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くぎ煮送り

2010-03-03 17:17:38 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日しんどかったがついでと思い、妹と従姉妹に送るいかなご5キロ炊いた。   亭主の世話があるのでほんまにしんどかった。妹が今年は止めときと言ってきたが昨年も炊かなかったし、まあと思い炊いた。

 今日送ってきた。

 母がいるときは、解禁早々の小さいのを柔らかく炊いていたのを想い出し、

 亭主はくぎ煮は甘いと言って食べないが、砂糖も控え柔らかく炊いたら食べるかなと思い炊いたがやはり食べない。

 まだお粥さん食べている。おかずは小さく切って柔らかく煮る。毎度手間がかかるのに昨日の夕食は怒って食べなかった。腹が立ったので勿体ないと思ったが捨ててしまった。気に入らないことがあるとすぐ怒る。こちらが怒りたいよお-だ。

 もう炊く元気ないので、従姉妹の分減らして東京の友達に送った。

 彼女15年前の阪神淡路大震災で被災し、西宮の家も壊れ強制撤去されて、今東京のケアハウスで1人暮らししている。近くに娘さんがおられるので心丈夫だとは思うが、

 春先になると武庫川の堤防にお花見に行ったことなど想い出される。そこから眺めた甲山、甲山の話は母がよく話てくれていた。などなどみんな遠い想い出になってしまった。

 彼女のこと他人事でなくいずれわが身に訪れることの様に思う。

 以前は炊くのが楽しみで沢山の友達にも送っていたが、だんだん出来なくなる淋しい限りだ。


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