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還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

親と友・・・どちらが大事?

2012-10-11 17:55:01 | 京都ウロウロ

朝のワイドショーで、最近の若い子は友人よりも親との関係を重視するというデータが出たと言う。

うーん。隔世の感というか、僕の10代のころなどは家にいるよりも、外で友人と接している時間の方が多く、楽しい思い出も沢山残っている。

子供の数も少なくなって、親子で過ごす時間が多くなってきたことも背景にあると思うが。

僕らの年代の感覚でいうと、両親が疎ましくて蔑ろにしているというものでなく、(まあ若干は疎ましい感じはあったが・・・)その親子の関係が自然な姿と考えていたように思う。

したがって、大切な存在であったが、それは「空気」のような存在で、友人との関係とは異質のものだったように思う。

だから、昔にそういう「どちらが大切か」という質問を受けたら、無味無臭の親の存在よりも、甘美で刺激的な友との関係を選択したと思う。

いずれにしろ、こういう親と友との関係の変化が、いいことか悪いことかはわからないけれど・・・

昔もあったが、より陰湿になってきている「イジメ」の問題などを考えると、安全空間としての親との接点に重きをおくのも分からないでもないが・・・

一方で、DVや虐待など、その頼みの綱としている親・家庭から見放された子供の心を考えると胸を締め付けられる。

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延命治療の改革

2012-10-03 19:05:03 | 京都ウロウロ

延命治療の仕方が少し変わってきそうだ。

高齢者医療の先端治療研究施設、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が近く、患者が家族、医療関係者と話し合って最期の迎え方を決め、それに沿った治療方法やケアの仕方を導入するという。

今までから、「延命」を希望しない意思を事前に示す取り組みはあったが、本人などの対話を通じて治療内容や最期の迎え方まで決める取り組みは初めになる。

そして、本人が判断できなくなった時、決定をゆだねる家族などの代理人を決めておくこともできることとした。

意識もなく人工呼吸器に胃ろうを施して、ひたすら命を長らえるのが、果たして「人間として」の命の過ごし方なのだろうかと・・・

疑問を強く感じていたが、今回の発想の転換は医療費の削減という実利的な意味合いもあるが、人間の尊厳という観点からも大きな一歩ではと思う。

これで、躊躇なく人工呼吸器の判断が可能になるし、その停止も・・・

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ガラケ―VSスマホ

2012-10-03 18:15:31 | 京都ウロウロ

朝の番組で、「ガラケ―VSスマホ」の話が出ていた。

20代から40代までの女性はスマホよりもガラケ―の使用者がまだまだ多いらしい。

まあ、そんな情報はどうでもいいけれど、その「ガラケ―」という不適切?な表現と妻の放言に朝から憤りを感じた次第だ。

妻いわく「あなたと同じで、女性はメカに弱いのかもね」・・・

妻のいう「あなた」は女性やない。僕は男性や。それにメカに強いとは思わないけれど、少なくともスマホの必要性を感じないだけや。

偏見かもしれないが、この「ガラパゴス携帯」・・・何かシーラカンスというか、「生きた化石」のような表現に・・・スマホ側の作為を感じてしまう。

で、今日の帰りの地下鉄で僕の乗った車両で携帯を見ている人をさっと調べた。あまりジロジロするわけにいかないので若干不確かだが、携帯を見たり、さわったりしている人が15人もいた。ざっと4人に一人くらい見ていたように思う。

その数もびっくりだが、その中で時代に取り残されていると言うガラケ―を使っていた人が10人存在した。

もちろん、一人で2台持っている人もいるから、厳密には正しくはないが、まだまだガラケ―が主流という結果が出た。

家へ帰ったら、妻がスマホで呑気に「太鼓の達人」をしている。・・・そんなもん、スマホでするな・・・

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大文字山にも秋の気配が

2012-09-16 15:51:22 | 京都ウロウロ

休日は大概、映画を観にいくのだが、あまり好みの映画がなく仕方なく?鴨川ウオークに出かけた。

ここ2週間ほど休日に長時間のウオークをしていなかったので、久しぶりの今日は歩き始めから気合が入って・・・

気候的にも頭から肩から押しつけられるような暑さもなく、爽やかな風が吹いて、日陰になると初秋の気配すら感じられた。

そんなわけで、鴨川をまっすぐ北へ、今出川から東へ向いて銀閣寺の方へ・・・歩き始めて約1時間で大文字山のふもとに着いた。

ちょっと早歩きをしたので、きつかったがそのまま大文字山を登る。いつもよりは少しゆっくりで約30分かかって火床に到着した。

さすが火床まで来ると、すがすがしい秋風が吹いていた。

ススキの穂がより一層に秋を演出してくれる。もう秋はもうすぐそこまで来ているようだ。やっとだけれど・・・

今日は、そこからさらに如意岳の頂上まで行き、そこから大津の藤尾奥町まで歩いた。

いくら、ここ2週間ほどウオーキング渇望があったとはいえ、これは無謀で、すっかり疲れて京阪四宮駅についたのが、午後2時前。

約4時間・約2万5千歩・約15kmのウオークでした。

ススキに出会えたのが一番の収穫でした。

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卑猥?な頭頂部

2012-09-12 18:27:15 | 京都ウロウロ

昨日、晩御飯のあと、機嫌良くソファで寝転んでテレビを見ていると・・・

後ろから妻が「ちょっと脳が委縮してきてるんと違うか。頭がシワだらけになってるよ」と言いながら、僕の頭の写真を撮った。

見ると、確かにシワだらけだけれど、それよりも何か「見たらアカンものを見てしまった」ようなショックをおぼえた。

少し卑猥だけれど、自分で自分が見られない身体の部分といえば、お尻の肛門か頭のてっぺんだろう。

ところが、肛門は普通はパンツやらズボンを穿いているから人にも見られないが、頭頂部は帽子をかぶっていない限り、人に見られっぱなしの部分になる。

「こんなシワだらけの頭を見られていたのだろうか」と、何か自分の一番醜い部分というか恥部を見られたような気分になってしまった。

頭髪を丸刈りにしてしまったから、こんなところまで見えるようになってしまったのか。月面以上にデコボコして見るに堪えない景色だ。

それにしても、このシワは何か?頭の皮が伸びてきたのか、それとも本当に脳が縮んできたのか?

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龍馬通=親不孝通

2012-09-01 12:51:54 | 京都ウロウロ

よく考えてみると、地域の名称や通り名など、名前が決まるにあたってはおそらくは歴史的な根拠があるのだろうけれど、今に生きる人間にとっていつごろそんな名前がついたのか、その理由は何なのかとか、あまり気にしないで名前を使っている。

が、改めてこれから名前が付くとなると、今まで名前がなかったのが不思議に思う。「そういや、名前ついてなかったなあ」と・・・

河原町通りと木屋町通りの間の三条通りから四条通りまでの南北には8本の道路があるが・・・

この界隈は高校生のころから半世紀にわたり、お世話になったのだが、さほど名前など意識しないで場所を指定していた。

「○○ビルの北側の通り」とか「喫茶△△の前の通り」とか、そんな使い方で・・・それでも不便も感じなかったが・・・

今回、その8本の通りに地元の商店街の皆さんが名前を付けたようだ。一応、京都市の了承を取り付けて、看板掲出を京都府警に認めてもらったようだ。

通り名は公式には意味がなく、住所表示には出てこない。僕も役所に出す時の住所は行政区・町名・番地だけ書く。

しかし、友人とかに出す手紙などは、京都に残る南北・東西の通り名を使った住所を書く。京都近辺に住んでる人なら通り名だけで大体の住所がわかるから。

8本の名前を見ていると、それぞれが納得の名称だし、懐かしい響きの名称もある。

で、ふと思い出したことがある。8本の一番北の通りは、今回「龍馬通り」という名前になった。龍馬が住んでいた場所がこの通りにあったからということだが・・・

若いころ、この通りは親不孝者たちが集まる通りということで、「親不孝通り」という俗称がついていた。懐かしい響きだ。

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大文字の送り火

2012-08-16 18:26:44 | 京都ウロウロ

今晩は「大文字の送り火」の日だ。

京都は、祇園祭で夏を迎えて、この送り火で秋へと季節が変わっていく。

そういえば、今日も暑さは一人前だったが、風が何となく爽やかで真夏の風とは少し趣が違っていた。

知り合いにも言ってるのだが、大文字の送り火は、街中から見上げるんじゃなく、実際に大文字山に登って、送り火を体感しながら、他の4山の送り火を見るに限る。最近は入山規制が厳しいようだが・・・

銀閣寺に住んでいたころ、保存会の方のお手伝いで数回、山に登って送り火を体感した。

午後8時に大文字の火がつけられると、他の4山が順番に点火されていく。そして8時20分前後に最後の舟形が点火されると・・・

ネオンの自主規制で暗さの増した京都の盆地の周囲で5山の炎が燃え盛り、あたかも盆地の窪みに各家庭の「おしょらいさん」が集まってきて、炎と煙に乗って、天空へ帰って行かれるように思えてくる。

それは素晴らしい情景だ。感動すらおぼえる。

あと2時間ほどで今年の送り火も始まる。

我が家の「新米おしょらいさん」・・・父・母・兄も無事に送り火に送られて天空へ帰っていくことだろう。

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京の七夕・納涼?

2012-08-04 14:23:40 | 京都ウロウロ

今日から京都では「京の七夕」が始まる。昨日は前夜祭というか、夕方から鴨川や堀川で七夕らしいイベントがされたとニュースで報道していた。

そういえば、数日前から地下鉄の駅の改札口に笹飾りがしてあって、朝の寝ぼけ状態で、改札を出るときに、不意に顔の前に現われた笹飾りにびっくりして・・・

おもわず持ち前の反射神経?でもって、首をかしげたせいで、首の筋が少しおかしくなったような、ならなかったような・・・

旧暦の七夕は今頃かと・・・頭をよぎったのは徒然草の一節「七夕祭るこそなまめかしけれ やうやう夜寒むになるほど・・・」

もう秋の気配がしても良さそうな時期になるのだが・・・

ところで今日、ふらっと出かけた四条通りから鴨川を観ると「鴨川納涼」イベントが七夕にあわせて行われるようで、準備が始まっていた。

うん?「納涼」・・・「納品」という言葉がある。あれは品を納めるということやけれど・・・「涼」を納めてどないするんや。「涼」を納めたら暑いだけやろ。納めるなら「暑」と違うのか。で、「納暑」か・・・

いや・・・「納める」というのは「差し出す」という意味で・・・「品を差し出す」・・・「涼を差し出す」ということか・・・「納税」と一緒か?

暑い中意味のない事に一人で自問自答して帰る僕でした。

 

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祇園祭りの神輿

2012-07-16 15:51:33 | 京都ウロウロ

小学校の頃の通信簿に「○○君は落ち着きがありません」と指摘されていたが・・・

この歳になっても「落ち着きがない」性格は治らない。

今日は朝から仕事があって京都市役所の辺りまで出かけて昼前に終わった。いい天気なのでそのまま山にでも入ろうかと思ったのだが、天気が良すぎて暑くて下手をすれば「熱中症」にでもなってしまったらと自重して家に戻った。

昼ごはんを食べて連休の最終日はゆっくりしょうかと思ったのだが、そこは「落ち着かない性格」で・・・妻に「そわそわするんやったら八坂神社の神輿でも見てきたらわ」とアドバイスをもらって早速出かけた。

長刀鉾経由で途中、とある食べ物屋さんの前のカンバンのフレーズに見入った。食べ物屋としては極めて不適切な言葉だがなかなかウマイ!

「努力は うんこみたいなものだ 毎日するが 人に見せるものではない」

「努力」は「勉強」でもいいかもしれない。巷に出ると何か得るものがあるもんや・・・と感心しながら八坂神社へ・・・

八坂神社の正門は四条通側でなく下河原通側だ。で、そこから入る。17日に山鉾巡行と神幸祭があると出ていた。

中に入ると、舞殿に神輿3基と子供神輿1基が鎮座していた。明日の夕方に御旅所に向かう。

明日は朝から山鉾巡行で、それが終われば神輿の巡行となる。四条通りは一日お祭りだ。

宵山の人出が報道されていたが、この昼間の人出はカウントされてないのか・・・それならば凄い人数になるだろう。

八坂神社近くの料理屋さんに「きゅうりの1本漬け」が出ていた。

京都では祇園祭の間はきゅうりは出来るだけ食さない。きゅうりの断面が八坂神社の紋に似ているというのが理由のようだ。

まあ、屋台とかならいいけれど、八坂神社の近くの料理屋はあかんやろう。

京都の人はうるさいから、商売に支障が出るかも・・・

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祇園祭り山鉾の飾り

2012-07-15 13:16:00 | 京都ウロウロ

のうのブログで、昼間の祇園祭山鉾は「スッピンの芸妓」と表現したが、全くの認識不足で謝らなければならない。

実は今日も鴨川ウオークのあとに少し祇園祭の山鉾を見に行ったのだが、何と立派に化粧を施し、飾りつけもされていた。

昨日の夜から「宵山」ということで、昨日の夕方から綺麗にされているようだ。

三条の室町を北に行ったところにある役行者山も綺麗に化粧が・・・役行者山は確か明日16日の昼間に、ここで護摩焚きが行われる。

小さな1,2mほどの規模なのだが街中での護摩焚きなので、迫力が凄い。行者さんが上手い具合に灼の水で始末されながら焚かれる。

役行者山の南にある黒主山も綺麗にされていた。そのさらに南の鯉山も・・・

芸妓さんは昼間でも手を抜かない?

蛸薬師通りを東に向かうと、烏丸通りの手前に橋弁慶山がある。ここは本番に飾りつけられる牛若丸と弁慶の人形が町屋の2階に置かれている。夜になるとこの牛若丸と弁慶の人形を動かしてくれるのだが・・・

長く京都に住みながら、しかも祇園さんの近くで生まれ育ったというのに、この認識不足に恥入るばかりだ。

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祇園祭と幾松

2012-07-15 12:31:30 | 京都ウロウロ

昨日の夜中は凄い雨が降っていた。半分夢うつつの中で聞き耳を立てていた状態での話だが・・・

朝から良い天気だったので、早速鴨川へ出かけた。すると鴨川のいつもの河川敷の散歩道が立ち入り禁止になっていた。

川の流れも凄く、河川敷にまで流木やタイヤまで上がっていた。

昨日の夜はこの河川敷も流れの中に入っていたことが容易に理解できる。

穏やかな鴨川ならゆっくり散策してもいいのだが、濁流の鴨川ではと二条から木屋町に出た。

木屋町御池を北へ入った高瀬川沿いに佐久間象山が暗殺された場所の碑が建てられている。

佐久間象山は信州の人で、志賀高原を開発した人物でもある。志賀高原の前山湿原に佐久間象山の記念碑が建っている。

子供が小さい頃、毎年夏場に志賀高原を訪れ、前山湿原を散歩していた。懐かしい思い出だが、その佐久間象山が暗殺された碑がここにあるのは初めて知った。

公武合体・開国論者の佐久間象山が尊王攘夷派の武士に暗殺されたという。時代の流れの中での小さな出来事かもしれないが、随分昔の話のようだが、まだ150年ほどしか経っていない。

そういえば、この碑の前には、あの桂小五郎と幾松の住まいもあった。このあたりで歴史の1ページが刻まれている。

ところで、桂小五郎と幾松が出会ったのは、実は祇園祭の最中だったようだ。

当時、二人の住まいよりも少し北に行ったところに、三本木という花街があって、その花街の芸妓だった幾松が御座所へ祇園祭の無言詣りをしていたところ、酔客にからまれて困っていたのを助けたのが桂小五郎だったらしい。

今夜もどこかで、平成の「桂小五郎と幾松」が・・・

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昼間の祇園祭山鉾・・・スッピンの芸妓さん?

2012-07-14 14:58:35 | 京都ウロウロ

今日は朝から今にも雨が降りそうな天気で、早くも山行きは断念して映画でも行こうかと映画情報を見ていると・・・

妻が「京都にいるんだから、ブログなら今は祇園祭でしょ。山鉾32基を全部撮ってきて紹介したらわ」と無謀な?ことをアドバイスしてくれた。

まあ、32基を順番に行けば結構な距離だし、山歩きまで行かなくても相当の運動量になりそうだ。

「まあ、32基全部は無理でも10基くらいなら、映画の前に行ってもいいなあ」と・・・

四条烏丸から長刀鉾と函谷鉾をスル―?して烏丸通りを北上・・・すると孟宗山が組み立て準備をしていた。まだ建ててない山鉾もあるのにはびっくりした。そういえば、今日からが「宵山」だ。

錦小路を左折して西に進むと、占出山があった。山は出来あがっているが、化粧もないし殺風景だ。まあ、朝だし人が少ないからゆっくりできるが、見るものがないなあ・・・と思いながら・・・室町通りを北上・・・

室町の南側には菊水鉾が・・・鉾は屋根上の飾りが違うので遠くからでも違いが分かる。

室町を北へ行くと・・・山伏山だ。

とはいえ、骨組みだけだから、山伏山も占出山も全く変わらない。

妻の言う「写真撮って紹介・・・」しようにもみんな同じだ。

考えたら、夜の宵山がメインで、昼間の今頃は山鉾たちも、花街の芸妓さんに例えれば、スッピンで下着と違うのかとおもうような服で家にいるみたいなものだ。

昔、下河原に住んでいた頃の近くの芸妓さんたちを思い出した。

すると、山鉾がスッピンの下着姿に見えてきた。「これでは何基回っても一緒や」

「山鉾は暗くなってから混雑の中で見るべし」

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映画「アメージング・スパイダーマン」

2012-07-01 14:39:07 | 京都ウロウロ

映画「アメージング・スパイダーマン」を観てきた。もちろん、昔ながらの2D版で・・・アメージングというにぴったりの面白い映画だった。

意外と2D版も若い子が観覧していた。まさか僕のように目まいを起こすからとは思えないのだが・・・

スーパーマンとかスパイダーマンとかアイアンマンとか、アメリカ人(日本人も好きだけれど)が好きそうなヒーローものだが、今回のスパイダーマンは、生い立ちから青年への成長段階が舞台だ。

父母が謎の失踪をして、おじ夫婦に育てられたピーターは父の研究仲間だったコナーズ博士の研究所で、謎のクモに刺される。それ以降、彼の身体に奇異な能力が備わって来る。スパイダーマンの誕生だ。

異種遺伝子の交換研究(どういうものかといえば、早い話が犬に人間の遺伝子を注射すると言葉を話す犬が誕生するみたいなもの)をしていた父とコナーズ博士だったのだが・・・

この研究の危険性を悟ったピーターの父は完成のための最後の数式を持ったまま消息を絶ったのだ。

ピーター役はアンドリュー・ガーフィールドだ。「私を離さないで」や「ソーシャル・ネットワーク」でも素晴らしい演技をしていたが、今回も素晴らしかった。

彼女役のエマ・ストーンもおばさん役のサリ―・フィールドにおじさん役のマ―ティン・シーン・・・それにこれから悪役として出てくるコナーズ博士のリース・イ―ヴァンスと、みな適役で・・・

この新シリーズもしばらく続きそうだ。エピローグでもそんな幕引きをしていた。

勝手評価 ☆☆☆☆

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夏越しの祓

2012-06-30 16:57:32 | 京都ウロウロ

今日は昼から雨の予報だったので、早い目にウオーキングにでかけた。

鴨川を三条大橋まで行って、そこから蹴上まで向かって、さらに南禅寺から山へ入ったが・・・どこからともなく、雷のようなうなり声が聞こえてきて、急きょ、引き返して鴨川に戻った。

途中で、平安神宮に立ちよった。今日は一年の半分の最後の日で「夏越しの祓」の日だ。

クリスチャンだが一応は無病息災を祈願してきた。また妻からダメ出しをされそうだが・・・

この茅の輪をくぐるといいというのだが、本当はくぐり方があったり、3回くぐるとか、色々あるみたいだが、省略形で・・・

茅の輪に「蘇民将来子孫」と記して、玄関に祀る風習の所もあるらしい。

祭りになると、よく出てくる「蘇民将来子孫」とは・・・

神話の世界の話で、貧乏な蘇民将来が神様に精いっぱいのもてなしをしたのを認められ、以後、蘇民将来は疫病やら不幸から守ってもらえたという。

で、祭りと言うと、みんなが「蘇民将来子孫」を名乗って無病息災を願うという。

まあ、考えると、本当はどうかわからないのに、「蘇民将来」の子孫だと一方的に宣言して、神様に取り入ろうとするのは卑怯千番だ。

正直に「どうかはわかりませんが、ひょうとしたら蘇民将来の子孫かもしれません」くらいへりくだったら、神様も「正直なやつや。守ってやろう」となるかもしれない。

うん?僕の方が卑怯か・・・

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松尾大社神幸祭

2012-04-22 20:25:00 | 京都ウロウロ

雨の中、松尾大社のお祭りのお手伝いに行ってきた。

あいにくの雨で、神輿をかつぐ人も大変だ。おまけに寒さが重なり震えながらの巡行になった。

特に松尾大社からの出発では狭い場所の石階段を降りなければならない。雨でぬれた階段は滑りやすく数人の担ぎ手がすべったり、転んだり・・・

幸いにも怪我人は出なかったが、僕と同年代の人たちが多く、見ていてヒヤヒヤものだ。その階段を過ぎると後は平坦な道ばかりで、おまけにほとんどの行程を台車に乗せて巡行するだけだから、まず怪我はしない。

雨も本降りになることもなく、6基の神輿がそれぞれの御旅所に収まった。

松尾大社は大山咋神を祀っているが、この神は下鴨神社の玉依姫と契りを結び、生まれた子供が上賀茂神社の別雷神だという言い伝えがある。

神話を少し眺めると、本当に面白い。ギリシャ神話の神々と同じように日本の神々も「人間臭い」所業が多くて・・・

来月は玉依姫と別雷神の関係する賀茂祭(葵まつり)がある。

その前に、大山咋神を御旅所から松尾大社に戻ってもらわねばならないが・・・

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