新年の目標を・・・

戯休「まぁリアルの友人は勿論俺の状況を知っているわけだが・・・そこで俺が存外上向いて過ごしているという前提の上で、『汝らに価値無し』は笑えたというお話でしたとさ。」
公女「あははははっ！　その代わりにそう言われた姫ねーさまや侍ちゃん達の心は大ダメージ受けたみたいだけどねっ！」
黒侍「お陰で師匠達も手当や介護で大わらわでゴザルよ。」
姫武者「思えば私の担当する機種が早々に売られていったのは、その時に価値があるからだったって事ね・・。　複雑だわ・・・。」
侍女「私なんかは元々そこまで高価な物ではございませんでしたから、そう言われる事自体は予想の範疇なのでございました。」
女騎士「ふふ。　もう誰がどれだか把握している人も中々いないと思うがな。」
戯休「その意味では、正直完全リセットも悪くないとは思ってたけどねぇ・・・。　じっくり少しでも高値で処分できるところを探して、綺麗さっぱりやり直す的な。」
姫武者「・・・そのほうがネタになるとか思っていそう・・・。」
戯休「でも本当にほぼほぼ価値がないと言えるから仕方がない。　そこで処分して得られるお金で買えるシステムと比べれば、いくら何でも現状のを使い続けたほうが質が良い。　ならば是非も無し。」
公女「有機ELのTVなんか危ないと思っちゃうんだけどねっ！」
戯休「さても世の中、TV自体が消耗品扱いだからね。　しかも有機ELは開封後搬送時の故障率が高いもんだから、買取さえもしてもらえるかどうか。　大型の宅急便でも運べない品に指定されたりするし。」
女騎士「そうしてみると、客観的にはそういう評価も納得は出来るな。」
戯休「どこぞのプレーヤーもDVDまでだから低評価だし、型遅れ著しいAVアンプの悲惨さは言うに及ばず。　実のところ一番危なかったのはPS5だったんだぜ？」
黒侍「・・・知らぬ間に身の危険が迫っていたでゴザルなぁ・・。　くわばらくわばら・・・。」
戯休「結構初売りとかで買ったって声が届いているし、流石にもう段々と価値も買値以上のことは無いだろうけどね。　当時はヤヴァかった。　いやマジで。」
侍女「不幸中の幸いでございました・・。　それもまた、今何だかんだで笑っていられる要素の一つでございますね。」
戯休「で、だ。　折角だから三が日の間に今年の目標を掲げようと思うのですよ。」
女騎士「余裕だな。　そこまでの状況に持っていけるのか？」
戯休「分からん。　この年末に故障したのを騙し騙し使っていた炊飯器を買い替えたり、かなり先の予約のつもりがデビットカード故に即座に引き落とされ予想外の出費となって血の涙を流したり、今月だって車の車検があったり、予想外の出費というのは多々あるからね・・。」
姫武者「どれも予想するのは容易に思えるわ・・・。」
戯休「シャラップ！　何にせよ、オーディオ関係には夏以降に手が出せるように頑張るつもり。　色々案だけは練ってたから、それをブラッシュアップさせて是非実行に移したい。」
侍女「体制を整えるのに半年は必要という事でございますか？」
戯休「いや・・・・何よりも最優先でアイツを召喚せねばならぬが故よ・・。　そう、エアコンと言う名の家電の王様を！！！！」
黒侍「そういえば故障したまま成す術もなかったでゴザッたなぁ・・。　そういえばこの夏はどうしていたでゴザルか？」
戯休「扇風機こそが我が友だった・・・。　誰よりも近しい親友だった・・・・。　物理的に。」
公女「あははははっ！　趣味より前に住環境を整えるのは大事だと思うよっ！」
戯休「聞けば専用のコンセントが必要とのことで益々工事費が頭痛そうなのが辛いところだが、初夏までには何とかしないとね。」
黒侍「12畳以上の性能である必要も含めて故、容易ではないでゴザル。」
戯休「しかし、乗り越えねばならぬハードルよぉ。　冬はどうにでもなるが、夏ばかりは死ねる。　服は重ね着できても、脱ぐには限界がある。」
侍女「仮に限界まで脱いだところで全く涼しくないのが今の日本の夏なのでございます。」
女騎士「まあ趣味で限界まで脱ぐというのであれば止めはしないが？」
戯休「そんな特殊な趣味は持ち合わせてないわ！！」
公女「夏に限界まで脱いだオジサンが部屋で扇風機に当たりながら死んでいるとしたらこれ以上なく酷い絵面だし、世界の安寧の為にもなんとかしないとねっ！」
戯休「何失礼な絵面想像してんねん！？　なまじありそうなだけに嫌過ぎる！！」
姫武者「働く意欲が湧いてきそうで結構なことだわ。」
戯休「そらもう沸々とな！！」