安倍晋三の戦車と練習戦闘機に試乗して得意がる積極的平和主義者という危険な逆説性

2014-03-27 07:39:13 | Weblog

 


      《生活の党PR》


      《3月20日(木)鈴木克昌代表代行・幹事長平成26年度予算可決・成立参議院本会議終了後定例の記者会見 10月23日(水)鈴木克昌代 表代行・幹事長定例記者会見要旨》

      平成26年度予算、しっかりとチェックをしていく』

      【質疑要旨】
      ・野党連携について  
      ・集団的自衛権に関する議論について
      ・国民投票法改正案への対応について
      ・石原環境大臣の委員会遅刻への対応について         

 安倍晋三は、そもそもからして主権が国民に所属する以上、個人の理想的な在り様の追求の上に国家形成が成されなければならないのだが、理想的な国家追求を優先させて、国民を理想的な国家追求の奉仕者に仕立てる国家主義者である。

 女性の社会参加も働き方の多様化を図る雇用改革も、国家経済優先の政治であって、国家経済に資する目的からのそれぞれの利用に過ぎない。結果として、雇用者は国家に対する奉仕者に位置づけられることになる。

 男女平等の思想に立った女性の社会参加でもなければ、雇用者平等の考えからの雇用改革でもない。もし双方共に平等を図る女性参加であり、働き方の多様化であるなら、学歴とか職歴に関係なしに従事する仕事の能力だけを見て、同一労働・同一賃金の平等化を図るべきだろう。

 あくまでも賃金抑制の観点に立った女性の社会参加であり、働き方の多様化であって、結果として国家経済優先の国家主義に支配されることになる。

 このような国家主義者である安倍晋三が2013年4月27日に千葉市幕張メッセ・イベントで陸海空自と米陸軍ブースを訪れて迷彩服を着用、飛行ヘルメットを頭に被って戦闘兵士に早変りし、展示中の陸自最新型戦車「10式戦車」に試乗して、晴れ姿を披露するかのように右手を得意げに上げる。

さらには2013年5月12日、宮城県松島市の航空自衛隊基地を訪れて、飛行服に身を包まなかったものの、T-4練習機に試乗して、ご丁寧にも得意気に左手の親指を突き立て、右手の親指を突き立てる。

 常々「積極的平和主義」を掲げている安倍晋三である。国家主義者の「積極平和主義」とは国家優先・国民従属の積極平和主義という構造を取ることになって、そのこと自体が逆説性を帯びていることになるが、戦車と練習戦闘機に試乗して得意がる積極的平和主義者というのも極めて危険な逆説性としか言いようがない。

 果たしてこのような積極的平和主義者が世の中に存在するのだろうか。極めて稀な例に違いない。

 積極的平和主義者が戦車に乗り、練習戦闘機に乗った!!!!!!

 得意気に親指を突き立て、右手を上げて得意げなポーズを取った!!!!!!

 安倍晋三の頭の中では機銃掃射し爆弾を落とす戦闘機にこそ積極平和主義者が乗り、大砲を撃ち込む戦車にこそ乗り込むと考えているのだろう。

 外交をこそ優先的属性とすべき積極的平和主義者が戦車や戦闘機をアピールする。安倍晋三は積極的平和主義者を名乗りながら、軍事をアピールしたのである。


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