水無月5週の反芻

公爵「はっはっはっは・・・。　駄目じゃないか、ハタちゃん。　いい歳こいて駄々をこねるなんて。」
旗本「なっ・・・！！？　何を根拠にその様な・・・！　大体、ワシが何に駄々をこねると・・・・。」
魔女「大方、旦那の事だから、無理矢理理由をつけて、あのド阿呆に付いて行くとか何とか言ってたんだろう？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よくある・・・話だ・・・。」
芸術家「ううん♪　可愛い子には旅をさせないと駄目さ？　過保護は良くないさ？」
女王「・・・旗本殿の場合、過保護とスパルタの差が激しい気もしますけど・・・。」
旗本「・・・ええぃ！　訳の判らぬ事を言うでないわ！！　大体、若造自身とて結局は此処に残ったではないか！！」
魔女「そんな涙目で叫ばなくても大丈夫だってば。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなに・・・口惜しい、か・・？」
芸術家「ううん♪　孫との旅行が急遽中止になったお爺さんみたいさ？」
公爵「成程成程。　そっちの意味でか。　そりゃあ残念だろうさ。」
女王「侍殿も幸せですね、そこまで想われて・・・。」
旗本「ぬ・・・・ぬぬ・・・・・・ぬがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！？！？！？！？」
芸術家「ううん♪　旦那がご乱心さ？　殿中さ？」
公爵「はっはっは・・・。　ちとからかい過ぎたかな？」
女王「勢いで乗ってしまいましたけど・・・流石に人が悪かったですね・・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし・・・実際・・・人が減る所だったな・・・。」
魔女「そうさねぇ・・・。　あのド阿呆も一応頭数を担ってたからねぇ・・・。」
芸術家「ううん♪　そうなれば、ボキのハニーの出番さ？　ラヴラヴカッポゥで熱くストロベるさ？」
公爵「・・・・いや・・・・それは遠慮しておくよ、うん・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『熱い』ではなく・・・・『暑い』だな・・・。」
芸術家「・・・何気に失礼さ・・？　それじゃあ、君主君の嫁さんさ？　働いている割に、出番が無いさ？」
女王「ああ、一昨日の話にも出ましたけど、執事殿のお孫さんとか・・・・。」
魔女「・・・これ以上、場を厄介にさせないでおくれよ・・・。　どう考えても、更に混沌とするよ、それは・・・。」
公爵「そうともそうとも。　若い女性は拙いねぇ、うん。　しかも既に侍君と仲良さそうだし？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・傍目には・・・犬猿の仲っぽいが・・・・。」
芸術家「ううん♪　何が起こるか判らないさ？　怪しきに近寄らずは賢者の常識さ？」
魔女「とにかく、今迄通りで良いってんだから、良かったじゃないさ。」
女王「後は、無事戻ってくるのを待ちましょう。」
公爵「うんうん。　それじゃあ、そろそろ反芻の為にもハタちゃんを止めようか・・・。」
旗本「ボ・・・ボエェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッ！！！！！」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どこの・・・ジャイ○ンだ・・・・。」
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公爵「今週は比較的話題が固まっていたから、まとめて見てみようか。」
女王「AVアンプの発表が相次ぎましたね。」
旗本「む・・・。　主殿が待ち望んでいたデノンのAVP-A1HDも詳細が明らかになったな。」
魔女「はぁぁぁぁ・・・。　アタシはまだ引きずってるよ・・・。　主殿の言う事も判るけどさぁ・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが・・・・確かに・・・・今の時点では、な・・・。」
芸術家「ううん♪　でも、今の時点でも既に快聴亭ではニーズがあるさ？」
魔女「？　何かあったかねぇ・・・？」
女王「ああ、PS3ですね・・・。　そうかも知れません・・・。」
旗本「？？　何故、急にそうなる？　若造が入った事位で変わりは無いではないか？」
公爵「はっはっは・・・・。　本来の侍君の体である、プレーヤーが無い事に起因してるのさ。」
芸術家「そうさ？　初めはPS3でSACDとかも大丈夫と思ってたさ？　でも、そこで聞く為には、HDMIで受けなきゃ駄目さ？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・成程・・・・光で受けては・・・・音質が台無し、だな・・・。」
魔女「って事はさ・・・・。　ド阿呆の本当の体が戻ってこない限り、SACDが本式では楽しめないって訳かい？　それも困るねぇ・・・。」
女王「DVDを楽しむ分には良いんでしょうけど・・・。　そういった使い方は無理ですね。」
旗本「むぅぅ・・・。　PS3を満喫する為には、HDMI入力が必須と言える訳だな・・・。」
公爵「そうだねぇ・・・。　色々な事を考えれば、最低1.2a以上は欲しいけどねぇ・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・では・・・DSP-AX761も・・・・捨てた物ではない、か・・・？」
芸術家「ううん♪　でも、やっぱり今出すアンプじゃないさ？　今は1.3aでないと、とてもじゃないけど買う気が起きないさ？」
魔女「折角AVアンプを買うのに、みすみす未対応コーデックがあるのを選ぶ道理は無いさね・・・。」
旗本「有無・・・。　これからソフトが増えていけば、いつか泣く日が来るかも知れんからな・・・。」
女王「これが数ヶ月前であれば問題ないのですけどね・・・。　各社1.3a対応機を出しているタイミングでこれというのが・・・。」
公爵「プレーヤー側で、HDオーディオコーデックをリニアPCMに変換してくれれば問題は無いけどね・・・。」
魔女「でも、それだってAVアンプの方で処理した方が有利な点が多いしねぇ・・・。」
芸術家「ううん♪　それに、そういったプレーヤーを選ばなくちゃダメさ？　そういった縛りは嬉しくないさ？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それに・・・変換が複数発生する可能性も・・・ある・・・。」
旗本「商品の特色ではあるのだが・・・・・やはり少し規格が出る度に買うと言うのも大変よな・・・・。」
公爵「はっはっはっは・・・・。　それもあって、AVプリを重用したい人も多い訳さ？」
女王「事はクオリティの話だけに留まりませんね。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一時見た・・・・スロット式のなら・・・安心かもしれぬが・・・。」
魔女「でも、それも危ういよねぇ・・・。　アタシの覚えじゃアキュフェーズやインテグラリサーチにあったと思うけど、本当に出すのかどうか保証が無いからねぇ・・・。」
芸術家「そうさ？　後々大丈夫と見せかけて、新基盤を開発しないのも常套手段だったりするさ？」
旗本「本当は、完全な新型と同時に発表してもらいたい位なのだがな・・・。」
公爵「もし出したとしても、新型を買った方が安い位の値段設定の時もあるし。」
女王「確かに通常のアンプであれば、買い換えた方が早いという事も理解できますが・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それを踏まえた上で・・・・対応してくるかどうかも・・・・見ものだな・・・。」
魔女「それにしてもさ・・・。　主殿が欲しい様なアンプが出てくるかも不安だよねぇ・・・・。」
旗本「む・・・。　そのDTC-9.8等は実に良い感じだったようだがな・・・。」
女王「問題は・・・・・やはりi-Linkでしょうね・・・・。」
芸術家「ううん♪　愛は偉大さ？　何せボキ達は・・・・」
魔女「五月蝿い。　・・・・・まぁ、あの何でもかんでも入ってそうなAVP-A1HDでさえ無いからねぇ・・・？」
公爵「うんうん。　希望は現在でも搭載しているソニーとヤマハだけどねぇ・・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・結局は・・・・HDMIで全て済ませようと・・・するだろう、な・・・・。」
旗本「そもそもだが・・・・そんなご時勢に、わざわざi-Linkを有償で加えずとも、とさえ思うな・・・・。」
女王「侍殿の件ですね？　確かに、侍殿に搭載されるのでなければ、主殿も重視する必要も無いのですが。」
芸術家「ううん♪　せめて、1080p対応とは別の選択にして欲しかったさ？」
魔女「欲を言えば、それこそHDMIで音声を出力出来る様にして欲しかった位さね。」
公爵「はっはっはっは・・・。　それであれば、あの金額でも全く文句は無かったろうけどね。　ままならないものさ。」
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魔女「今日は何だか、まともに反芻した気がするねぇ・・。」
旗本「有無。　中々に有意義な時間であった気がするぞ。」
公爵「はっはっは・・・。　まぁ前半はハタちゃんを弄りすぎたけどね。」
芸術家「ううん♪　でも、ボキ達で無いと旦那は弄れないさ？　ヤング達じゃあ大惨事さ？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・別に・・・弄らずとも・・・良い気がするが・・・。」
女王「確かにそうですね・・・・・・ああっ！？」
芸術家「ううん♪　ビックリさ？　陛下にしては珍しいさ？」
女王「ああ、失礼を致しました・・・。　いえ、それよりも、反芻のし忘れが！　R2-D2 DVDプロジェクターの件を忘れていました！」
魔女「ああ、それかい・・・。　じゃあ、『映写できる』。」
旗本「む・・・・・『動く』。」
公爵「では、『iPodも繋げれる』かな？」
芸術家「ううん♪　『リモコンが凝ってる』さ？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ランダムで喋る』・・・。」
女王「・・・・・良いんですか、それで・・・・・。」