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えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

いつしか心が通じ合って

2006-06-12 | 日記
 syoujiさんて、何でも一生懸命なんだよ。
いつでも、真剣勝負。
大人にはもちろんだけど、子どもにも、赤ちゃんにも、動物にも?(ワタシにも厳しかったもの・・・)
遊ぶときも、怒るときも、手抜きということをしない。
だから、自分にも厳しいし、時には、人にもその厳しさを求めてしまうことがあった。
そんな生き方を傍で見ていてkeikoさん、
あまりにも「生きることを急ぎすぎて」いるようで少し不安になったこともあった。
もっと、ゆっくり歩いて行こうよ・・・そう思ったこともあった。
だけど・・・
 29年もの長い間、罪を犯してもいないのに「塀の中」に拘束され続けてきたんだ。
仮釈放とはいえ、syoujiさんにとって、本当に嬉しい「自由」の中での、生活が始まったばかりだったんだ。
そんな一生懸命さが、人に伝わらないはずがないよね・・・・。
 
 keikoさんも、少しづつsyoujiさんの性格も生活も分かってきて、毎日が充実し、いきいきとしていた・・・。
約2年間、実家へ帰ることがなかったけれど、
そんなsyoujiさんとkeikoさんの様子をちゃんと知らせてくれる人たちがいて、
何時頃からか、おじいちゃんもおばあちゃんもちゃんと許してくれていたんだ・・・。

 Eくん(keikoさんの弟)が亡くなったその日に、二人が揃って実家へ迎えられたことは嬉しいけれどそれって余りに悲しかった・・・。
もちろん、ワタシもAくん、Kちゃんと一緒にEくんのお別れに行ったけれど、本当は、本当はEくんの元気なときにみんなで一緒に食事なんかできたらもっと良かったのに・・・
って今でも思ってる・・・。

 何でも時間がかかるんだね。
 時間が必要なんだね・・・。

 だけど、自分の信念を貫いて一生懸命生きようとする姿は必ず人の心に通じるんだ・・・。

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