現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

『別涙』 因幡晃

2014-07-08 12:25:17 | 虚無僧日記
「ごめんなさい」そして「ありがとう」

「貴方には 貴方の “道”がある」の“道”が、
今の私には“意地”にも聞こえます。


因幡晃 『別涙(わかれ)』

作詞:因幡晃
作曲:因幡晃

白い旅行カバンを 渡す時
そっとふれた貴方の やさしい手
ひとごみに言葉を かき消され
涙がさよならを言っていた
いいのよ もういいの 私の事は

泣いてついて ゆきたいけれど
貴方には貴方の道がある
いつも心に決めていたの
別れという日が来るのを

雨がいつか涙とぬれる時
そっとぬぐう貴方のやさしい手

汽車はすぐそこに来てるのに
じっと見つめてる やさしい目
さあ行って もういいの 私の事は

泣いてついて ゆきたいけれど
貴方には貴方の道がある
いつも心に決めていたの
別れという日が来るのを

泣いてついて ゆきたいけれど
貴方には貴方の道がある
いつも心に決めていたの
別れという日が来るのを

「忍冬(すいかずら)」因幡晃

2014-07-08 12:17:17 | 虚無僧日記
忍ぶ冬」と書いて「すいかずら」。

「忍ぶ」という字は 心に刃を乗せるのね


作詞:ちあき哲也
作曲:杉本真人


だっていつかこじれて 駄目になるより
恋の匂いさせずに そばにいたいわ
たまに逢ってこうして飲めるだけでも
女として少しは 夢があるでしょ…
失くせない 人だから つづけるひと幕 
友達芝居 だけど

忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね
時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね

もっと楽な生き方 してもいいのに
なぜかわざと淋しい 道をえらぶの……

今日は今日の傷みが 胸をしめても
ひとり席を立つまで 泣きはしないわ
ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 
愛するなんて だけど

いとしい花なら 忍冬(すいかずら) 
夏でも秋でも春の日も

どうしてわたしの愛しさは 
忍ぶという字がつきまとう

だけど…
忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね
時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね
Lai Lai Lai…
Lai Lai Lai…

「わかってください」 因幡晃

2014-07-08 11:28:16 | 虚無僧日記
「佐村河内」かと思った(失礼)。「因幡晃」の
「わかってください」泣けました。

『わかって下さい』

作詞:因幡晃
作曲:因幡晃

貴方の愛した 人の名前は
あの夏の日と共に 忘れたでしょう
いつも言われた 二人の影には
愛がみえると

忘れたつもりでも 思い出すのね
町で貴方に似た 人を見かけると
ふりむいてしまう 悲しいけれどそこには愛は見えない

これから淋しい秋です
時折手紙を書きます

涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい

私の20才の お祝いにくれた
金の指輪は今も 光っています
二人でそろえた 黄色いティーカップ
今もあるかしら

これから淋しい秋です
時折手紙を書きます
涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい
涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい

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昨日、角を曲がって出会いがしらに、昔の彼女と鉢合わせ。
私に気づいた彼女、咄嗟に身を翻して、私を避けて
逃げていきました。この詩とは ま逆。所詮、男が女心を
歌った詩は、男性の願望。現実とは逆。悲しいね。