金から7000万円まで増やしたその小型成長株投資法について分かりやすく説明したものとなります♪

 特に本書では具体的にその銘柄のポートフォリオを紹介し、その分析も公表しているのは素晴らしいと思いましたね♪

そしてその小型成長銘柄のポイントとしては以下の5つとのことです♪

・オーナー企業であること
・上場10年未満であること
・ビジネスモデルがユニーク
・時価総額300億円未満の企業
・増収増益を続けている

また成長株としてオススメしない株の特徴としては以下とはなるほどと思いましたね。


・インフラ関係の銘柄(ガス、電力、鉄道、航空会社等)
・携帯電話関連の銘柄
・バイオ関連の銘柄
・ゲーム関連の銘柄
・人材派遣関連の銘柄
・カタカナ系ワンルームマンションディベロッパー関連の銘柄
・パチンコ関連の銘柄

それから以下についても書かれていましたね。
・投資で失敗する8つの理由
・成長株投資のメリット・デメリット
・成長株の探し方
・成長株の財務諸表のポイント
・企業のウェブサイトの味方
・会社四季報の見るポイント

「10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資」という本は、小型成長株投資について分かりやすく説明がありとてもオススメです!

以下は本書のポイント等です♪

・実際に投下した金額は13年で2000万円程度ですから約3.5倍の7000万円に増えた計算です。最初の頃は失敗続きでしたが、リーマンショック後は相場付きも良かったことから資産は確実に増加しています。

・投資に失敗した例もお見せしましょう。すでに手じまっている取引ですが、RIZAP(2928)やTATERU(1435)などでは一敗血にまみれています。RIZAPでは保有している株式が一時テンバガー(投資額の10倍にまで株価が上昇すること)までなりましたが、売り時を間違えてずっと保有し続けたため、利益は雀の涙ほどになってしまいました。またTATERUへの投資では銀行融資申し込みの際に、会社ぐるみで投資家の収入を改ざんしていたことが明らかになってから一気に株価が暴落しました。

・もし自分のポートフォリオにババが入っていることに気がついたらいかに損切りできるかが大切です。とはいえ失敗した取引から学ぶことが多いのも事実です。儲かった取引は利益のことだけが頭に残ります。しかし失敗した取引はなぜ失敗したのか、損をしてつらいという感情が記憶に残ります。一度に資産を8割減らす、信用取引で追い証が支払えずマイナスになるなどの、相場から退場するような致命的な失敗をしなければ、長い目で見れば将来の大きな成功の基礎になるとさえ言えます。私自身も、こうした取引の失敗を重ねて、今の取引手法にたどり着いています。

・普通の人が投資をして、数千万円の資産をつくるのは一朝一夕ではできません。私もここまでくるのに10年以上の歳月を費やしています。私の経験から言えることは、投資を続ければ続けるほど資産が増えるスピードが上がるということです。最初の1,2年は投資で儲かることもなく、逆に損することも多かったのも事実です。しかし1年間で10万円増えてもあまり資産が増えた感じはしません。当然、投資金額が多ければ、金額が大きい野で資産が増えていく額も大きくなります。

・成長株投資とは、「将来的に継続的に成長が見込まれる銘柄の中で、将来の価値に対して割安に株価が付けられている銘柄を探し出し、長期間保有することで、会社の成長による株価の大幅な上昇を享受する投資方法」です。

・時価総額としては「300億円未満」の株を狙います。大きく化ける成長株は株価上昇が開始した時点で当初の時価総額が300億円未満のことが多いからです。しっかりとした業績の裏付けを持っている銘柄を購入することで、長期的に見てリスクを限定しつつ、一発当てて株価が上昇するのを狙います。

・成長株に多くあるのは、たとえば500円の株が一気に1000円まで上昇したあと、800円~1000円の間をウロウロします。そしてそのもみ合いが1年~2年ぐらい経過してから再度成長していくという感じです。それにしても、なぜこのような現象が起こるのでしょうか?それは私の推測ですが、株主のバトンタッチが起こっているからではないでしょうか。次第に株主が切り替わっていき、長期保有主体の機関投資家の投資対象になることにより株主が機関投資家中心になっていきます。そして、時間の経過とともに好決算が発表されて、それをきっかけとして大口の機関投資家の資金が一気に流れ込み、株価を一段高いレベルに押し上げるのです。先ほどの例でいうと、1000円が一気に2000円まで上昇するようなイメージです。このレンジ相場は数か月から数年に及ぶこともあります。

・証券会社は現在スクリーニング機能を進化させています。以前は自分で条件を打ち込んで、銘柄を自ら探す必要がありましたが、今ではそこからお客さまの方に歩み寄ったサービスを展開しています。高配当銘柄、成長株銘柄、割安銘柄と投資家が好んで検索しそうな条件をあらかじめ用意しておいて、ボタンをクリックするだけで、検索しようとしている投資家の好みに合った銘柄が表示されるようになっているのです。

・たとえばSBI証券でトップページからスクリーニング機能を選択すると、すでに成長株の条件を満たすような銘柄をスクリーニングするための条件設定が終わっており、あとはその成長株のボタンを押すだけで検索ができます。検索が終わると、候補先の銘柄が出てきます。これらの銘柄のうち、気に入った銘柄に投資すればそれで成長株投資ができてしまいます。

・私のセミナーでは「みんなの株式」の投資信託サイトを参考にして評価の高い投資信託を探し、注目している投資信託が組み入れている銘柄を気軽に探すことにしています。ここで面白そうな投資信託だな、成績がいい投資信託だなと思ったら、さらにその投資信託が解説しているコーポレートウェブサイトに飛んで内容を確認します。投資信託を運用している会社は金融商品取引法という厳しい法律によって、正確な開示規制が要求されているので、発信している情報がウソかもしれないという心配はしなくて大丈夫です。

・運用レポートの中で、私が好きなのは「ひふみ投信」の運用レポートです。といいつつ、ひふみ投信を保有しているわけではないですが、ちゃっかり運用レポートや同社の公式YouTubeチャンネルも拝見しています。同社社長の藤野英人氏はこの業界で30年生き残ってきた名うてのファンドマネジャーで、著書も何冊も出版されています。経済関係だけでなく、歴史や政治に関する深い見識にはいつも圧倒されますが、かといって肩苦しい内容ではなく実務者らしく、個人投資家にも役立つような視点でわかりやすくまとめています。それにしても、これだけの経験をわずか1000円強の本で手軽に読めてしまうのですから、本というのは素晴らしいメディアだと思います。あなたも気になった分野があれば、入門書を1冊、2冊読んでおくと理解が深まります。

・企業のオーナーが書籍を出版している場合は読んでみていいでしょう。それも側近の人が書いたものではなくて、本人名義で出版している本がお勧めです。

・自分で利用しているサービスから投資ヒントを得るというのも有効な方法です。伝説の米国株ファンドマネジャーであるピーター・リンチ氏も、消費者目線で銘柄を探すことで、ウォール街の金融マンを打ち負かすことができるという主張をしています。私の場合は、Hameeで買い物をするうちに、この企業自体に興味を持ったことが投資するきっかけでした。伸びる会社を探すヒントは、いつも自分たちの身の回りに転がっています。
・投資上手で上手な人と下手な人を簡単に見分ける方法があります。それは、証券口座の中に含み益がたくさんある人が上手い人。含み損ばかりの人は下手な人です。プラスの銘柄を残して、マイナスの銘柄から先に処分する。これを続けているとプラスの銘柄を伸ばせるようになります。

・株主目線で投資判断に役立つのは法定の開示資料や任意開示資料です。法定の開示資料というのは金融証券取引法により金融庁や財務局に提出することが求められているもの、そして東京証券取引所に提出が求められている書類のことです。法定資料の中で、もっとも力を入れているのが「有価証券報告書」です。年1度の本決算についての状況を詳しく開示しています。

・会社のウェブサイトでは、会社のメッセージと顔写真が載っているか、好印象を持てるかというのを確認してみてください。上場企業の社長、特にオーナー企業の社長であれば顔を出して自らの言葉でメッセージを発信しているかを確認しましょう。またメッセージを定期的に更新しているかも見てみましょう。あまりにも情報が更新されていないというのは、投資家目線に立ってウェブサイトが運営されていない証拠です。

・逆に写真が掲載されていない会社は要注意です。特にオーナー企業を狙った投資であればなおさらです。顔写真が掲載されていない会社は投資対象から外してしまっていいでしょう。

・また従業員を特集して紹介しているかどうかも大切です。企業宣伝のために働いている社員に動画出演してもらおうと思っても、社員がイキイキと働いていない会社は魅力的に映りません。逆に動画に出てくれる社員が多いということは、その会社のことが好きで、かつ長く勤めたいと考えている証拠です。

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