快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

Panasonic DP-UB9000(Japan Limited)

2018年11月13日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はパナソニックのUHD BDプレーヤー『DP-UB9000(Japan Limited)』のお話をしましょう。」
公爵「ほうほう。 前に海外向けが発表になったいた機種だったねぇ。」
戯休「今回、日本での発売はもとより、Japan Limitedともいえる仕様での発売になるとか。 素晴らしや。」
姫「前に発表になった時はそれほど反応はしていませんでしたわよね?」
戯休「一つは手持ちのプレーヤーを売ったから身軽になっていること。 素敵な仕様でもぐぬぬしなくて済むのさぁ。」
公爵「はっはっはっは・・・・。 そこは流石の小者っぷりだねぇ。」
戯休「そして、その日本仕様が物理的物量作戦を施されていること。 これですよ、これ。」
姫「海外仕様とは結構違いますの?」
戯休「見た目は大差ないけど、筐体は大分がっしりして、性能も音質面で手を加えられているそうな。 重量に至っては、欧州版が約7.8kgのところ、12.5kgにまで達しているらしい。」
公爵「うんうん。 振動とノイズは不倶戴天の敵であることに古いも新しいもない以上、重さは手っ取り早い強みだよねぇ。」
戯休「勿論、剛性を高めた結果としての重みであるならだけどさ。 中にはやたらめたらと鉛を載せまくって、石抱かよ?!とツッコみたくなるセッティングもあるけど、適度な重みは健全です。」
姫「・・・・言われて思いましたけど、結構オーディオのセッティングって石抱に通じるものがありますわね・・・?」
戯休「言い出しっぺは俺だけど発展させるなや?!」
公爵「はっはっはっは・・・・。 まあ真面目に返すと、最後のインシュレーターの向きが逆だろうから気にしない事さ、うん。」
戯休「そうするわ・・・。 そして音だけど、Tuned by Technicsだそうで。 Tuned by Technics・・・今国産の中で、これほど甘美な響きは中々ないのだぜ・・・?」
姫「最近は本当に主殿のTechnicsへの評価は一変してますわね。」
戯休「一人で気を吐いているのではと思えるほどさぁ。 まさに約束された勝利の称号、Tuned by Technics!・・・・とはしゃぎたいもんだ。」
公爵「うん、とっくにはしゃいでるからね。」
戯休「正直、それならいっそTechnicsでUHD BDプレーヤー作ってよ!と言いたいぐらいではあるけど、流石にそれは無理でしょうや。」
姫「オーディオ専門部門ですし、こうしたグループ内協力が限度かと思いますわ。」
戯休「ちょっと前にはエソテリックが映像プレーヤー出してたこともあったんだぜ・・?と、しょっぱい酒を飲んでる気分にもなっちまうぜぇ・・・。」
公爵「今もユーザーなのだから、余計にだねぇ。」
戯休「そういうわけで価格についても欧州版からは上がっていて、13万円前後の価格から21万円前後の価格になっている。 だがそれ位なら全然ウェルカムでしょう。 いやマジで。」
姫「前に取り上げなかったのは、その価格帯という事もあったのではありませんの?」
戯休「実はそれもある。 13万円前後だと、高級レコーダーからレコーダーを引いたかのような性能だったりすることもあるし、実際レコーダーメーカーだからそんな感じではと思ったりもしたし。」
公爵「一時はハイエンドプレーヤーが存在せず、最高級レコーダーがその役目も兼任したりしたしねぇ。」
戯休「普通にプレーヤーを作ってくれただけでも感謝するところだけど、それに加えて更なる研鑽がされた高級機。 これだよ・・・日本を向いてる商品開発や展開ってのはこれなんだよ! これなら何で日本より先に欧州発売やねんと拗ねることもない!」
姫「あ、実のところ拗ねてたんですのね。」
戯休「忘れろ!」
公爵「はっはっはっは・・・。 穿った見方をすれば、10万円前後であるなら日本ではそれこそレコーダーで見るだろうという判断をしたかもしれないけどねぇ。」
戯休「そうだとしても、それより上を求めるブラザー達が日本には居て、それを開発・発売しても商売になると判断されたことは嬉しいじゃない。」
姫「セパレートタイプのAVアンプの復権も含めて、A&V派には嬉しい状況になりましたわ。」
戯休「ちなみにUDP-LX800と比べてどうかって話になると思うけど・・・・これも俺が机上の空論で判断するには難しい気がしてる。」
公爵「普通に考えれば、いやらしい物差しではあるけども、価格的にUDP-LX800のほうが性能は上に思えてしまうがねぇ。」
戯休「でも、HDRへの取り組み方とか、そういうセッティングや相性の伸びしろは結構ある気がする。 場合によっては映像関係では良い勝負以上の結果が出るかもとか思ったり。」
姫「音質はどうですの?」
戯休「比べた場合、良い悪いではなく嗜好性の違いで評価が分かれそうかなぁ・・・。 まぁ今の俺がTechnicsという言葉に対して感じているものがあるだけに、そういう補正があることは否めない。 それでも敢えて言うなら・・・7.1chアナログマルチ出力をお求めの方々、お待たせしました!かなぁ。」
公爵「そこを重要視するのであれば、現状ではほぼ答えが出ているかもしれないねぇ。」
戯休「下手に同じ価格帯で出るよりも面白い位置での勝負になりそうで興味深いよ。 市場にどう受け入れられていくかで次の話も決まるだろうし、楽しみだね・・・。」
姫「でも・・・・価格帯云々での話であれば、UDP-LX500と比べるべきではありませんの?」
戯休「大艦巨砲主義はなぁ・・・・いつでも旗艦のガチンコ対決が勝敗を決すんじゃい!!」

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そうは申されましても… (遊休)
2018-11-13 19:03:49
 パイオニア製作陣の方々は真っ青ではないでしょうか。

 UHD BD再生に加えて USBメモリーによるハイレゾ再生、月額動画配信サービスにも対応、筐体の強化にさらなる微に入り細に入ったチューニング…それが20万円前後で…SACD、DVD-Audio 再生においてはパイオニアのものでないと再生できぬとは言え…

 この手のものが出るときはてっきりレコーダーかと思っていましたが、これはパナソニックでさえレコーダーに対しての求心力が落ちてきていることの証左とも言えるのでしょう。
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訂正します (遊休)
2018-11-13 19:20:55
  USBメモリー以外にもネットワーク経由からのPC、NAS 、ディーガに保存されている音楽ファイルでハイレゾのみならず音楽再生そのものが楽しめるとのこと。とすると、当製品はネットワークオーディオプレーヤーでもある…
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Unknown (青フォレ)
2018-11-13 20:42:32
見た感じだと、映像のパナソニック サウンドのパイオニアと感じでしょうか。

自分はレコーダー待ちですが。
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Japan Limited繋がり (MITSURA)
2018-11-14 22:31:21
この商品レポの文脈、数年前のOPPO BDP-105D Japan Limitedそっくりそのまま引き継いでるなぁ、と。
仕様構成もバランス2ch+アンバランス7chアナログ出力という所もそう。
かく言う私は105DJPLユーザーなのですがうっかりとUDP-205を買い逃してしまい
UHD BDどないしよう、、、パイオニア買うしかないのか、と思ってた矢先にこの発表。
おそらくこのUB9000JPL買っちゃうでしょうね。

HDMI複数系統入力機器は多々あれど、アナログマルチCh複数系統入力機器なんて無いですよね。
今やレガシーにも程があるライン入力切替器を買いましょうか…
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Unknown (戯休)
2018-11-15 11:52:25
遊休様、コメント有難うございます!

レコーダーも下手をすればTVに取り付けたHDDで済ませられる世の中ですし、肩身が狭いものですよね。

少なくとも一時期あった、超高級レコーダーは今以上にニッチな存在になるのでしょう。

プレーヤー派ではありますが、それはそれで寂しい気もするので、自分も勝手なものです・・・。
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Unknown (戯休)
2018-11-15 11:56:04
青フォレ師匠、コメント有難うございます!

仰る通り、映像に関しては並々ならぬ拘りを感じます。
もしかしたらその通りに映像のパナなんてポジションになるかも?

そうなったらキャラが立ってより悩ましくなりますね。 楽しみです。

レコーダーはUHD-BD&4K/8K放送対応のでどれか目に留まればですか?
そろそろ足音も聞こえてきそうですね。
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Unknown (戯休)
2018-11-15 12:02:55
MITSURA様、コメント有難うございます!

オーディオ的観点からですと、バランス2ch+アンバランス7chアナログ出力というのが、仰る通り大きいと思います。
とりわけSACDも楽しまれる方でプレーヤーを一台にしたい場合には必須といえるかもしれませんね。
その意味では本当に朗報だと思います。

アナログマルチCh複数系統入力機器は・・・以前に探しましたよ、私。
自作派の人に製作を頼んだらいくらくらいかかるか聞こうかと思ったほどです。
結局、通常の2chセレクターを複数使わねばならなくなさそうなので色々と断念しましたが。

しかし何を目的でそこまで必死に探していたのか、すぐに思い出せません。
自分の頭に絶望してます・・・。
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