えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

犬?ねこ?

2011-10-22 | 日記
夫が「犬を飼おう」と時々つぶやく。
最近、お世話になっている方の家で、どうもそのお宅の犬と濃密な?時間を過ごし、すっかり「犬、大好き!」になったらしい。
でも、出歩くことの多い夫の生活で、まだ、あまり現実味はないと私は聞き流しているが、先日は
忠誠心の強いことを強調しながらも、

「世話をするのはアンタ。毎日の散歩もアンタ。アンタの健康のために飼うんだ。オレは、毎日の散歩は無理だから」と、のたまう。

ふ~ん、
きっとそうなると、その犬は、夫ではなく、私に忠誠心を示す「私の犬」になってしまうだろうな・・・

そんなことを私は心の中でつぶやく。

私だって、犬が嫌いなわけではない。
子どもの頃から、家には犬も猫も、おまけにウサギも小鳥も、鶏もいた。
そんな世話を兄弟で分担してやってきたのだ。
飼い始めたら、私だって本気でかわいがってしまうだろう。
ただ、忙しい生活で放っておくことが多い現実を思うと、私には「ねこ」がお似合いだな、と思うのだ。
「ごん」だって、捨てられていたから拾ってしまったのだ。
以後、20年をこえる付き合いをしてくれた「ごん」からは、いろんなことを学んだ。
しっかりと「ねこの『ごん』の忠誠心」も感じることができた。


私がどちらかというと「ねこ派」であることを承知しての夫の言葉。

出歩くことが多い私たちの生活が続く間は、「絶対ダメ!」という頑強な夫の反対と、今は、団地住まいであること、
それと、夫の猫上皮アレルギー(医師曰く、抵抗力をつけてもらうことで可能)が私の願望を抑えているのだが、
もし、条件が揃ったら
「犬、飼おう」の夫の希望も、
「ねこ、飼おう」の私の希望も

両方実現しちゃおうかな・・・?

きっと、どっちも私に忠誠心を示してくれるような・・・
そんな気がして来た・・・。

なぜなら、餌をやるのも、面倒みるのも「私」だから・・・。


実家でも、父が野良猫の親子の餌付けを毎日しているらしい・・・。
猫を飼うことに
「いやだよ。お父さんは、結局自分で面倒みないんだから」と反対していた母も、今は一緒に野良猫観察を続けているようだ。
老いた両親の楽しみの一つがそこにあるようだが、
私たち夫婦の間では、まだまだそこまではいかない。

もうしばらく、夫のつぶやきを聞き続けることになるだろう・・・。

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