覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

ギーレンと南西ドイツ放送交響楽団のマーラー「夜の歌」

2005年05月22日 | 音楽
・マーラーの「夜の歌」、今までマーラーの交響曲の中では苦手な部類だったのですが、最近、アバドとベルリン・フィルやコンドラシンとレニングラード・フィルの演奏を聴いて、なんとなく苦手意識が薄くなり面白さが(少しずつですが)わかってきたような気がします。

・今回聴いたギーレンと南西ドイツ放送交響楽団の演奏も見通しが良くて様々な楽器がよく聴こえます。透明感があると言うのでしょうか。第3楽章スケルツォのリズムの切れ味の良さは爽快です。終楽章の騒々しくならずにオーケストラがしっかり鳴っているところも見事だと思います。この演奏はオーケストラの技術も高く録音も優秀です。

・私はこのギーレンのマーラー、先月秋葉原の某有名店で全集を購入したのですが、そのときの値段が13枚組で税込み四千円ちょっと。在庫処分とは言え驚きの価格です。実は「悲劇的」だけすでにバラで持っていたので「どうしようかなあ・・・」とずいぶん迷ったのですが、結局お値段につられて買ってしまったのでした。今のところまだ4番(これもいい演奏でした)と7番しか聴いていませんが、やはり定評のある演奏だけにこの2曲だけでも良い買い物をしたと思っています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クーベリックとバイエルン放... | トップ | パウル・クレツキとチェコ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事