えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

母が自転車で買い物?!

2011-10-26 | 日記
実家にいると、母の姿も、父の姿も時々私の視界から?消えることがある。
そんなとき、決まって寝室の戸がしまっていて、どうも体調が悪く、蒲団に入っていることが多くなった。

父も、母も、お互いに姿が見えなくなると
「寝てるのかな」というようになったいた。

昨日、私のところに来てくれた来客のために、母が、

「これ、お茶菓子を買って来たから、出してやりな」と言ってお菓子の入った袋を私に渡してくれた。

えっ?買って来た?
どうしたの?わざわざ行って来てくれたの?

庭に出たら、久しく見てなかった赤い自転車があった。

「えっー?これ、おばあちゃんの自転車?これで行って来てくれたの?」と聞いたら、さらっと

「そうだよ」と言った。

まあ、まあ、まあ、85歳になって、大きな手術をして、疲れるとすぐに横になる生活をしているのに、まだ自転車現役とは!
母の頑張りには頭が下がる。

それに、来客があるたび、畑に行って何かをとって来る。
昨日も、私の来客に、

「サツマイモはどうしているんですか?買って食べてるんだったら、どうぞ。今とってきたばかりのものだから」などと言って、手渡してくれた。

父と母と二人きりの生活よりも、私が出入りし、私の友人などが出入りすることは、かえって張りがあるのかもしれない。
無理をしすぎてないのだろうか・・・・と心配な面もあるが、少なくても母の昨日の姿は生き生きとしていた。
このまま、手術をせずにいる膵臓のがんが悪さをしないでほしい、と願うばかりである。

明日は、泌尿器科の受診日。
この1か月、本当に自己導尿で記録をとりながら頑張った。
あす、少しでもDr.から、その努力と今後の良い方向が示されるといいのだが・・・。


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