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リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

どえりゃあ市長さん

2021-08-07 12:01:50 | 日記

何ともはや、ひどい市長さんがいたもので・・・

オリンピックで金メダル取った選手が出身地の名古屋の市長室へ表敬訪問した時、

市長さんが金メダルを手に取っていきなりガキっと噛みついたというのだ。

優勝した選手が自分の金メダルを噛むしぐさをする風景をよく見かける(これだっ

てあまり感心したことじゃないと思っている)が、それを真似たのだろうが、赤の

他人の口の中に入れられたメダルはさぞびっくりしただろうし、あまりにもバカ過

ぎてメダリストの選手が一瞬何が起こったのか、理解できなかったのではないか。

コロナ感染の対策で飛沫予防のマスクを要請している昨今、なんとも不潔でおぞま

しいことではある。

メダルを汚された選手は泣きたい気分だろう。

 

その市長は以前から何かと話題豊富な人で、今回の奇行もその延長線にあるにして

も・・・

ニュースに報じられたところ「そんなことしたらワヤだがね」と非難ごうごう、当

然のことだ。

ご本人は「フレンドリーなつもりで・・・」と言い訳したというが、許されること

ではない。

金メダルが薄汚い中年の男の口に入れられ、あろうことが噛まれたのは、汚された

とには間違いない。

この市長の謝り方が、極めて無責任なことも触れておかなくてはならない。

「迷惑をかけたのならごめんなさい」という謝り方。

迷惑をかけたのなら・・・というのは、不正を追及された無責任な政治家の言い逃れ

の常套句だ。

「かけたのなら」というのは「人々が思うのなら」という意味を含む条件付きの認め

方で、本人の心は別、ということ。

心から反省しているのならストレートのに「迷惑をおかけしました、ごめんなさい」

と潔く言うべきだろう。つまり心からの「ごめんなさい」ではないのだ。

 

汗と涙の思い出が詰まった大切なメダルとは、不潔で触る気も起きないのではないか。

心も深く傷ついたことだろう。

「交換してあげて」という声に、オリンピック組織委員はメダルが初めから傷物などの

場合には交換するが、この場合はこれに当たらない、と認めない方針とか。

事実ならここにもまた事態の深刻さを認識せず、「他人事」と思っている人たちがいる。

今回の出来事は異常な原因でメダルを傷がつけられ汚されたはずで、さっさと交換して

あげるべきだ。

コロナ禍で開催反対の世論を押し切って強行した組織委の、せめてもの度量というもの

だろう。

それにしても粗野な「どえりゃあ市長さんが」がいたものである。

 

  🌸猛暑でさすがにぐったりしたペチュニア🌸