ブログ「教育の広場」(第2マキペディア)

 2008年10月から「第2マキペディア」として続けることにしました。

NHK の広場、20、ドイツ語(19、2つの質問と係への要望)

2005年07月22日 | NHKの広場
 その後は、全然返事がこなくなりました。
 1つ1つでは大変ですので、今後は少しずつまとめて、発表
します。

 第1の質問

 NHKラジオドイツ語講座初級篇、増本様

 前略
 「ライプチヒの初恋」は面白く聴いています。
 〔2003年〕07月03日放送の Plaudereckeの内容について質問
があります。

その会話の中に次の部分があります。
A: Und was machst du denn heute an deinem Geburtstag?
B: Nichts.
 A: Was, nichts!
 B: Ja, nichts.

ここは 'Nein, nichts.'とは言わないのでしょうか。どっち
でも好いのでしょうか。
 教えてください。お願いします。
                        草々
2003年07月05日
                   牧野 紀之


 第2の質問

 NHKラジオドイツ語講座入門篇、山本様

前略
 2度目ですが、入門篇「ハンナの魔法の杖」を楽しく聞いて
います。

〔2003年〕11月05日放送の中の次の文について質問します。

 K: Hanna, siehst du den Mann dort drueben?
 H: Wen meinst du?
 K: Ihn! Er traegt eine Sonnenbrille.
 H: Und er hat einen Stock. Das ist er.

 この最後の Das ist er.を貴下は「あれは彼だわ! 」と訳し
ています。又、放送の中での説明でも、「銀行強盗騒ぎで見失
ってしまった例の紳士を2人は偶然このレストランで見つけた
ようです」と言っていました。つまり、その意味を「 Das(あ
れ。あそこの男)は er (彼。銀行で見失った紳士)だわ」と
取っているようです。

逆ではないでしょうか。つまり、「 er (あそこの男)が
das(2人が了解している例の者)だ」ということではないで
しょうか。語順がこうなったのはドイツ語の語順が dasを使っ
た場合はこうなるというだけのことではないでしょうか。

 放送の中でお返事いただけたら幸いです。

 今後もがんばって下さい。
                       草々
2003年11月07日
                     牧野 紀之


 係への要望

 NHKラジオドイツ語講座の係の方へ
 前略
 この春以来、私の質問に対して、時々ではありますが、お返
事がいただけるようになったことは嬉しく思います。

〔2003年〕09月07日付けの平高さんのお返事は率直なもので
した(増本さんからは返事がありませんでした)。

しかし、私の求めているのは「放送された事柄の内容に関す
る質問、特に異論は放送の中で取り上げるべきではないか」と
いうものです。この点は全然改良されていません。多様な考え
を自由に交換することは教養の基本だと思います。これが参加
者(学生やリスナー)の問題意識を刺激するからです。

NHKの語学講座は充実していますが、決められた計画を消
化することを優先しすぎていて、場合によっては、予定を変更
してでも異論を紹介し話し合うという大切な点を忘れていると
思います。

今回、山本さんに質問を書きましたが、これも放送の中で扱
ってほしいと思います。尚、山本さんは前回の私の2つの質問
を無視しましたが、今回はそういう事の無いように希望しま
す。

 今後もがんばって下さい。
                       草々
2003年11月07日
                     牧野 紀之

PS 「質問が沢山あるからいちいち取り上げていられない」
という理由は成り立たないと思います。私のしているような語
学的内容に関係した質問は多くない、あるいはほとんどないと
思います。


 批評

 以上2つの質問及び係への要望は日付から分かるように2回
に分けて出したものですが、どれにもいまだに返事をもらって
いません。

 なお、内容的には、山本さんへの質問は私の方が間違ってい
たかもしれません。