GESブログラブ -知への招待- GES PREPSCHOOL

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ステレオタイプの君たち、「なぜ勉強しているの。」

2007-06-22 22:12:00 | 受験・学校
君たち、何のために勉強しているのですか。
  お父さん、お母さん、何のために働いているのですか。
  皆さん、何のために生きているのですか。
    
  受験の為ですか、将来の就職の為ですか、お金の為ですか
  会社の為ですか、ノルマの為ですか、生活の為ですか、
家族や愛しい人の為ですか、生を与えられたから生きているのですか

  どれも具体的正解だと思います。でも、ちょっと考えてみてください。
  「生きがい」って何ですか。皆さん、何かに、誰かに必要とされていますか。
  もし、必要とされていないと思うなら、「生きていく糧」がありますか。
  何かにまた、誰かに必要とされていると感じることって「生きがい」の
必要かつ十分条件だと思いませんか。
必要とされること、それは「生のモチベーション」を生み出します。
   その大前提(抽象的解答)の上で、
「なぜ勉強するのか」「なぜ。仕事をするのか」の
具体的解答があるのです。
これらを解って勉強し、「頑張れ日本」に貢献できる人になる義務。
そのソリューションを与えるのはGESです。
  GESは社会が必要とする「生きがい」を持てるような人創りを遂行います。
諸君、脱コロニアル・脱個性を旗に掲げ、21世紀「知の時代」を真剣に生きてみよう

ステレオタイプの君、数学なぜ勉強するの・・・
         
 木 村  浩(GESプレップスクール塾長)

頑張れ日本!    頑張れ子供たち!

読売新聞2002.04.25.掲載
学校特集表紙エッセイ

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現代文を読むカラクリⅢ

2007-06-17 22:54:55 | 受験・学校
資格知識入れに時間を取り、この講義が遅れ気味
ですみません。
GESホームページからのリンクで塾生専用メニューから
別の「木村浩のブログラブ-知への招待-」を
講義用・連絡用として、作ろうと目論んでいます。
このサイトは「Objection!サイト」として偏見と非常識
を持った主張とエッセイを書きます。
近日、発表します。お蔭様で1日50人の人がアクセス
してくれているようです。目指せ1日500人なのですが。。。

現代文読解には現代社会・倫理を学ぶべきだ。
現代文(評論)は哲学者・心理学者・言語学者・社会学者
が多い。
倫理から哲学語を学べば難解な小林英雄・中村雄二郎
の論文は理解しやすい。
N検(9月2日・12月2日)がある。1級~5級
高校生は4級は取りたい。
中学生は5級。大学生は3級。
当校は指定会場だから、塾生は便利かな。
これが常識力を計るものさしだろう。
現代文・二次英語長文は必要条件だろう。
英検・漢検・数検・理検もいいだろう。
でも、一番大事なのは現代常識力だ。
では、異文化・異時代常識講義に入ります。

<近代という罠:第2章>              
ファシズムには、人を魅了する何かがある。
それが醜悪な差別と特権意識であったとしても、
弱者こそがそれを拠り所とするパラドックスがある。
西洋哲学に脈々と流れた、ロマンの水流、
それはルソー、ニーチェ、ハイデガーに表現されているが、
それらはファシズムへと流れ着いた。
近代の超克、乗り越えはファシズムによって有為(ゆうい)に為されるのだと、
例えばハイデガーは強く信じていた。
 また、一方でドイツ実存主義の敗北の後、
戦後フランスの実存主義サルトルは、近代の超克、
乗り越えとして、社会主義を選び取った。自己を投企し、
未来を企てる存在として自己、それは哲学と政治が結びつき、
その政治と哲学の愉楽に満ちた結びつきという一点で、
ドイツ実存主義は共通する。
そしてハイデガーがヒトラーの挫折と共に散ったように。
サルトルは学生運動の挫折と共に散った。
 近代という牢獄は固く扉を閉ざし、
決してその扉を開放することはないように見えた。
ドイツも日本も戦後高度経済成長という道を進み、
そして学生運動に挫折した。
60年代の先進国の学生は過労死とノイローゼの
資本主義に分け入っていた。
その意味で、20世紀とは、
近代を批判し、乗り越えようとした哲学の敗北の時代でもある。
しかし、萌芽はある。新たな可能性は
20世紀の後半にすでに芽吹いている。
そして、私たちは、その萌芽をすでに目にしている。  
                 (573字)
Essay-A 2003.04.19.SAT

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現代文を読むカラクリⅡ  

2007-06-03 02:41:24 | 学問
-異時代・異文化背景常識Ⅱ-
 
時と場所の相違から文は読めなくなる。
話が通じなくなる。
紛争が起こる。
「CPA米国公認会計士」が現在、公認会計士より、
需要が増している。なぜなら、日本は益々、
米国コロニアル化されているからだ。
Y電機、K石鹸も外資50%以上、
ならば、日本の企業とはいえないね。
こういった地理的・時代的背景を持った常識を
入れないと「名誉教授」の書いた現代文は読める筈がない。
高齢の人ばかりですよ。
どう思います。センター試験現代文でさえ、読めません。
そこで、GESゼミです。

デカルト的懐疑論 第2章                    
②ルネッサンスは古代ギリシアのニンゲン造形を見い出した。
宗教改革は聖書の黙読という人間の内的宇宙を見い出した。
そしてデカルト的懐疑は「我」という拠点を見い出した。
これらはすべて同時代の出来事である。
キリスト教の影響は未だ強く、決して人は神を軽んずることはなかったが、
一方で、「自由な判断」「自分の欲望」とも向き合い始めていた。
それは、芸術が、プロテスタントが、
そしてデカルトが後押ししてできあがったものである。
そこで見い出されたものこそ、近代という時代の幕開けである。
そしてキリスト教が人の内面に染み込んでいったように、
近代哲学も自明のものとして人はその由来すら忘れるようになる。
例えば国家とは近代の産物である。例えば性差とは近代の産物である。 
例えばマスコミとは近代の産物である。
例えば学校とは近代の産物である。
例えば恋愛とは近代の産物である。
しかし私たちは、この由来を忘れ、
はるか彼方からこれらがあったものとして価値観を形作っている。
すべては哲学の成果であり、それを自明のものと思えば思う程、
哲学の力が発揮されているのである。
だから哲学とは、私たちの目に見えぬ統御する力、権力の源泉に他ならない。

2003.01.25.FM放送

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河合塾ドットネット e-ラーニング 
GES進学からGES河合生に贈呈します。
かならず、有効に活用してください。
特に3休ですので。
広島-名古屋-東京です。
あと、睡眠時間正味3時間で新山口駅です。
2日に1日徹夜続きで、過労ぎみかな。
GES進学生に必ずいい情報を持ち帰ります。


育つ葉Ⅱ

2007-06-02 05:51:36 | 日記・エッセイ・コラム
真っ白なキャンパスに何を描こうか。
さくらのつぼみかなあ。
さくらの花かなあ。
桜の木かなあ。
キミの心はどれにピッタリしてる。
つぼみだ。
今から、ボクは大きくなるんだから。
パパ、つぼみを描くよ。
そうだね。
でも、必ず、咲かせてあげるんだよ。
それが、キミそのものだから。
うん、わかった。
必ず、きれいな桜を咲かせるよ。
パパは見ておこうね。
絶対に手は貸さないよ。いいね。
さくらのつぼみはキミに命を
預けたのだから。
キミの存在がさくらの生きがいと
なり、花開くんだよ。
キミもさくらの必要条件の存在で
いいんだよ。
パパとキミの関係と同じだよ。
いいね。さくらはキミが見ている限り、
必ず咲く。
そのとき、キミは立派な青年に
なってるよ。

Written by Hiroshi Kimura

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