快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

CROSSZONE CZ-10

2019年03月15日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はCROSSZONEのヘッドフォン『CZ-10』のお話をしましょう。」
女王「CROSSZONEのヘッドフォンというのは確か前にも取り上げましたね。」
戯休「頭外定位ヘッドホンの『CZ-1』だね。 結構興味深い機種だったよね。」
魔女「ま、普通のヘッドフォンは頭内定位が当たり前のようなもんだしねぇ。」
戯休「もしくはサラウンドヘッドフォンよろしく、DSPを用いるかしないとね。」
女王「CZ-1はDSPを用いずに頭外定位を実現させるという特色があった故に、注目されたと憶えています。」
戯休「『アコースティックな手段』で実現したとか。 何しろ俺だから理屈は微塵も判らんけど、他に何も使わずともそういう効果があるのだということは判った。」
魔女「いや、そんなの説明文見れば誰でも判るんじゃないのかい?」
戯休「せめて一端でも判ったようなフリをしたかったんだよ!!」
女王「そんな小細工をせずとも皆様ご承知ではないかと・・?」
戯休「ぬぐぐ・・・既にレベルが明らかになり過ぎてて格好付ける事さえできない・・!!」
魔女「ま、身の程知って弁えてりゃ良いこともあるさね。」
戯休「そうします・・・。 んで、今回はそのモデルを小型・軽量・低価格化した2号機というわけですよ。」
女王「喜ばしいことですね。 結構な高価格だったのが残念なポイントでもありましたし。」
戯休「税抜25万円から税抜9万円にまで下がりましたとさ。 かなりハードルが下がったと思う。」
魔女「でも、音質はどうなんだろうねえ? 正確には音質というより、その効果の程がどうなのか、だけどさ。」
戯休「変更点を見る限り、頭外定位の効果的な点においてはそんなに影響しそうではあるけれど。」
女王「それこそが一番のポイントなのですから、重要ですね。」
戯休「実際には聴き比べてみないと勿論判らないけどさ。 構成ユニットのスケールダウンや、構成材の変更等が主になってるみたい。 とはいえ、CZ-1は旗艦として併売もされるそうで。」
魔女「品質差は相応にあるって事かい。 そうでなきゃ前の価格は何だったんだって話にもなるさね。」
戯休「2代目は技術の普及を狙ったエコノミー機。 高額層のまま刷新されるよりもきっと良い結果に繋がるでしょうよ。」
女王「その結果ファンに取り込めれば、より上位の機種にも目が向くでしょう。」
戯休「そこで3代目は再度ハイエンドで旗艦交代。 良い流れだな。」
魔女「最初からエコノミーってわけには行かなかったのかねぇ?」
戯休「それも手だけど、まずは出来る限りのことをして、独自技術の良さをアピールしないとね。」
女王「結果的に妥協したものを最初から見せておくと、勝手に限界を決められてしまいます。」
戯休「勿論技術が進んだことで、より品質を留めたまま安価にしていくことが可能にもなっていくわけだし。」
魔女「これで流れに乗れればってところさね。」
戯休「しかし・・・片方の耳には逆側の音も聴こえている、か・・・。 言われてみればそうだよなぁ。」
女王「音源の時点で両方の耳に聴こえている音は両方のチャンネルに入っている物とは思いますが、違うものなのですね。」
戯休「でもその事で、専用のケーブルが必要になると思うと、ヘッドフォン派の電線病な方は寂しい限りかもね。」
魔女「世の中、コンポよりもケーブルのほうが高価な人ってのは少なからずいるもんさ・・。」
戯休「それを理由に敬遠されたら笑えないけど・・・。 流石にそれはないよね?」
女王「いらっしゃったとしても、流石に少数派ではないかと思います。」
戯休「今度こそどこかで聴いてみたいもんだね・・・。 だけどどんどん出不精になっていく俺・・・。 どこかの家電量販店で出会える日は来るのだろうか・・・。」
魔女「少なくとも山梨県内にいる内は駄目じゃないかい?」
戯休「確実に駄目だな・・・。 陸の孤島とまではいわないが、離れ小島的には思うわ。 あずさとかいじの回数券が無くなるのは、平成とのサヨナラの中でもトップクラスの悲しさなのだぜ・・?」


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