えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

真紅?深紅?

2008-06-28 | 日記
夫が真紅のバラの花を買って来てくれた。
「あれ?今日は何かの記念日だっけ?」と、頭の中で自問自答してみた・・・けど思い当たらない・・・。
つぼみが開きかけた、本当に生き生きとしたバラだった。

夫曰く
「いつも行く、野菜の直売所で売っていたから・・・」
「安かったんだ。いくらだと思う?」

そう言うからには・・・と私も頭の中で計算する。

「8本あるし・・・、800円かな・・・。 う~ん、でも、500円!?」


「えっ?8本もあるの? それじゃ、ホントに安かったな・・・」
「生産農家から直接だから安いんだ、とは言ってたけど・・・」と夫。

聞くと、300円だったという。

「え~?!すご~い!ほんとに新鮮だし、きれいだね!」


(写真は二日目。大分開いてしまった・・・。でも、「真紅」?「深紅」?
 本当の深みのある素敵な色に撮れないのが悔しい・・・)
これも、あとで挿し木しようと思います。
最近、バラを挿し木で増やすことに凝っている私なのです。
「いいバラ」は簡単には成功しないんですけど・・・ね

寝ていても

2008-06-26 | 日記
おなかが
グルグル言っているgonです。

食欲はまあまああるし、元気なのだけれど、
「たべる」種類が少なく、量もほんの少しだけです。
それに一日1回の便は
やっぱりゆるいんです・・・。
帰宅して、私の一番の仕事は
gonのトイレの確認とお掃除、それが日課になっています。
私の顔を見て、にゃ~おぅと一鳴きするのを聞いて
今日も「無事だった・・・」とほっとする
そんな日々が続いています。
                 keiko

まだできること

2008-06-24 | 日記
東京高裁の決定が出るのは
いったい何時なのか・・・

今夜も心配して友人が電話をくれた

「どう?何か進展は?」

「まだ・・・」

「そう・・・。
 まだ、もう少しやれるね」


そう!
救援会水戸支部は、今の時間を「布川・勝利決定」のために、最後のお願い、として、これまでやったことのないほどの署名の目標を掲げて会員宅訪問を始めた。
会員さんは、守る会とはまた違う。ほとんどの人たちが、「布川」以外の活動に忙しい方ばかり。それを十分承知の上で、「今、この時だけ『布川に力を貸して下さい』と、短期集中の取り組みの趣旨をお話しし、協力を依頼して歩くことにした。
大きなうねりを起こして、その中で「決定の日を迎え待とう!」と。

 日曜日に県本部常任委員のOさんの援助も受けて、私は9人のお宅を訪問した。

「こうして、直接話を聞くと、やらなくちゃなんないなぁ。意外と、『布川事件』のことは、みんな知っているようで、ホントのところは解んない人の方が多いかもしれないね」と、もう80歳を超えられているというEさんが言ってくださった。
「わかった!今度、集まりがあるから、その時話してみるよ」とも。

人生の大先輩のこの言葉。
やっぱり嬉しい・・・。

 月曜日は、事務局員のTさんが、約20名の訪問を約束してくれた。

あっという間に、200枚の署名用紙がなくなってしまった。

あす、また守る会事務局に「追加印刷」をお願いしよう・・・。


喜びをともに

2008-06-24 | 日記
高裁決定が夏前にも出されるだろう・・・

そんな予測の前で
今、何ができるのか
何をしなければならないのか

夫たちのたたかいを長い間見守り続けてくださった人たち、
つい最近「布川事件」を知ったという方たち
身近なところで、夫たちの普段の姿を知ってくださっている人たち、
北海道から九州に至るまで、遠方から「布川事件」を支援してくださっている方々
国連要請の折り、現地で「布川事件」を知り署名をくださった方々など
布川事件を知るすべての方々の見守る中で

夫たちの手に「勝利決定を!」と願う・・・

そして
「ふかわ」に繋がるすべてのみなさんと一緒に喜びあいたい・・・

そのためにも
まだ気を緩めるわけにはいかない
私にはまだやらなければならないことがあり、
やれることが
まだまだ残っている



Tさんちのおばあちゃん

2008-06-22 | 日記
とっても明るくすてきな笑顔の
おばあちゃんに会った

とにかく
顔をみているだけでも
こちらまで
「しあわせいっぱい」になってしまう

デイサービスから帰ってきて
初対面の私たちはお互いに挨拶した

「デイサービスに行って来たんですよ。
 お友達がたくさんいて
 たのしいよ~。
 お風呂に入って
 髪を洗ってもらって
 カラオケで好きな民謡を歌って
 本当にたのしかったよ~
 幸せだよね~」

でも
5分も経たないうちに
「どちらさんでした?」と聞く。
聞いて
「あ~、そう」とまた納得したように
「今日ね、デイサービスに行ってね・・・」と話しはじめる。
息子さんのことを
「優しくて、かわいいんだ~」といい
お嫁さんのことも
「い~い人だよ~」といい、最後は

「私はしあわせだよ~。楽しくって仕方がないの。
 お友達もたくさんいるし、好きな民謡も唄えるし・・・
 家のことも何にも心配ないし・・・」


30分ぐらい話したかな
話しながら私まで「しあわせ」を感じた

「どなたでしたか?」と三度くらい聞かれた
「息子さんにお世話になっているんです」と答えると
「あ~そう、あの子はいい子だよ。あたし、大好きなの!
 あき坊っていうの。子供みたいでおかしいでしょう?」と
顔をくしゃくしゃにして言う。
息子さんがそこにいないことをお嫁さんから
「今日は、消防の旅行で出掛けてるんですよ」と言われ
「あ~、旅行ね~。そう」といい
5分ぐらいたつと
「あき坊は?」と聞く。
「消防の旅行でね・・・」とお嫁さんが丁寧に答える


同じ話を何度も何度も聞いた


それでも
とても楽しかった
もう一度お会いしたくなる
そんなおばあちゃんだった

年齢は85歳になったばかりという・・・

あんなふうに
老いても、みんなに愛されたいなぁ・・・
かわいらしく老いて行けたらいいなぁ・・・

判ってほしいけど・・・gon

2008-06-22 | 日記
こまった
こまった
何か食べたいけど
何が食べたいのか
自分でも分からない

缶詰はもうイヤ!
ドライのキャットフードもイヤ!
お魚、焼いたのもイヤ!
鰹節を混ぜたご飯もイヤ!
チーズもイヤ!
ヨーグルトもイヤ!

もう、一週間以上になる。
keikoさん、困っている。
だって、watasi食べると吐いちゃうし、下痢しちゃうから・・・
今日は、無理やりビタミン剤を飲まされそうになった・・・
おくすりは嫌いだから、べーって出しちゃった・・・。

夕方になってakiraくんがプリンを買って来てくれた。

美味しかった!

吐かなかった!
明日もプリンなら食べられるかな?



keikoさん、相当困ってる・・・
何も食べないところに、そんな甘いものだけっていいのかな・・・って。


   電話で、syoujiさんに言っていた。
   「何が食べたいのか、言葉で言ってよ!」って言いたいよ・・・


watasi、どうしちゃったんだろう・・・
自分でも解んないんだよ・・・・



裁判官への「意見書」2

2008-06-21 | 日記
☆真実を隠すことが、大切なことですか?
 証拠をねつ造したり、隠したりするのは簡単です。
 でも、二人の人生を“嘘”のものでメチャクチャにしたのは、
 とても許せるものではない。“脅し”なんて誰だってできるけど、
 警察がするのは一番いけないことじゃないでしょうか?
 私は、事件があったときにはまだ生まれてなかったけれど、話を
 聞けば何が“いけないこと”なのかは分かります。
 隠すこと、ねつ造することは許せません。“今さら・・・”と
 思うかもしれないけれど、二人の人生を考えると、真実をはっきりしてほしいと ねがいます。(笠間市 女性)


☆脅迫は警察の罪です。
 えん罪はあってはならないことです。
 早く裁判のやり直しをしてください。(笠間市 男) 

裁判官への『意見書』 1

2008-06-20 | 日記
☆無罪を主張して40年
 何時まで苦しめるのですか
 早く裁判のやり直しをしてください(水戸市 男性)


☆自白を強要するなどの、警察の行為は正当でないと言えます。
 これまでにわかっているだけでも、事実と合致しない点がこれほどに多くあると いうこと。まずは、その点を何としても明らかにしなければならないのではない でしょうか。
 事件について見聞したことにより、警察や裁判所を信頼する気持ちが踏みにじら れたような思いでおります。
 えん罪は許されてはならないと思います。
 公正な裁判を心より願います。(水戸市 女性)


☆数多くの証拠隠し、ねつ造、何のためですか?
 警察、検察側に不信感が募ります。
 人権とはなんですか?私が過ごしてきた楽しく、つらくもある大切な時間を、彼 らは獄中で過ごしたんです。
 冷たく、暗く、窮屈な場所で、いつか必ず陽のあたる場所へ「無実」を勝ち取る まで希望を捨てない、と自分に言い聞かせて生きて来たのだと思います。
 彼らにとって「陽のあたる場所」とは・・・「無実」
 その時です。
 どうか、公正な裁判をお願いいたします。
 世界から、この国からえん罪がなくなって欲しい。(水戸市 女性)


☆自白を強要したり、二人にとって有利な証拠を隠したり、えん罪を自分たちで作 っているのではないですか。
 早く裁判のやり直しをしてください。(日立市 男性)


☆無実を訴え続けた40年は無駄にはできません。
 事実に基づいた公正な裁判が行われるよう切に願います。(笠間市 女性)