白鷗展に行った。

　予定通り白鷗展に行く途中梅田まで妹に来て貰い。リックいっぱいにリンゴ、ナシにチョコレ－ト等を積めて行った。リックは絵にいていた時の大きいリックでいっぱい入れると重たかった。

　梅田からだと西梅田に行くか、地下鉄御堂筋でもいいが、西梅田まで歩くのは遠くてしんどいし、
御堂筋線も何度も乗り換えがこれまたしんどい。

　結局尼崎まで戻り、難波までいきそこで乗り換え、これが一番楽そうだったのでこれにした。

　白鷗展は仏像が中心でようこれだけ集められたなあと思った。
勿論博物館所蔵の仏像も多数あったが、法隆寺、薬師寺からの仏像が多かった。
うさぎちゃんの実家のお寺さんの鶴林寺から重文の観音菩薩立像が出されていた。
他に加西の一乗寺から観音菩薩立像が２体、いずれも重文だ。

　この鶴林寺とは長い間お詣りして貰っている。父の時は先々代、母の時は先代。
この先代と兄は親しい。兄が総代をしている時鶴林寺が本堂の檜皮葺の葺き替えをした。
莫大な費用がかかるので兄は毎日お寺さんを乗せて遠くまで寄付のお願いに行っていた。

　義姉のお葬式の際、導師は住職だったが、先代も役僧されていて、兄に声をかけられ握手されていた。兄が落ち込んでいるのを見兼ねてだろうね。

　仏像の他に工芸品もあった。その繊細な技巧に驚くばかりだ。
又発掘された出土品も。瓦が多かった。瓦にも精巧な文様が施されていた。
白鳳期は文化の華開いたときだとよく解った。

　帰りも乗り換えでホ－ムを変わるだけで楽だった。