ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

母校に38年ぶりに、訪れる!

2009-06-22 00:14:56 | Weblog
私のレッスンの生徒さんが受けたい高校のオープンスクールに私も同伴して行きました。
私の母校なのです。
何と38年ぶりに、高校の門をくぐりました。
県内で今年度初めてのオープンスクールなので、受付40分前でも、中学生とその保護者で体育館はいっぱいです。

誘導する先生がどこかで見たお顔、、、
昨年、高校の同窓会でお会いした同級生でした。
同窓会でお会いしたときは、みんな、タイムスリップしたかのように、精神年齢18歳のお顔をしていたのに、学校ではもう、ベテランの先生のお顔でした。
声をかけようかとも思いましたが、ベテランの先生のオーラが漂い、気軽に声はかけられませんでした。

お決まりの、校長先生の挨拶。
校長先生。というと、どうしても、自分より、ずっと偉くって、年上という観念が働きますが、よく考えたら、私と同世代か、もしかしたら、私より年が下かもしれない、、、、
50代って社会的には偉いんだ、、、と冷めた気持ちで、お話を聞いていました。

その後は、当然のように、卒業生のお話。
これって、なぜか、優等生で一流大学に通っている人が模範的なお話をするんですよね。
本音の高校生の話なんかも聞きたいですね。
高校宣伝のためには、やっぱり、優等生の模範スピーチでないとだめなのかな?

体育館での説明を聞いた後は、校舎、教室での授業見学です。
さすがに、ドタママがいた頃の校舎は跡形もなく、目的の校舎に行くのに迷ってしまいました。
生徒が目指している、音楽科の演奏を聞いてきました。
管楽器の演奏、声楽の独唱、マリンバ、そしてピアノデュオ、声楽オペラの二重唱そしてピアノソロと、短い時間でとても楽しむことができました。
高校生でもハイレベルの演奏によく練習しているなあーーーと感心させられました。
声もピアノの音色も若い響きなのです。
葉っぱでいうと若葉の響きかな?
音楽がとっても素直なのです。
先生に言われたことに忠実な演奏。
そんな気がしました。
これから、いろんな人生を歩みながら、10年後、20年後、音が声の響きが変わってくるのでしょうね・

授業の終礼をなつかしく聞きながら、母校の見学を終えました。