甘柿の渋い訳

　昨朝ＮＨＫのテレビ「趣味の園芸」で視聴者の甘柿の渋くなるのはなぜと言う質問に答えていた。

　我が家の柿もまさしくその通り、たまたま部屋に入ると間のいいことにこの質問にぶつかった。

　講師の話では傍にもう１本甘柿を植えること。柿はめしべに花粉がつくと種が出来る。種が出来ると甘くなる。なんと簡単明解な答だ。

　我が家の柿２本は植えて３０年近くになる。毎年美味しい柿がなっていた。

　２～３年前から裏の田圃に「子育て支援センタ－」が出来、柿は陽が遮られた所為で太陽を求めて１本は上へ、上へと伸びた。もう１本は枝を東方に向け横へ横へと伸ばした。この枝に生った柿も渋いのが多かった。

　上に伸びた柿はほとんど渋かった。うさぎちゃんは柿の木が急成長したので栄養が回り兼渋いと思っていた。花粉の所為とは考え及ばなかった。

　この柿２本とも植木の剪定の際切って貰った。ボロ柿でも無かったら寂しいと思いながら。

　新しい木を植え、その木に実るのは４～５年かかるその間は我が家の柿は食べられないんだ。