フリカエレズ・・・

戯休「実のところ、今日から早速今年を振り返ろうかと思ってたんだ。」
侍「今日が仕事納めって人も多いですしね。　妥当っちゃ妥当です。」
戯休「俺は明日の午前中くらい迄はあるけど・・・実質今日迄みたいなもんだね。」
修道女「でも、その物言いですと、出来ない感じですか？」
戯休「・・・緊急のお仕事が入っちゃった・・・。　急に電話かかってきて、今年中に何とかしてくれって。」
姫「絵に描いたような年末風物詩ですわね・・・。」
戯休「いや、本当に・・・。　流石に泡吹いたわ。」
君主「しかし、何とかなるのですか？」
戯休「何とかするんだよ・・・。　幸い資材も確保できたし、人員もまぁ何とか。」
司祭「で、これからそれを行うという感じですか。　大変ですねぇ。　クックックック・・・・。」
戯休「でもさ・・・そういう緊急工事を頼んできながら値切ってくるって、勘弁して欲しいわぁ。」
芸術家「・・・呆れたもんさ？　7周位回って、猛者な感じさ？」
戯休「正直、緊急料金というか特急料金欲しいくらいなのだぜ・・・？」
修道女「そこは貰っていいと思うんですけど・・・・駄目なんですか？」
戯休「駄目だねぇ・・・。　緊急故に金が無いとか予算が無いとか。」
司祭「まぁ主殿が常日頃アクシデントに対して言ってることではありますがねぇ？」
戯休「金を使わなきゃいけないことに嘆くことはあるけど、こういった内容について値切ったりはしないぞ。　いやマジで。」
侍「あちら側も一応はそう言わなきゃいけないってやつでしょう。　そこまで本気には・・・」
戯休「いや、ガチ値切り。　内容を指定して、それはしなくてもいいから安くしろみたいな。」
芸術家「・・・それならまぁ判らないでもないさ？　しなくていいなら安くはなるさ？」
戯休「普段からそんな項目はサービスでやってるような内容だぜ？　デパートで買い物して、袋要らないから1000円安くしろみたいな。」
姫「・・・・中々コメントし難い内容ですわね・・・・。」
戯休「まぁいいさ・・・工事と思うからいけないんだ・・・・これは営業・・・・そう、営業活動なんだ！　そう思えば納得も行く！！」
君主「・・・納得力、フル回転ですね・・・。」
戯休「現状を嘆くだけなら子供でも出来るんだ・・・。　納得力が社会を救うんだよ・・・。」