いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

竹中式マトリクス勉強法(竹中平蔵)

2009年07月24日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「竹中式マトリクス勉強法(竹中平蔵)」の購入はコチラ


この本は、竹中平蔵さんの経験に基づく、勉強法などについて書かれた本です!

とても納得でき、特に若い方で、受験や英語、経済、世界に通じたい方にはとてもお勧めしたい本です。

とても参考になります。

特に、人より早く始めることが大切、聞き上手、ほめ上手になることは大切ということはとても同意します。

以下は、この本のポイントなどです!

とてもオススメです!!


・努力を支えるものとして、志を持つ、夢を描くとともに大切なのが、「自分は必ずできるはず」と信じること、諦めないことです。つまり、努力するにはある程度楽観的であることも大事。そうでない限り、がんばる勇気が湧かないからです。たとえ、脳天気と言われても、「自分はできる」と思い込むことは非常に重要です。

・情報化時代を生き抜くには、インターネットやメディアを介して情報を集めることも大切ですが、本当に重要な情報はやはり人が握っているものです。人にあって会って、話を聞く手間を惜しんではいけません。また、人から直に聞く一次情報は、印象に残りやすいという利点もあります。その場の臨場感を味わえるためです。

・残念ながら、私が金融担当大臣になって厳しい改革に取り組んだとき、多くの同僚や先輩は冷ややかになり離れていきました。ところが、ある友人は例外でした。名前は伏せますが、彼は私が大臣に就任した直後、「これからいろいろなことがあると思うけれど、どんなことがあっても自分の信じたことをやってくれ。僕は、何があっても応援するから」と心尽くしの手紙を書いて送ってくれたのです。これには胸が熱くなりました。在任期間中、ずっとデスクに置いては、おりに触れて読み返したほどです。このとき、人は極限状況に置かれると、自分の本当の友人は誰か分かると実感しました。そして、友人は数多くいればいいというものではないということもわかりました。

・精神をコンセントレイト(集中)させる作業、すなわち勉強や原稿の執筆などの仕事は、ハイの状態では到底できないと思います。コンスタントに黙々と打ち込めるように、生活のリズムを整えることが欠かせないのです。そのために、一定以上の睡眠時間を確保することは非常に重要です。これは私が年齢を重ねて出した結論です。

・一つのことをじっくりクリエイトする作業-たとえば原稿や論文の執筆などは、夜にこそ向いていると思います。日中はどうしても、人に会う用事や電話などに思考を中断されがちです。また、夜は肉体的には疲れてはいるものの、アタマだけは妙に冴えているものです。日中からなんとなく心に引っかかっていた内容を整理するという意味でも、夜のクリエイトな作業ははかどります。反対に、細々とした作業は朝やるのに適しています。夜は疲労が溜まって、一部のクリエイティビティは上がっても、全体としてのプロダクトビリティは低下しています。そんな理由から、私はルーチンの書類作成など、てきぱきやるのにこしたことがない仕事は朝集中して片付けてしまいます。

・竹中式記憶勉強法5の極意
 1 暗記と基礎を繰り返せ
 2 早く始めよ
 3 資格試験を使え
 4 「日本は楽だ」と思え
 5 自分でノートにまとめよ

・あらゆる受験勉強は覚える内容が膨大です。どんな天才も、ひと月やそこらで記憶できるシロモノではありません。覚えられたとしても、すぐに忘れてしまうのがオチでしょう。この手の勉強は、時間をかけて、何度も何度も繰り返しやるしかありません。となると、誰よりも早く、一日でも早く始めることが勝負を分ける-つまり、スタートダッシュに勝る必勝の戦略はないのです。これをいうと嫌味かもしれませんが、私の場合、学生時代から勉強は常に先回り先回りを心掛け、英語や数学については中学校3年生で高校3年分の勉強は既に終わらせていました。こと英語に関していえば、中学卒業から高校入学までの春休みの間に、参考書2冊分を丸暗記したため、高校時代、分からない単語に困ったという経験はほとんどありませんでした。

・竹中式英語勉強法7つの極意
 1 暗唱せよ
 2 辞書を引け
 3 真似よ
 4 進んで試練を受けよ
 5 一番前の席で聞き、最初に話せ
 6 子どもに学べ
 7 聞き返して、質問しまくれ

・もし外国に住む機会があるならば、ぜひお薦めしたいのが、耳の不自由な人用に開発された、あらゆる番組に字幕が付けられるセットトップ・ボックス(STB)。私は、アメリカ在住中、ある韓国人に薦められてこれを導入しましたが、ニュースからアニメに至るまで、何から何まで英語の字幕が付くため、何を言っているのかがよく理解でき、英語を聞く能力が随分上がりました。

・自ら背水の陣を敷き、進んで試練を受けることは、結果として大きな副産物をもたらしてくれる-そう、強く実感しました。厚い互角の「壁」は、「向かっていく精神」で自ら壊すしかないのです。

・外国人とディスカッションするコツについて、アドバイスいたしましょう。これもまた、「恐怖心の克服」が鍵になりますが、結果として楽なのは、自分が、一番最初に喋ってしまうこと。これに尽きます。つまり、最初に口火を切ることで、議論の土俵を作ってしまうのです。そうすれば、以降は自然と自分が喋ったネタを中心に議論が広がっていきます。

・竹中式経済勉強法9の極意
 1 間口は広いぞ
 2 天井は高いぞ
 3 勉強会を使え
 4 新聞は同じコラムを読み続けろ
 5 逆転の発想で考えよ
 6 庭師の発想で考えよ
 7 連立方程式で予測せよ
 8 情報源は本家が一番いい
 9 自分のこだわりポイントを持て

・人の話を聞かずして、人の上に立つのはやはり無理。私の知る限り、頂点に上りつめた政治家は、やはり例外なく聞き上手でした。小渕恵三元総理(故人)然り、小泉純一郎元総理然りです。とりわけ、小泉元総理の「聞く技術」は印象的でした。小泉さんは大事な話は必ず、相槌も打たず押し黙り、目をつむって聞く癖がありました。それだけ、神経を集中させていたのでしょう。最後まで聞いた後は必ず、「それはつまり、こういう意味ですか」と念を押される。そして、「ありがとうございました」と言って引き下がり、一人になって考えて、最後は必ず一人で決断するのです。きっと小泉元総理は、人の話を聞きながら、自分の論理体系を再構築していたのでしょう。そして、そのステップがあったからこそ、熟慮のうえの判断ができるのだと、今更ながらに思います。

・聞き上手とともに、重要なのが、ほめ上手になることです。教育において、ほめること、エンカレッジすることの威力は絶大です。人間誰しも、おだてられれば木に登るのが本能。他ならぬ私も、それで成績が伸びた一人でした。私の小学校低学年までの成績は平均して3か4.いわゆるクラスの真ん中に属する普通の目立たない生徒でした。

・若いうちにしかできないことはたくさんあります。後々できそうにない経験は、買ってでもしたほうがいい。これは、私の切なるアドバイスです。

・「鳥は向かい風の中、飛び立つ」。これは、友人でもある歌手の谷村新司さんが、私がバッシングされているときに贈ってくれた言葉です。なぜなら、向かい風によって浮揚力がついて、高く上空に上がるから。人間の成長も、これに同じ。追い風に乗ってばかりいたのでは、流される一方で、浮揚するエネルギーがつきません。とはいえ、向かい風に立ち向かうには、「自分ならできる」と士気を鼓舞する強靭な精神力が必要です。

・もう、底抜けにポジティブです。小泉さんが一番辛かったときは、決まってこのOさんに電話していたのも納得です。前向きな人には、不思議な人間治癒エネルギーがあり、これを求めてまた前向きな人が寄ってくるものなのです。そんな理由から、私は付き合うならポジティブマインドの友達と決めているのです。



<目次>
はじめに
第1章 マトリクス勉強法とは?
 1 あなたは何を勉強したいのか
 2 成績表とは関係ない「頭の良さ」がある
 3 「勉強したいこと」が見つかれば、成功したも同然
 4 努力できることが、才能である
第2章 竹中式勉強法9の極意
 1 目標は常に2つ持て
 2 目標から締切りを逆算しろ
 3 何事も基本がすべて
 4 身近によきライバルを持て
 5 メモを持ち歩け
 6 時間は自分で作るもの
 7 バカは何人寄ってもバカである
 8 自分のためにおおいに金を使おう
 9 健康でなければ勉強はできない
第3章 竹中式記憶勉強法5の極意
 1 飽きるほど暗記と基礎を繰り返せ
 2 人より早く始めた者が必ず勝つ
 3 資格試験は実によくできている
 4 日本は楽な国だと思おう
 5 人任せにせず、必ず自分でまとめよ
第4章 竹中式英語勉強法7の極意
 1 完璧な英語を話すのは、そもそも無理
 2 暗唱で英語を頭の中に詰め込む
 3 分からない単語は必ず辞書を引け
 4 「英語のうまい日本人」の英語を真似ろ
 5 進んで試練を受けよ
 6 一番前の席で聞いて、一番最初に話せ
 7 質問しまくる子どもに学べ
第5章 竹中式経済勉強法9の極意
 1 生きることは経済、間口は広い
 2 先は読めない、天井は高いぞ!
 3 耳学問と読み書き、一挙両得の方法
 4 東京についての記事を読み漁る
 5 逆転の発想で考えよう
 6 庭師の発想で考える
 7 経済は連立方程式で予測する
 8 情報源は本家本元をたどれ
 9 自分のこだわりポイントを持とう
第6章 世界に通じる勉強5の極意
 1 聞き上手、ほめ上手になりなさい
 2 いつでもどこでも「頭の体操」を
 3 できない経験は進んでしよう!
 4 「誰と働くか」にこだわろう
 5 誰とでも仲良くする必要はない
おわりに

面白かった本まとめ(2009年上半期)


<今日の独り言>
5歳の息子がようやく一人で1冊の本を通してピアノの練習ができるようになりました^_^) 毎日横に付いてピアノを教えていたので、なかなか一人では長く練習できなかったんですよね。一人でできたときは誇らしげでした^_^;)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする