Klipsch Heritage HERESY IV

女騎士「今日は、KlipschのスピーカーHeritageシリーズ『HERESY IV』の話題だ。」
黒侍「見るからに良い意味でオーソドックスな3Wayっぽいでゴザルなぁ。」
侍女「大きさは幅が39.37cm、高さが63.01cm、奥行きが33.66cmの、重さが20.41kgでございます。」
公女「写真の印象より大きいんだねっ！　小型スピーカーな気がしてたよっ！」
姫武者「同時発売ではもっと大型のもあるけれどね。　どちらかというと中型モデルかしら？」
黒侍「あまり大き過ぎると色々不便でゴザルしな。　これくらいのモデルも必要でゴザルよ。」
女騎士「その上で、もっと大型のクラスにも負けないスケールが得られるそうだ。」
姫武者「そう思えば、目的の音を達成しつつ、コンパクトに抑えられた設計ということになるわよね。」
公女「日本人が大好きな感じがするよねっ！　日本家屋向けにもなるしさっ！」
侍女「先程写真の印象というお話でございましたが、載せた写真が傾斜台に載っているので、余計にデスクトップ用かとも思ったのでございますよ。」
女騎士「今回主殿も最初にそう思ったそうだぞ。　で、小型で3wayは燃える！と勇んで確認したら、それなりに大きかったと。」
姫武者「燃える気持ちも分かるけど、あまり小さいので無理に3wayにしても逆効果ではあるのよね・・・。」
公女「でも歴史のあるメーカーだしそんなの百も承知だよねっ！　だから期待したんだろうねっ！」
黒侍「すると、実際の仕様を見てガッカリでもしてしまったでゴザルかな？」
侍女「正解は、『これはこれで燃える！』でございます。」
女騎士「節操がないというか、いい加減というかな・・・。　今に始まったことではないが。」
黒侍「しかし、そこまで主殿のツボにはまるというのも意外でゴザルがな。」
姫武者「そういうわけで傾斜台があるんだけど、それを用いてこの大きさで床に直置きさせるというのがツボだったみたい。」
公女「言われてみればそういうのも少ないかもねっ！」
侍女「この大きさであれば、それでも床から30cm程度は上げるスタンドを用いそうなのでございますよ。」
姫武者「逆に傾斜台なんて見掛けないものね。　探しても中々見つからないわ。」
黒侍「前後の高さを変えて設置してみても、またバランスが悪いでゴザルしなぁ。」
女騎士「最初からメーカーの意図する用法としてこういう形になっている。　確かに貴重かもしれないぞ。」
侍女「スタンドも結構でございますが、最近ではやはり地震も怖いのでございます。　落下の危険は常に付きまとうのでございますよ。」
公女「トールボーイじゃ寂しく感じるとか、かといってもっと大きなフロア型は置けないとか邪魔だとか、そういう事も感じるかもしれないしねっ！」
黒侍「高さが約60cm程度で済んで、かつフロア型クラスの音でゴザルか・・・。　良いでゴザルなぁ。」
侍女「高さを低く抑えられれば、部屋も広く感じるのでございます。」
女騎士「高い方向にどんどん積んでしまうのは日本人の宿業ではあるがな・・・。」
公女「うん、何か使用イメージがすこぶる格好いいねっ！　主殿には全く似合わないくらいにっ！」
姫武者「完全に見た目のイメージでの話になるけど、古めの音源とか良さそうよね。」
侍女「それこそHPにあるみたいな、アナログと真空管アンプでしっとりと楽しむのが良さそうなのでございます。」
黒侍「まぁ今時のピコピコ音強めの曲を楽しむ人がこういうスピーカーを選ぶというのも考えにくいでゴザルがなぁ・・。」
公女「でも、仮にそういう人が選んだとしても、きっときちんと鳴らしてくれそうだよねっ！」
女騎士「きちんとしたスピーカーは本来得意も不得意もないものだ。　ただそこには個人の好みがあるだけだな。」
姫武者「良かれと思ってイメージを当てはめるというのは逆に為にならないものかもしれないわね・・。」