・ショルティとシカゴ響によるマーラーの交響曲第5番(1970年録音)を聴きました。言わずと知れた天下の名盤であります。数々の名盤がひしめく曲ですが、この演奏の存在感は別格ではないでしょうか? とにかく、第1楽章冒頭のトランペットから唖然とする上手さ! もうそれからは「華麗なる音の饗宴」とも言うべき演奏が繰り広げられます。マーラーはこのコンビのためにこの曲を書いたのではないかとさえ思ってしまいます。「凄いなあ・・・」と口をあんぐりしながら聴いていると、最後の最後に追い込みをかけるような猛烈なテンポアップ! 聴き終えた時、あまりの凄さに笑ってしまったのでした。スカーッとした爽快感がたまりません。録音の見事さも特筆もの! 今もまったく色あせません。いやはや、恐れ入りました・・・。
・最近、ショルティの最後のコンサートのライヴ録音が発売されましたね。曲は同じくマーラーの5番、オーケストラはチューリッヒ・トーンハレ管。入手したのですがまだ聴いていません。どんな演奏になっているか、聴くのが楽しみです。
・最近、ショルティの最後のコンサートのライヴ録音が発売されましたね。曲は同じくマーラーの5番、オーケストラはチューリッヒ・トーンハレ管。入手したのですがまだ聴いていません。どんな演奏になっているか、聴くのが楽しみです。
ショルティの5番、圧倒的でした。僕も、ホンマに唖然としました。
トランペットもホルンもスゲエなぁ・・・というのが第一印象でした。爽快な聴感でした。
ショルティのマーラー、僕は好きです。
ライヴ録音はどうなんでしょう。入手してみたいとは思うんですが。
この演奏、あまりにあっけらかんとしすぎていると感じる人もいるだろうなあ・・・とも思ったのですが、ここまで徹底的にやってもらえれば文句の付けようがありません。
ライヴ録音、まだ聴いていないんです。ショルティのことですから、最後のコンサートとはいえ、いわゆる「枯れた」演奏にはなっていないと思うのですが・・・。聴きなれたシカゴとは違うオーケストラとの共演がどんな演奏になっているか、とても楽しみです。