覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

オイストラフ、セル、クリーヴランド管のブラームス ヴァイオリン協奏曲

2008年09月16日 | 音楽
・昨日に引き続きオイストラフのボックスから、セルと共演したブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴きました。

・私が初めてこの曲を聴いたのがこの演奏(だったような・・・)。それ以来、私にとってこの曲の決定版であり続けています。今回のボックスは私が今まで聴いていた国内盤より音質が改善されたようで、ヴァイオリンもオーケストラも生々しく迫ってきます。実は今日この演奏を聴く前、ちょっと不安があったのです。大好きでよく聴いた演奏を久しぶりに聴いたとき、以前の感動がちょっと薄らいでしまった事ってありませんか? 「あれ、こんな演奏だったっけ?」という感じで・・・。

・そんな心配は杞憂に終わりました。やっぱり私にとってのこの曲の決定版の地位は揺らぎませんでした。骨太で温かなオイストラフの音色、スケールが大きく行き届いたセル指揮のオーケストラ。こんなに大きな演奏って、この先、現れるのだろうか・・・。まさに「大人の音楽」。今日も感動させてくれたこの演奏に感謝したいような気分です。


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