筋肉痛でスパーキング！

戯休「筋肉痛でスパーキング！！」
魔女「・・・・何をプルプル震えながらカッコつけてんのさ？」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ペンギンの・・・物真似か・・・？」
戯休「いや、だから筋肉痛なんだって！　主に一番酷いのがハムストリングスな！！」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・運動不足が・・・・顕著だからな・・・・。」
戯休「否定は出来ないしするつもりもないけどね・・・。　でも一応、半分は仕事でなのよ？」
魔女「重い荷物でも運んだってかい？」
戯休「いや、アンカーの墨出し。　土曜日は約500箇所程度のポイント出しだったけど、位置がほら、足元だから・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ずっと・・・歩いて・・・屈んで・・・・また立って、か・・・・。」
戯休「普通の墨出しよりも立ったり座ったり激しかったからねぇ・・・。　これは筋肉痛になると予想はしたけど、まさかその日の内に痛くなるとは・・・。」
魔女「へぇ、それは驚きだねぇ？」
戯休「だろう？　それだけ頑張ったと・・・」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・数日・・・・経ってからでは・・・なかったのか・・・・。」
戯休「・・・ソウデスネー。　トシトルトソウデスヨネー・・・。」
魔女「で、もう半分はどうしたって？」
戯休「昨日久し振りに撮影会に参加して来たのさぁ。　古い宿場町を散策しながらの撮影ということで、それなら今の俺でも行けると思って、申し込んでおいたのさ。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが・・・・筋肉痛・・・・発症か・・・・。」
戯休「流石に昨日の朝は後悔したよ・・・。　でも、これ以降、参加出来ないことのほうが多いかもしれない。　そう思って気合を入れたよ、俺。」
魔女「ま、じっとしていたって治るもんでもないしねぇ。」
戯休「そしたら、思いっきり傾斜だらけの町だったの・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・難儀だな・・・・・。」
戯休「そして、その近所の滝へも行くことになって、激しいアップダウンを繰り返してさ・・・。」
魔女「でも、滝好きだから楽しかったんだろう？」
戯休「むしろアドレナリンが出ていたんだろうね・・・。　歩いている最中は自分でも意外なほど元気で・・・家に帰って車から降りようとした際に・・・ガチで立てなかった・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・情けない・・・・話だ・・・・。」
戯休「流石に寝る前に薬を塗りまくったけど、軽減するにも限度があるわけで・・・そして今日、筋肉痛でスパーキング！」
魔女「鍛えていない自分の普段の生活を恨むんだね・・・。」
戯休「ちなみに、今日の作業は先週の墨出しの続き！　筋肉痛になった作業を、更に悪化させた後に再度行う・・・泣きそう・・・・。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが・・・・段々と・・・慣れていったのでは・・・・？」
戯休「そうなんだよねぇ・・・。　最後にはそんなに苦しくもなかったんだけど・・・。」
魔女「また家に帰ってから、今迄以上の痛みが襲うって感じかねぇ？」
戯休「あ、やっぱりそう？　そうなんだろうなぁ・・・。　寝返りうてるかなぁ・・・。」