現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

虚無僧日記 7/8 JK(女子高生)2題

2014-07-09 20:45:43 | 虚無僧日記
JK(女子高校生)2題。

①「ガンバって くださぁ~い」

「ありがとう」と私。JKに声をかけてもらえただけでも、
おじさんは 舞い上がってしまいます。


そういえば、「きみまろ」が言ってた。

「ガンバッテ」なんて、誰でも言えます。「がんばってください」と
なにがしかのお金をくれるのと、ただ言葉だけでは、頑張りようが
違います!てね。




②JK二人の会話。
私を見て、一人が「ね(お金を)入れてみようか?」と興味津々。
ところが、もう一人が「よしな、よしな」と、袖を引っ張って
いっていってしまった。憎っくき“カイン”め、また邪魔しおった。


あ~ぁ。お布施いれてくれたら、“歴史的な大事件”と、この
ブログで紹介できたのに。ザンネン。

虚無僧日記 7/9 「もっと良い仕事が」と誘われ

2014-07-09 17:35:54 | 虚無僧日記
名古屋駅 朝8時。

「YAMADA電気」前で吹いていたら、男性が寄ってきて、
「仕事しないか?」と。
「何の仕事ですか?」
「片付け」と。

「時間に拘束されるのは、ちょっとォ」とお断りした。

先日、若い女性に「何か他にすることあるでしょうに」と
言われた矢先。

喜捨してくださる方をひたすら待つより、肉体労働でも
した方が収入にはなる。

その男性も、同情と親切心で声を掛けてくれたのだろう。

今、建設現場では 人手が足りないそうだ。
「片付け」と聞いて「遺品整理」かとも思った。

孤独死などで、腐乱死体の後の片付けは大変のようだ。
いい金になるようだが、私は「死者の弔いの献笛」で 
携わることができればと思う。

虚無僧日記 7/8 「父が吹いていました」とご婦人が涙され

2014-07-09 17:11:34 | 虚無僧日記
7/8 名古屋駅前、高齢のご婦人が、私の側らで
かがみ込んで・・・・・。

何か事情おありと感じ、一曲一曲静かに丁寧に吹く。
数曲吹き終えたところで、ご婦人が立ち上がり、
私にお布施を差し出し、

「私の父が、尺八大好きでした。いつも縁側で、
裸で吹いてました。軍属で泰緬鉄道の建設に・・・・」と、
後は涙声。「尺八の音で、父を思い出しました。
ありがとうございます。ありがとうございます」と。

私も共に涙しました。天蓋で 涙目を隠しながら、
一曲、また一曲。

尺八には 魂を呼び起こす“霊力”があると私は
信ずる。



☆「泰緬鉄道(たいめんてつどう)」。第二次世界大戦中、
タイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ鉄道として、旧日本陸軍に
よって建設された。現地人を強制連行し、英国軍の捕虜を
使い、大量の死者を出したことから、「死の鉄道」と
呼ばれる。戦後、捕虜虐待でBC級戦犯に問われ、多数
処刑された。

7月7日から「虚無僧100日行」開始 まずは朝のラッシュ時から

2014-07-09 12:05:41 | 虚無僧日記
すぎもとまさと『吾亦紅(われもこう)』の歌詞
 
「後で恥じない 自分を生きろ
 あなたの あなたの 形見の言葉
 守れた試しさえ ないけど

 あなたに あなたに 威張ってみたい
 来月で俺 離婚するんだよ 
 そう はじめて 自分を生きる」

「離婚することが、なんで威張れることなの?」
「全然 意味わかんねぇ」というコメントがネットで
飛び交っていますが、中高年のオジンにはわかります。
実は“われ(私)もこう”なんです。


妻子の束縛から解放されて、晴れて自由の身。やっと
はじめて、自分を生きる。なりたかった虚無僧になれた。

というわけで、7月7日から「100日虚無僧」スタート!
パンパカパ~ン、尺八では「ハロツレチ~」

朝8時 出勤ラッシュ。驚きました。名古屋駅はものすごい
人人人。こんなになっているとは 驚き。20年前、
名古屋に来た時は、出勤時間でも 地下鉄は 座れるほど
ガラすきでした。それが、改札口から階段、ホームまで
人がびっしりで 少しずつ動く状態。地下鉄は2分刻みでも、
ホームにはぎっしり積み残された人で 埋め尽くされて。

100倍も人口が増えたわけではなし。20年前は
無かったツインタワービルやミッドランドなどの
高層ビルが 名古屋駅前に。さらに愛知大学も笹島に、
というわけで、近郊近在、三重、岐阜などの他県からの
流入が激増したのね。

名古屋駅の乗降客数は一日111万人(ちなみに、
新宿駅は世界一で365万人)。

こんなにたくさんでは、誰も「虚無僧」なんかに
カマってられない。全く無視無視無視。それに
ほとんどの人がケータイやスマホを見つめ、若者の
1割はイヤホーンやヘッドホーンをつけて、自分の
世界にひたりこみ。

虚無僧も天蓋被って、自分の世界に籠もってはいる
のだが、お互い、全く疎通なし。人は多くても
ますます孤立感、孤独感に浸る不思議な世の中に
なりもうした。