月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

アンルイス

2010-05-29 21:35:24 | 日記
少し前になるが、久しぶりにアンルイスをテレビで見た。

息子のみゅうじが、離れて暮らす母アンとステージに立ち歌いたいと言うメッセージを、親友研ナオコを通じて届けたのだ。

アンルイスはいつの間にか、芸能界を引退していた。

パニック障害だったという。

みゅうじは、アンと前夫桑名正博との一粒種。

みゅうじが幼い頃にはアンが親権を取っていたが、思春期になり荒れた息子を持て余し、アンも様々なストレスから心理的にダウン寸前。みゅうじは、桑名と再婚した妻の家に預けられた。
以来、母と息子は適度な距離を保ちながら、いい関係でいるらしい。

私は20代後半から30少し過ぎくらいまでアンルイスが大好きで、その歌の世界やアンの人柄そのものに惚れこんでいた。

アンが歌う女のイメージは、はかないのに潔くて、あばずれなのに純粋で、ともかくかっこいいのだ。

コンサートにも行ったなあ。元夫のダークネスを誘い大垣まで。

大垣は、アンの故郷だが、会場はぼろく、音響も悪く、アンも、今思えば、体調不良だったのだろう。

声もつぶれ、ノリも悪く 、トークも冴えなかった。

当然、観客はシラケる。

まだ終盤にならないのに、つぶれたアンの歌声から逃げるように、ホールを後にする客もちらほら。

私もあのコンサート以来、アンの歌を聴かなくなり、カラオケでも選曲しなくなった。

しかし先日の放送で、現役引退後もアメリカで元気に暮らすアンの姿に安堵し、波瀾万丈だった彼女の人生を思い胸を熱くした。

早速アンのCDを取り出し、歌声をまた感じている。

ケンウッドとシルベスタ

2010-05-29 18:31:50 | 日記
今日はエルディム4班の実習日。

5月中に、メンバーがエルディムを初体験できてよかった。
反応も良好です。

今日のメンバーは、
30代シルベスタ、40ほやほやケンウッド、還暦の シューマン、そして接遇の鬼マーガレット。
スタッフは私とセンター長レイチェル氏。

今日のメニューです。
串かつ コールスローサラダ 新じゃがとツナの煮物 みそ汁

揚げもの得意のシルベスタが上手に揚げてくれました。
ケンウッドは煮物、
シューマンはみそ汁
マーガレットはサラダの野菜をきれいに刻んでくれました。

食事の後、二班に別れ洗いものと掃除をするのですが、ケンウッドは1時には次の仕事、内職の納品補助にでかけなければならない。

ケンウッドだけ早めに上がるよう、補助指導員のサマンサが迎えにきたのですが、トイレの近いケンウッド、出かける前にトイレに入ったのだが、待てど暮らせど出てこない。

トイレは皆が片付けをしている台所の隣にあり、 たぶん過敏なケンウッドにはトイレから出てくる自分をみられるのが辛かったのでしょう。

しかもガタイのでかいシルベスタがドアの前でガーガー掃除機をかけている。迫力満点。

私には、ケンウッドがトイレの中でノブに手をかけながら音に怯え、うなだれてる姿が浮かび切なくなりました。

「シルベスタ、ちょっと掃除機止めて」
シルベスタにそっと頼み、トイレのドア越しでケンウッドに、
「ケンウッド、大丈夫?そろそろ出られるかなあ?」

すると、合図のように水が流れ、ほどなくケンウッド出てきました。

やはり恥ずかしかったのね(^_^)

ケンウッドは自分から声を出さない人。

質問に対し答えることで精一杯。

だから朝のミーティングでサイコロトークをしても、皆の前で話すことはできません。

でも、そこはメンバーたちもよく心得てて、ケンウッドに対して圧力をかけることもない。

みんなが自分でいられる場所なのでしょう。