4月30日(土)9時に起きて雨戸を開けると、やわらかい日差しが差しているが、
風が冷たい。
4月は今日でおしまい、明日から風薫る5月だ。周りの木々の緑は、日に日に濃く
なっていく。
道路沿いの花壇の手入れをしていたら、斜め向かいのお家から赤く熟したサクラン
ボをいただく。庭のサクランボの木に鳥よけのネットをかぶせていたので、今年もた
くさん生ったようだ、と思っていた。毎年美味しいサクランボをいただくので、我
が家からは、お礼に庭に生ったブルーベリとツルバラの簡単なブーケを娘が作って
差し上げている。こういう気の置けない近所付き合いは、気が張らず居心地よい。
5月1日(日)小雨ぱらつく9時に起床。ひんやり寒い感じで、天気予報は最高気
温が19度までしか上がらないだろうと言っている。沖縄あたりでは梅雨入り前シ
ーズンというのに、昨日から続くこの寒さはちょっと季節外れの異常のような気が
する。
ブロガーさんの日記におじゃましていると、いろいろ知らないことが学べて楽しい。
俳句が得意のブロガーさんの句で「四月尽」という言葉に出会った。
四月尽・・・何て読むのか?その意味は?ネットで検索したら、シガツジンと読み、
四月の終わりを意味する季語と知った。俳諧では、それぞれの月の終わりに「尽」
を付けて詠む句があることも。季語の世界は広く、深い。「四月尽」は、緑滴る日
本の野山の風景を映す、素敵な日本語だと思う。
あまりにもひどいので、もう今年の日記では触れないでおこうと思っていた阪神タ
イガース。ここにきてダメトラが突然目覚めキバをむき、猛虎に変身した。あれよ
あれよ、という間に6連勝!それも宿敵のジャイアンツを敵地東京ドームで3タテ
(3連勝)食らわしたからたまらない。
我慢できなくなって「禁」を破って書いた次第。ファンの中には「今月中に首位を
目指せ」とボードに書いて応援をしていたが、まだ借金(負け越し)が10もあり
最下位だから、そこまでは無理と思うけど、快進撃は気持ちんよか。まだ100試
合以上残しているから、コツコツ働いで借金返して、まず勝率5割に戻して8月ご
ろまでには首位に立てれば御の字。
野球の試合の合間に阪神競馬場で行われた競馬の天皇賞レースを見たら、出発直後
に旗手を振り落とした馬がカラ(無人)のまま3200メートルの最後まで全力で走り
抜き「2着」。もちろん成績(賞金)には関係ないが、こんなシーンを初めて見た。
一生懸命無駄に走る馬は何を思ってゴールを切ったのだろう、と思うとおかしいや
ら、ちょっと哀れにも感じるやら。
タイガースの6連勝に沸く東京ドームスタンド(テレビから)
「馬一体」で軽々と走る天皇賞レースの馬(阪神競馬場、テレビから)