

黒侍「今日はティアックのアナログプレーヤー『TN-5BB』と、フォノアンプ『PE-505』のお話でゴザル。」
女騎士「ふふ。 取り上げるであろうことはバレバレだったな。」
公女「バレバレとブレブレはもう代名詞みたいなものだし、仕方がないねっ!」
姫武者「実際、時間の差の関係で今日になっただけだものね。 同時にこれらを知っていたら、どれから取り上げたかは分からないと思うわ。」
侍女「ドラムカンはネタ枠な気がするのでございますが・・・。」
女騎士「いや、案外ミニコンスキー病が悪化して、形振り構わずああいうのに反応している可能性も考えられる。」
姫武者「・・・そうだとしたら末期よね・・・。」
公女「ミニコンポは家電界のレッドリストに名を連ねるほどだから、処置のしようがないかもねっ!」
黒侍「ま・・まぁその辺の話は置いておいて、今日取り上げる話題に戻るでゴザルよ。」
侍女「アナログプレーヤーとフォノアンプを同時に取り上げるというのも珍しいのでございますね。」
公女「見ると、特徴としてはどちらもXLRバランス対応が挙げられているよねっ! プレーヤーは出力で、フォノアンプは入出力でっ!」
黒侍「MCカートリッジを使用した際にバランス接続が有効になるみたいでゴザルよ。」
姫武者「実際にアナログ系にバランス接続はどうかって話だけど・・・・その筋の方々には有益だと支持はされているのよね。」
女騎士「絶対という条件ではないが、そういうアプローチも十分アリだという認識ではあるとか。」
侍女「で、主殿としては、そこが良いんだという気持ちなのでございましょうね。」
黒侍「主殿、XLR病も患ってるでゴザルからなぁ。 その手の病、いくつ持っているのか最早分からないでゴザル。」
女騎士「オーディオ習慣病の合併症みたいなものだからな。 既に寿命に関わる状態と見た。」
侍女「縁起でもないのでございますが、全否定も出来ないのでございます・・・。」
姫武者「でも色々アナログを調べるにつけ、バランス接続に憧れていたのは本当みたいね。」
公女「だけどそれだとメーカーも限られるし、しかもどうしても高価になっちゃうんだよっ!」
女騎士「少なくとも主殿が無理に手を出すべきランクではないな。」
姫武者「その点、今回のこの組み合わせなら、妄想の中で憧れだけ増していた構成が手に入ることになるわね。」
公女「ぶっちゃけ、物事を形から入る人と大差ない感じなんだけどねっ! 正直褒められたものじゃないっていうかさっ!」
侍女「そもそも今からアナログをしたいという時点で浅いのでございますが。 でもそういうツッコミをすると、他の志始めた方々にも失礼なのでございます。」
黒侍「主殿に限っては我等のツッコミが正しいでゴザろうがな。 一般論になってくると難しいものでゴザルよ。」
公女「でも、実のところこれらをセットで買うのって、ぶっちゃけ安価とまでは行かないんだよねっ?!」
侍女「定価ですと、併せて30万円台半ばなのでございます。 ちょっと初心者にはお高いかもしれないのでございますね。」
女騎士「主殿であれば、フォノイコ内蔵型からやっていくべきだと思うぞ。」
黒侍「気軽に買い替えるものでも無い故、その判断も難しいとは思うでゴザルがな。」
姫武者「で、こうして色々悩んでいる内にズルズルと買いそびれていくいつものパターンに陥るのよね。」
公女「あはははははっ! 進歩が無いけど、それもまたそういう人なんだからどうしようもないねっ!」
黒侍「しかし仮にでゴザルよ? 仮にこのセットを買ったとして、別の妙な物欲に火が付いたらヤヴァイでゴザル。」
女騎士「そうか、読めたぞ? 今まで散々ハァハァしながらも距離を置いていた505シリーズに手を出してしまうから、そこから歯止めが利かなくなるという予想だな?」
侍女「ここにきてミニコンスキー病の呪いが鎌首をもたげてきたのでございますよ・・・。」
姫武者「あれ、でも・・・よく考えたら、505シリーズで揃えたとして、全部つながるのかしら?」
黒侍「言われてみれば・・・・これがXLRで出力したとして、受けれるのはプリメインアンプのみでゴザルな。」
侍女「DAC内蔵機のデジタル入力は豊富でございますが、アナログ入力は相当限られるのでございますよ。」
女騎士「つまり現状では、これよりのアナログXLR出力と、外部デジタル系機器によるアナログXLR出力は、同時に繋げることがシリーズ内では出来ないという事か?」
姫武者「勿体ないわ・・・。 排他的にしか使えないなんて。 筐体が省スペースだからこそ厳しいのでしょうけど。」
公女「ぶっちゃけシリーズ用のプリアンプが欲しくなってくるよねっ! ヘッドフォンアンプと組み合わせてさっ!」
侍女「今のシリーズではヘッドフォンアンプとUSB-DACを兼用しているのでございますから、USB-DACを省いてアナログ入力の拡充を希望したいのでございます。」
公女「シリーズにはパワーアンプもあるから、今こそそういうのが欲しいところなんだよっ!」
姫武者「そうするだけで一気にシステムが組めるのよね。 それもUSB-DACが被ることも無くなるし。」
女騎士「恐らくはアナログをシステムに加えることなど考慮していなかったからだとは思うが、こうなった以上は頑張ってもらいたいものだ。」
黒侍「アンプ勝負であれば今迄の積み重ねがモノを言うでゴザろうし、ティアックであればむしろ強みでゴザル。 期待したいでゴザルな。」
さらにマルチチャンネルが、映画的な方じゃなくてオーディオ的な5Wayチャンデバに変わるんですね。
自分はDENONのベルトドライブのものにオルトフォンのカートリッジを試してみています。
いや怖い怖い!!
めっさ泥沼じゃないですか・・・。
とてもじゃないですがそこまでいくつもりも気力も予算もないですよ。
ただまぁ折角今でも楽しめるメディアなのですから、手を出してみたいとは常々思っています。
そもそもレコード盤もプレーヤーがないくせに100枚近くありますし!!
しかしこう、中々踏ん切りがつかない状態ではや何年なのでしょうか・・・。
手を出し始めたら、是非に先輩としてご指導ご鞭撻いただきたく思います。
まぁどっかのオーディオの決め手というサイトでは先ほどあげたものが最も沼じゃないらしいですよ。部屋の改築も含めて8桁万円でも泥沼じゃないといえる人はすごいと思うけど。
って、見ちゃったじゃないですか!!
ヘッドフォン熱少し抑えられているからノーマークだったのに!
いけずぅ!!(誉め言葉)
まぁ趣味の世界、泥沼にはまっていることを誇りとする人ばかりですからねぇ・・・。
それこそ溶解炉に沈むターミネーターのごとく、サムズアップで満足げに・・・。