ウォークマンX用クリアケースに不具合・・・

魔女「やっちまったねぇ・・・。　見事に君主の奴が2回当番で出ているじゃないさ。」
戯休「うーん・・・。　面目無い。　やっぱりどこかアレだったんだろうなぁ、俺・・・。」
公爵「はっはっはっは・・・。　前回は私だったねぇ、そういえば。　でも、今回はそれほど気にしなくても良いと思うよ？」
旗本「有無。　彼奴め、今月の収入が少しでも増えるかもと若造に漏らしておったそうだ。　家族と配下分の食費を稼ぐのも大変らしい。」
魔女「相変わらず所帯染みてる奴さね。　所帯持ってるから当然といえば当然だけどもさ。」
公爵「それよりも、何気に昨日話に出ていた買取価格だけど・・・そんなに彼は低かったのかい？」
戯休「まぁねぇ・・・。　殆どマイナーチェンジとはいえ後継機も出てるし、仕方が無いとは思うけど。」
旗本「ふむ・・・。　それで、大体どの位だったのだ？」
戯休「当時の定価の12％程度だった。　予想の範疇だったけど、予想の中の最低ラインではあったね。」
公爵「ふむふむ・・・。　我々だと買い取りさえしてくれるか怪しい位だけに、それだけでも有難いかね。　で、反して一番高価だったのは？」
戯休「侍かなぁ・・・。　44％は販売後の経過日数を考えれば驚異的かも。」
魔女「・・・うわ、あのド阿呆かい・・・。　何だかムカツクというか、屈辱というか・・・・って、旦那・・・そんなにニヤニヤしないどくれよ。」
旗本「ぬなっ？！・・・・・・・ななななな・・・・・だから！別に！断じて！喜んでなどおらんわ！！！」
公爵「はっはっはっは・・・。　いや、久しぶりに見れて安心したよ。　しかし、それにしたって世知辛いもんだ。」
戯休「だけど、まだスピーカーは良い方だよ。　ビジュアル関係になると、近年の物でも目も当てられないしね。」
魔女「阿呆娘辺りなんかは、聞くのも怖いだろうさ。　アタシでも聞きたくないよ。」
旗本「だが、我々もそれに該当するぞ。　何せ、プレーヤーにAVプリなのだからな。」
公爵「そうともそうとも。　やはり、ここは先日の寄合の時の話の通り、我々Bの面々の引越しを決行するのが良いかもしれないねぇ。」
戯休「・・・何の話・・・？　ああ、それよりも公爵は体をほぐしておいてね。　週末にもしかしたら出番があるかも。」
公爵「おやおや。　言った矢先にそれかい？　はっはっはっは・・・。　何だか楽しみだねぇ。」
魔女「・・・・アタシ達も出番が欲しいねぇ、旦那・・・。」
旗本「・・・・言うと切なくなるから、言わんでおけ・・・。」
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戯休「さて、内輪な話はさておいて・・・ソニーからウォークマンX用クリアケースに脱落の可能性があるとの連絡が入った事について話そうか。」
魔女「脱落、ねぇ・・。　クリアケースって、主殿が買っていなかったかい？」
戯休「買ったよ。　でも、実際問題、不安な造りではあったからね。　今回も驚きというより、納得な感じ。」
旗本「ぬぅ・・・。　具体的な症状はどの様になるのだ？」
戯休「『衝撃を受けた際に軽度の衝撃でもケースが外れてウォークマン本体が脱落する可能性がある』という話。　あれ、マジで外れるから怖い。」
公爵「それは厳しいねぇ。　確か、ウォークマンX自体にはストラップを取り付けられない話だったかな。」
旗本「有無。　ケースに紐を通す仕様であった筈。　つまり、ケースが外れれば、問答無用で即死であろうな。」
戯休「だと思うよ。　初めにケースに入れて、短めのカラビナを付けてベルトから吊るしてみたんだけど、歩く振動で揺れるのが怖いの何のって。」
公爵「じゃあ、この前に持ち歩いていた時は、その様な使い方をしなかったのかい？」
戯休「カラビナを繋げたまま、ポケットに入れてた。　要は、カラビナをポケットからの落下防止措置にしたんだわ。」
魔女「結果的には、それが命拾いになったのかもしれないって事だねぇ。」
旗本「そのまま気にせず吊るしていたらと思うと、寒気がするであろう。」
戯休「うん。　まあ交換処置をしてくれるそうだから、それまでは万全を期して持ち歩くさ。」
公爵「だけど、返品の必要があるとするなら不便だねぇ。」
戯休「だね。　折角直接買ったんだから、信用して、受け取りだけにしてもらいたいよ。」
旗本「何にせよ、手続きは正確に行い、きちんと交換をしてもらう事だ。　そうしてもらわなければ、我々も困るからな。」
戯休「へ？？　何で困るの？」
公爵「引越し後に壊れては、元も子もないからねぇ。」
戯休「？？？・・・引越し？・・・・さっきも言ってたけど、何なの？？」
魔女「ああ、簡単な話さ。　皆引退して暇だから、全員でウォークマンXの中に引っ越して過ごそうかってね。」
戯休「断固拒否する！！！　軽いウォークマンがめっさ重くなるわ！！！！」