加納天満宮のお祭りが春祭りから秋祭りに変わって10回目のお祭り。
私も岐阜に引越しして初めて、天満宮の秋祭りを昨日見に行ってきました。
加納の町は閑散としているのに、天神様(地元では天満宮を天神様と呼んでいます)の境内は異様な盛り上がりで、驚きました。
高山祭りのからくり人形も顔負けの山車。金ぴかの立派なおみこしがずらりと並んでいました。
神主さんのお払いを受けて、まずは山車がぐるっと一回転して、動き出しました。
その後、地元小学校や中学生も参加して、神楽天神舞踏で境内を踊りながらすすみました。
私の知人のミカさんが踊られるので、写真を撮りました。素敵でしたよ。
ハッピを着た子どもたちや、いなせな格好の若い衆や女性たち。平安装束の神主さん
みんな、いきいきして目が輝いています。
お祭りは子どもも青年も、妙齢な女性も、お年寄りも、心が一つになって、楽しめる行事です。
しかし、境内の外は、町は相変わらず祭りとは縁遠い雰囲気です。
確かに秋の天神祭りは真新しいおみこしも出来、県外からも御みこしを担ぎに来られます。
でも私たちが子供のころの天神様の春祭りは、町全体がお祭り一色でにぎわっていました。
お祭りの日は、お赤飯をたいて、ご馳走を家庭で食べるのが一年の行事でした。
今は、秋祭りは天神様に出向いて、お祭りを味わう。ようになってしまいました。
天神様の秋祭りを起爆に、加納の町がもっと活気を取り戻してくれたら、、、と思いながら、お祭りを後にしました。